７月８日（水） 梅雨の 間に間に

　天気予報には傘マークは出ていなかったのに朝から雨が落ちている。

　こんな日は撮るのをやめて、最近撮った写真を見直すことにした。
毎日いっぱい写真を撮って日の目を見ない写真がいっぱい出来る。
　そんな写真に日をあててみた。　私にシャッターを押させた何かがあるはず。

　カメを撮ったのだが、池に映った梅雨空を撮りたかった気もする。

梅雨の 間に間に

　晴れた青空で撮ってやれば良いのに。
でも曇天で見えている色のほうが、人の願いの複雑さを感じるのではと勝手に思った。
　でも本当は風に反応したのかも。

梅雨の 間に間に

　私が小学生の頃、車が落とすこの色は文明の虹色だった。

水溜り

　所沢から飯能に移り住んで３０年近くになる。

　越してきてまもなく、昔田舎で普通に見ていていつの間にか見なくなった風景に突然出会った。
　梅雨の晴れ間の日であった。
通勤に急ぐ私の足元に、突如青い空と白い雲を映した水溜りが現れた。
それは現実の世界以上に澄み切って底なしに広かった。
　子供の頃の記憶が突然呼び覚まされた。ここに住むんだ、素直に思えた瞬間だった。　水溜りへのこだわりはそれ以来だ。

　

７月７日の満月

　七夕だ。しかも満月だ。

　数日前からこの日に月が見られる天気になるとは予想できなかった。
駅で浴衣姿の女性を見て、満月と雲を眺めながら自宅に入ろうとした。

　今日がこのまま終わってはいけないようなそわそわ感は何だ。
まだ若い血が残っていたのか。
　
　

追加の 一枚

　今日の写真はなしで終わる予定であったが、
日没間際に昼間と打って変わった夕焼けを見せるではないか。
　一枚今日の写真を急遽追加します。