Hei!(「ヘイ」って読んで「やあ」って意味)~義務教育世界一の秘密

義務教育世界一の国の教師養成の実態を探る旅。フィンランドの魅力もリポート!その他,教育のこと気にとめた風景など徒然に。

ぼろは着ててもこころ・・・

2007年07月29日 | Weblog
7/27に「ぼろは着ててもこころの錦」って書いたんだけれど,実はその時点で少し気になっていたことがあった。「ぼろは着ててもこころ『の』錦」なのか,「ぼろは着ててもこころ『は』錦」なのかってことだ

頭の中で再生される水前寺清子さんは,背筋を伸ばして確かに「ぼろは着ててもこころの錦」って唄っている。でも「ぼろ」と「錦」を並列させる意味の分かりやすさから考えれば「ぼろは着ててもこころは錦」で,もしかしたら聞き違いや記憶違いだったのか?ってね。

で,山口県東和町出身の作詞家,星野哲郎氏による「いっぽんどっこの唄」(1966年)を調べてみると,

ぼろは着てても こころの錦
どんな花より きれいだぜ
若いときゃ 二度ない
どんとやれ 男なら
人のやれない ことをやれ

やはり前者だった。ちょっと安心。

ところが,Googleで簡単に検索をかけてみると,ヒット数は

「ぼろは着ててもこころの錦」→98件
「ぼろは着ててもこころは錦」→315件

「ぼろは着てても心の錦」→551件
「ぼろは着てても心は錦」→1530件

どうも「こころ(心)は錦」って覚えて(使って)いる人が約3倍多いようだ。自分の記憶を曖昧なものと考えて,言葉の意味で確認し直して記憶した結果だろうか。面白い。

写真はヘルシンキ大附属学校食堂に設置されていた現代アート。もちろん背景は食堂,スゴイ吹き抜けでしょ。ちなみにフィンランドでは給食は無料で提供されるため,給食費未納などの問題で子どもが辛い思いをすることがありません。また,ブッフェスタイルで自分の好きなものを好きなだけとって食べてます。大変美味です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする