シルヴィ・ジラルデ,クレール・メルロ・ポンティ,ネストール・サラ共著『ピカソとあそぼう!』ブロンズ新社,1998年,ISBN:9784893091505(絶版)。
「あそぼう!」って言ってるくらいですから,あそんでます。どうやってかって?ハイ,例えば,見開きの両ページにピカソの絵「水浴する女たち」があって,次のような問いが示されています。
《このページの「水浴する女たち」には,7つのまちがいがある。見つけてみよう》
といった具合です。テレビ番組ではよく取り上げられる手法ですが,何ともワクワクしそうでしょ。
授業のときには,児童・生徒が楽しい活動をする(あそんでるつもりになっている!)一方で,授業者は別の狙いを持っていることがあります。いえ,むしろ優れた授業はそういうことが多いものです。この本もきっとそうでしょうが,上記したような問いに答えようとして,子どもたちはこの絵を知らず知らずのうちに「よく見てしまう」のです。権威主義的に「よく見なさい」なんて言わなくてもね。
※ピカソつながりで言えば,ここから例えばピカソの作品様式の変遷をふまえ,「たけしの誰でもピカソ」(テレビ東京)に取り上げられているような現代アートに教材を発展させるなんて手があるかも。ちょっと飛びすぎかな?
※写真は表紙の右部分が少し欠けてます。スキャナで全体が撮れませんでした(^^;)。
「あそぼう!」って言ってるくらいですから,あそんでます。どうやってかって?ハイ,例えば,見開きの両ページにピカソの絵「水浴する女たち」があって,次のような問いが示されています。
《このページの「水浴する女たち」には,7つのまちがいがある。見つけてみよう》
といった具合です。テレビ番組ではよく取り上げられる手法ですが,何ともワクワクしそうでしょ。
授業のときには,児童・生徒が楽しい活動をする(あそんでるつもりになっている!)一方で,授業者は別の狙いを持っていることがあります。いえ,むしろ優れた授業はそういうことが多いものです。この本もきっとそうでしょうが,上記したような問いに答えようとして,子どもたちはこの絵を知らず知らずのうちに「よく見てしまう」のです。権威主義的に「よく見なさい」なんて言わなくてもね。
※ピカソつながりで言えば,ここから例えばピカソの作品様式の変遷をふまえ,「たけしの誰でもピカソ」(テレビ東京)に取り上げられているような現代アートに教材を発展させるなんて手があるかも。ちょっと飛びすぎかな?
※写真は表紙の右部分が少し欠けてます。スキャナで全体が撮れませんでした(^^;)。