ricetta della vita

イタリア料理教室「COMODO」主宰 
美味しい話をしましょう

Baci di dama

2009-10-20 | スイーツ
ピエモンテの、雪だるまのようなドルチェを作った。名前を直訳すると「貴婦人のキス」というのですが、なぜそのように呼ぶかというと、菓子職人が身分の違う女性とのbacio(キス)を想像して作ったからとか、この雪だるまを横から見ると女性の唇と似ているからなどいくつかの説があるようですが、本当のところはどうなんでしょうかね。私としてはこのドルチェを口に入れたとき、どんな人でも唇が縦になるので、“まるで貴婦人がキスをするように”見えるからではないかと…なんだかイタリアらしいネーミングだね!

それにしても写真に撮ると生地のヒビ割れが目立つなあ オーブンの温度調整が原因か?生地にはシチリアのヘーゼルナッツを使用したが、アーモンドの粉末を入れるレシピもあるようだ。その場合、チョコクリームにヘーゼルナッツを挟んだりヌッテラを挟んだりするようだが、そしたらかなりくどいのでは?

P1010012


9月10日 レッスン12日目

2009-10-19 | イタリア滞在記
朝、私が出かけるときにウルスラが起きてきた。そして彼氏もなぜか泊まってた。あんたってば住人だったっけ?そりゃあ仕事場に近いけどね。

前日に大量のポレンタを作った。そして今日の前菜はそれの2次利用。1日たつと水分はあるもののところどころ塊になっているので、それを適当な大きさに切ってオーブンで焼いてチーズのディップをつけて食べた。ポレンタを切ったりそれに何かを混ぜるのかと思ったがそうではなかった。揚げることもあるそうだが、その場合はどんな仕上がりになるのだろう。

セコンドで、バッカラを使った。使用したのは半身だったがかなり大きい。下ごしらえとして骨抜きをした。身が大きいだけあって骨も太い。みんなで毛抜きをを持って格闘したなあ。その後にこれを揚げたのだが、ローズマリーを枝ごとバッサバッサこれでもかというくらい揚げ油に入れた。なるほど、香りづけにはかなり大量にいれないといけないんだね!。

帰りのバスは待っててもなかなか来なくて、が乗った時既にいっぱい。なのに、次のバス停で中国人が大量に乗りこんだ。降りる人がいてもよけないし、うるさいしかなり迷惑だった。中国の若者は男女で徒党を組んで行動する。日本人も若者も旅先に来てあのようなことをするのだろうか?どちらかというと、日本の男性は貧弱なタイプが多いから違うだろうな。数の脅威って本当に怖いよ。

夕方というか夜、maritoを迎えに空港まで向かう。乗換地のパリから連絡すると言っていたが…連絡が来ない。はて?飛行機が遅れてる?

ところで、空港まではシャトルバスに行くべく駅横のSITAで待っていたが、19時半の空港行きは最初は電光掲示板が表示されていたが、32分ごろに表示が消えた。おかしくない?だってバスはまだ到着してないんだよ。なんで始発なのに遅れるのかその理由を知りたいわ。結局バスの到着は45分。そしてあっという間に発車した。もちろん、遅れたことに対するアナウンスも何もなしで!

その後は無事にmaritoと会うことができ(連絡がなかったのは乗換え時間が少なくてシャルルドゴール空港の中を走りに走って、Fireze行きが出る1分前に乗込んだからという話だった。ていうか、その時間を選んだのは自分じゃなかったっけ?)、タクシーでホテルへ。ドライバーは女性でとても感じがよかった。




Dsc01780Dsc01779
Dsc01781Dsc01784


9月9日 レッスン11日目

2009-10-18 | イタリア滞在記
今日も少し早めに先生のお宅に着いたので、時間まで待っていたら見知らぬ韓国人(見知りの韓国人はいないが)から、「アンニョンハセヨ」と言われた。黙っていたら「Di dove sei?」ときたので「Giappone」と答えると、「Dove’è?」と言うので、しょうがないから「Tokyo」と言うと、「Tokyoどこ?」って日本語喋れるんかい!きくだけきいて去って行った。ところであんたは何者よ?

セコンドで作った鳥肉の詰め物はとっても手のかかる作り方をした。サルシッチャの中身を崩してから鳥1羽の中に入れて煮込み、鳥が柔らかくなったらサルシッチャを取り出して煮汁の中に戻し、最後に鳥肉を切り分けて上からかける。詰め物の出し入れを何度も行うのでもちろん日常的なメニューではないし、周りにリゾットを飾ったりするとパーティー料理になると言われたが、、、ダブルで手がかかる。いつか作りましょう~いつかね!

ドルチェは小麦粉を使わないケーキ。なので仕上がりがとても軽い。写真ではわからないがオレンジの皮が1個分入っている。アクセントとして生クリームを添えると見た目も華やかになるだろう。

数日後に、maritoが旅行&見張り様子を見に日本からやって来る。しかし、今日届いたメールでケータイを買い換えたことが発覚。げっ!いつのまに!!!





Dsc01738Dsc01743
Dsc01747Dsc01752


ミルキークリームロール 

2009-10-15 | ドルチェ
美味しすぎる!この夏に限定発売されたものらしが、このたび全国発売となった!ご近所で早速買い求め、ひと口食べたら、美味しい~~~~~~~~!!!!!
危険だー!恵方巻きみたいに両手で持ってイッキ食いしてしまいそう!この大きさだったら平気かな!私の友人は夏になるとレディーボーデンのファミリーサイズを片手に持ってイッキ食いする。それに比べたらカワイイものだ!

P1010011P1010010


9月8日 レッスン10日目

2009-10-15 | イタリア滞在記
起きたら寒かったのでというよりも風が冷たいので、迷わず長袖を着た。しかし、外へ出てみるとキャミソールとか、生足サンダルとか、あんたたちそれで平気なの?人間は足から風邪を引くんだよ!季節がわからなくなるよ(;一_一) あ、シャワーもしかしてそろそろ冷たい予感(-_-メ)

バスはとても混んでいた。ドアのすぐ近くにしかいる場所がなくてドアが開くたびに体に当たる。移動したいが隣のおねーさんたちったら、ちっとも後ろにずれてくれない。自分たちがお話することの方が大事なのよね~(-.-)

いつものように早めに着いて先生のお宅の前で本を読んでいると、ほどなく先生がお買い物から帰って来た。重そうなスーパーの袋を私が変わって持った。どこまで行って来たんですかとたずねると、角のスーパーだという。どのへんの角かはわからないが、70近くなってこんな朝早くからお買い物に行ったりバイクに乗ったりと考えたらとっても元気だ。水泳もやってるからとってもどころかかなり元気だ!

こちらではにんじんというのは「切る」ことはしないのだろうか?にんじんを使うときは決まって便利なおろし器(縦型で4面のおろし器)が登場する(おかげで、ミニサイズを1?ショップで買ってしまった)。でも、日本でどこかの店でやはりにんじんが情けない形になっているサラダを食べた記憶があるから(それも1軒だけじゃない)、きっとどの家庭にもあるのだろう。

オーソブッコなんですけど、これが手に入らないってことで日本で作るのは無理だね。だいたい骨付き肉だからこそいい味が出るのであって、しかも子牛なんてとうてい無理!美味しかったからもう1切れぐらいいけた!

ズッパイングレーゼは多分ほとんど食べたことがないはず。だからなのか今ひとつ味がつかめない。こういうもの?カスタードクリームは結構甘かったし、もう少しバニラをきかせてもいいはず。いくつかの店で食べないとわかりませんな~

でもって、帰りはなんとなくサンタ・マリーア・ノヴェッラ教会へ行ってみた。?2.5リーズナブル。しかし、隣の回廊は?2.75.両方でお金がかかるのね~。祭壇後ろの壁画はすばらしかった。けれど、ブルネレッスキのイエスはいなかった。せっかくみどりちゃんの本を読んでいたのに、いったいどこへ行ったんだ?なにげにヴァザーリもあったし、ボッティチェッリにあったが高い位置にあるので彼の作品だと感じることができなかった。

Dsc01714Dsc01715
Dsc01717Dsc01724