“ミステリーの女王“とも称されるアガサ・クリスティーの傑作小説を、ジョニー・デップ、ペネロペ・クルス、ミシェル・ファイファー、デイジー・リドリーら豪華キャストで映画化。世界的名探偵エルキュール・ポアロが、豪華列車・オリエント急行で起こった密室殺人事件に挑む。
巨匠ケネス・ブラナーが監督を務め、自身で名探偵ポアロを熱演する。
12/22 TOHO日本橋の大画面で見ました。
よく知られている アガサ・クリスティーの「オリエント急行殺人事件」は、豪華な俳優陣が話題になる名作が多い。
今回のお目当ては、ジョニー・デップです。 殺されて当然の悪役・・・。
予告編やパンフレットで見るケネス・ブラナーのポワロは、イマイチぴんとこなかった。
ポワロと言えば、デヴィッド・スーシェ ですよね。 → Wikipedia
今回はいったいどんなポワロになるのか、あまり期待していなかったのですが、映画が始まって数分後には、すっかり 「ケネス・ブラナーのポワロ」に引き込まれている。我ながら驚きです!
ポワロが、ディケンズを読みながら腹を抱えて大笑いしているところも新鮮で印象的だった。
それと あのひげ!! 二重になってるし あごひげも。o(*'o'*)o
豪華なオリエント急行が、たった4両なのも意外でした。
遠くから景色の一部として見る印象と 車内の雰囲気が全然違います。
侯爵夫人も伯爵夫妻も悪人もみんな ちっぽけな箱の中にいるわけですから。
そして雪崩の場面の迫力や、切り立ったがけっぷちに脱線して立ち往生した車両の危うさ。
自然の雄大な中での人間の確執のすさまじさ。
でも、このストーリーは 見るたびに釈然としない。
冒頭でポワロは 「白と黒しかない」というが・・・。
終わったあとも、いろいろ考えて頭がグルグル~~、すっかりアガサに遊ばれているのかも。
☆ オリエント急行殺人事件 原作を読みたい!
・ MP3 CD付 英語で読むオリエント急行殺人事件 Murder on The Orient Express【日英対訳】
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