パそぼのあれこれフリーク:Part2

2022年5月にAutopageブログ「パそぼとベルルのあれこれフリーク」から引っ越し、同じ内容で書き続けます。

◎2014年11月N響定期は ネルロ・サンティのイタリアづくし

2014-11-22 22:49:00 | N響定期演奏会

2014年11月22日(土) N響 定期公演です ♪

代々木公園では、「2014年東京朝市アースデイマーケット」開催中。
コンサートの前に、のぞいてみましょう!
 ⇒ Myブログ:2014年東京朝市アースデイマーケット

NHKホール前の木々はすっかり紅葉しています。

  
めも:2014/11/22 940SH AS で撮影

第1794回 定期公演 Cプログラム
指揮 : ネルロ・サンティ → Wikipedia

 ロッシーニ/歌劇「どろぼうかささぎ」序曲
 ベルリオーズ/序曲「ローマの謝肉祭」作品9 
 チャイコフスキー/イタリア奇想曲 作品45 
 レスピーギ/交響詩「ローマの松」 

ゆったりと舞台を歩く指揮者のサンティさん。
指揮台に登りお辞儀をしたとたん、振り向きざまに演奏が始まりました。
秋の紅葉した木々のような鮮やかな音色。
キビキビしたタクトさばき。 すっかり惹きこまれてしまいます。
さすが、オペラの巨匠。
歌劇「どろぼうかささぎ」序曲、最も印象に残る演奏イチオシ♪

演奏後の拍手に答えて出てきたサンティさんは、そのまま舞台にいて
オケはチューニングをし、次の曲へ

ベルリオーズの序曲「ローマの謝肉祭」、イタリアに行きたくなるような楽しい演奏です。

チャイコフスキーの「イタリア奇想曲」は、イタリアと言ってもやっぱりロシア~。
前の2曲とは、弦の音色がまったく違うのに驚きです。

そして最後は、レスピーギの交響詩「ローマの松」
 いたずらっこが遊ぶ〈ボルゲーゼ荘の松〉
 映画ベン・ハーを連想する〈カタコンブ付近の松〉
 小鳥の声がなんともわざとらしい〈ジャニコロの松〉
 古代ローマ帝国の軍隊の行進が、威風堂々と。〈アッピア街道の松〉
おなじみの曲が、とっても新鮮に聞こえました。

鳴り止まない拍手にも、素早く対応して私達をけむにまいた老マエストロ。
素晴らしいコンサートでした。
11月定期公演の聴きどころ
11月の定期公演にはレナード・スラットキンとネルロ・サンティのふたりの指揮者が登場する。
サンティはBプロとCプロで、イタリア音楽およびイタリアを題材とした作品を中心にプログラムを組んだ。
いずれもオーケストラを聴く醍だい醐ご味みを味わえるような多彩で華やかな曲が並んだ。
スラットキンとサンティ、ともにN響とは豊富な共演歴を誇る名匠だけに、鮮やかで精彩に富んだ演奏をくりひろげてくれるにちがいない。
音楽でローマを旅するCプロ
Cプロもネルロ・サンティが指揮する。
こちらもイタリア音楽とイタリアを題材とした作品が並ぶ変則イタリア・プロ。
ロッシーニの《歌劇「どろぼうかささぎ」序曲》で始まり、ローマへの留学経験を持つベルリオーズの《序曲「ローマの謝肉祭」》、ローマへの旅をきっかけに書かれたチャイコフスキーの《イタリア奇想曲》、そしてレスピーギの《交響詩「ローマの松」》と、あたかも音楽でローマを旅するようなプログラムが組まれている。
 いずれの作品でもサンティの雄弁な語り口が発揮されそうだが、最大の聴きどころは、レスピーギの《ローマの松》だろうか。
色彩的なオーケストレーション、ブラス・セクションの輝かしくパワフルなサウンド、豊かな幻想味と壮麗このうえないクライマックスなど、オーケストラを聴く楽しみがぎっしりとつまっている。
マエストロ熟練の技が、客席を大いにわかせてくれることだろう。
(飯尾洋一/音楽ジャーナリスト)


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1 コメント

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Unknown (ベルル)
2015-01-18 22:26:54
2015/01/18 TVでコンサートを聴いています。
サンティさんの歌いながらのリハーサル風景や、
インタビューの言葉「芸術は人を一つにする」が印象的。
(このコメントは、自分用メモです)
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