主人は休みの日。
壬生娘は早出だったので早めに帰ってきた。
私、レッスンのキャンセルがでて、
おかげさまで ゆっくりご飯を作って
メアリーは仕事だけれど、
主人と、壬生娘と私とで、こんなにゆっくり話しながら夕飯食べたの
久しぶりね。
壬生娘がお味噌汁を。私が親子どんぶり。
ばあさんが小松菜の炒め煮を作ってくれてた。
主人に親子どんぶりをよそった。
話が弾んだ。
なんか主人がご飯を食べあぐねている。
わたしも話で夢中で主人が一人でおかわりしていた事実を見過ごしていた。
食べあぐねている主人はどんぶり2杯目だったのだ。
そりゃ食べすぎだよ。
仕方ないな・・と壬生娘も相当食べたはずだけど
主人のを手伝って食べる。
別にそれでいいならそれでいいのよ。
無事、話も弾んでたのしい夕食だった。
さて 片付けっと・・・
振り返ってコンロにのっかてるおなべを覗き込んだ。
・・・・・・・・・・・・
ない ない 。
「あのね うちにはまだもう一人娘がいるんだよ」
「あ.. ごめん」
いいよね ごめんですんで。
その娘は仕事で、まだ帰っていないのよ。
娘の分は考えないのか?
おかわりを食べあぐねているぐらいいれたんだから
メアリーの分がないんだよ。
残すってこと考えないの?
そんなに親子どんぶりがおいしかったのね。
わたしが おかわりをついであげなかったから?
いや あなたはいい人だから、自分のおかわりぐらい
自分でしたのよね。
主人が新宅に行ったのを確かめてから
壬生娘に ブツブツと。
メアリーには私がなんかつくるからと壬生娘が。
メアリーは小食だからおなべの底のをかき集めたら
なんとかなるか・・・。 すまんね メアリー。
パパのしつけが悪くて。