6月15日。
サッカーの初戦は録画予約してあったのに、結局最後まで見てしまった。
昼間は暑いから午後三時過ぎに行こう。今度はカミさんも連れて。
沼の東、西、どちらからアプローチしようか。昨日目撃した東回りにした。
途中車を止めてカミサンに、「西の岸にカメラマン居る?」。
双眼鏡で数え始めた。、7,8,9、10人程だ。少し多いな。
少し走って沼にかかる橋が見えたら、どひゃ~。
駐車場は入れない。道路もびっしり。
都内ナンバーから神奈川ナンバーまで。
情報化時代の威力だ。
ようやく車を止めた近くに、前回この場でレンカクを撮られたKさんがおられた。
向こうは知らなくても、こちらは一方的に存じ上げている。名刺ももらっている。
「あれからもう何年経ちますかね」。5年位じゃないかという。
あの時は一日しか居なかった。
カミさんはKさんの近くに椅子に座って双眼鏡のみだ。
そこから沼に背を向ければ、昨日私が撮影した田が一望できる。
私は沼の橋の一番西側に陣取り、らんらんと目を輝かせた鳥探しの一員となった。
今日は、午前4時頃と8時頃現れて、それ以降は出ていないという。
(カミさんのお手柄)
橋の上で一時間ほど経ったろうか。カミさんからの携帯が鳴った。
抑えた声で、「ねえ、田んぼにちょっと変わった鳥が居るんだけど」。
鳥歴は私と同じ。そうとんちんかんな間違いはしないだろう。
「行くから」。私は橋を引き返しカミさんのもとへ。