５月１６日（日） 三社祭 （その１）

　　”浅草　雷門前”

　都内へ出かけている私に、帰ろうとしたら電話がかかってきた。
「浅草で三社祭やってるって」。
　今日は用事を済ませてまっすぐ帰るつもりで出てきたから、
カメラのバッテリーも満タンではないし、メモリーも予備がない。
それより最初から心の準備がない。
　日ごろオーバーペースだ、出かけすぎだとブレーキ役のカミサンが知らせてくるとは。
おぬし、やっぱりカミサン、いや神さん。
　地下鉄を地上へ出ると、外が見えないうちに、みこしの掛け声かが聞こえてきた。
いつもは交通量の多い雷門前が歩行者天国になっている。それだけでもすごい開放感だ。
　

三社祭 ２

　もともと私は、祭りはそんなに好きでないことを以前書いたような気がする。
まして写真の被写体としてはさらにであった。
写真になりそうな素材にすり寄っていくような写真ライフを良しとしなかったのだ。
　でも、出かけた先でたまたま祭りに遭遇するというのは大いにＯＫなんです。

三社祭 ３

　　”雷門前　”

　田舎から東京に出てきた人は最初は誰もがやると思うが、
いわゆる東京の名の知れた場所に早く行ってみたいと思うことだ。
　銀座、東京タワー、上野、浅草、・・。
都電は15円だったし、山手線は30円で一周できた。
　中野にいた従兄弟に「私たちより行っている」と言われたものだ。
三社祭は、若かりし頃たまたま行った浅草で出会った祭りだったのです。

三社祭 ４

　東京へ出てきたばかりの田舎者にとって、三社祭はその対極にあるちゃきちゃきの江戸っ子の祭りだ。
　カルチャーショックと言うより、ただぼーと見ていただけだ。
　

三社祭 ５

　”スカイツリーが見える”

　

三社祭 ６

三社祭 ７

　祭りは小粋で明るく軽い感じがする。
太鼓のお囃子のリズムが心地よい軽やかさだ。
　秩父夜祭のお囃子は深い重々しさと激しさがあるが。
江戸っ子はあえてそこを重々しくしない粋さがある。

　三社祭、まだ写真がありますのもう少し続けます。

コチドリ １

　一昨日の写真からです。
里山で、まだ水の入った田は少ないのですが、水の入り始めた場所でコチドリが。

コチドリ ２

　あれ交尾が始まった。

コチドリ ３

今日 カッコウが鳴いた

　帰宅したら、テーブルに長いレンズがついたカメラが置いてある。
「どうしたの」と聞いたら、今日近くでカッコウが鳴いたというだ。
初鳴きだ。
　それでカメラを持ち出したが、使い慣れないレンズなのでズームロックが解除出来ず大変だった話。
　露出補正は考えている暇がなかったとのこと。
その後、四時半頃又近くで鳴いた。それっとばかりに飛び出したが飛び去るのを目撃しただけだった。
　日記ブログだから、出来はともかく報告しなければ。