Hei!(「ヘイ」って読んで「やあ」って意味)~義務教育世界一の秘密

義務教育世界一の国の教師養成の実態を探る旅。フィンランドの魅力もリポート!その他,教育のこと気にとめた風景など徒然に。

シャガールとあそぼう!

2007年09月06日 | Weblog
シルヴィ・ジラルデ,クレール・メルロ・ポンティ,ネストール・サラ共著『シャガールとあそぼう!』ブロンズ新社,1999年,ISBN:9784893091710(絶版)。

「あそぼう!」って言ってるくらいですから,これまたあそんでます。どうやってかって?ハイ,「花になった羽毛」(1943年)(←表紙写真の絵)では,見開きの右ページにこの作品,左ページには曲線のきれいなパレットのうえに青,赤,白,緑,黄・・・少し混ざり合ったりもしています・・・そして,

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おしゃれな雄鳥だね!
きれいな青い目をして,真珠のネックレスをしている。
それに羽根は,色とりどりの花になっている。
赤,緑,黄,青・・・シャガールはたくさんの色を使うのが好きだった。

《パレットからシャガールが使った色をさがしてみよう》

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と提案が。何ともドキドキしそうでしょ。これまた,問いに答えようと,子どもたちはこの絵を知らず知らずのうちに「よく見てしまう」のです。権威主義的に「よく見なさい」なんて言わなくてもね。そして自然と「シャガール・ブルー」にも目が向いていく・・・。

シャガールといえば,パリから北北東約130キロに位置する街ランスのランス・ノートルダム大聖堂(Cathédrale Notre-Dame de Reims)には,シャガールのステンドグラスがあるそうですね。ユネスコの世界遺産にも登録されているらしいです。行ってみたいなぁ。

※写真は表紙の右部分が少し欠けてます。スキャナで全体が撮れませんでした(^^;)。
コメント
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