昨日、12日間に及んだ、”異国の街へ”シリーズの旅写真が終わりました。
12日間に出した写真は220枚。撮った写真はその10倍以上ありました。
人の撮った写真を12日間も見ていて思うことがありました。
写歴50年を超える私の写真でも、似たようなものだな、と思ったことです。
身内は、一眼レフを持っていますが、いつも持ち出すのをおっくうがっていました。
そこで私のこのカメラを貸したのです。
「なんでもいいからいっぱい撮ってきて」
要望はそれだけ。
カメラの設定、露出補正、最低限を教えようとするのですがそれも面倒がる。
挙句に決まったのが ↓のすべてお任せモード。
結果は見ていただいた通り、露出を大きく外すということはありませんでした。
ISO感度も、絞り、シャッター、露出補正も、ピントを合わせる場所までカメラ任せ。
でも結構使えてました。
もちろんピントが合わないままシャッターが切れたものもかなりありました。
でも、高級一眼レフ信者で理屈を重んじる私にとっては、
全部お任せでここまで撮れちゃえば、
日ごろの私の苦労と理屈は何だったんだ。
ちょっとショックを受けました。
写真なんてシャッター押せばだれだって撮れるじゃん。
昔思ったことがよみがえる。