ヤケ酒を飲んで
市営グランドの柵を乗り越えたら
そこは満天の星々
ぼくだけの舞台
なにひとつ
歌の聞こえてこない
寝そべって見上げれば
空も 地球も
蒼穹の夢の欠片のよう
円形競技場みたいな市営グランドを
おそるおそる
素足で歩いてみたよ
喚声はもう遠い過去のこと
昨日君と別れてきた
街の雑踏も
まるでいまでは海底の葬送
花火が欲しかったので
バーンと喚声を上げてみたよ
眼のなかいっぱいに
破裂するのは涙だろうか
さよなら
いつも風の中だった20世紀
さよなら
いつも奴隷たちの国というより
家畜たちの国だった祖国
市営グランドの柵を乗り越えたら
そこは満天の星々
ぼくだけの舞台
なにひとつ
歌の聞こえてこない
寝そべって見上げれば
空も 地球も
蒼穹の夢の欠片のよう
円形競技場みたいな市営グランドを
おそるおそる
素足で歩いてみたよ
喚声はもう遠い過去のこと
昨日君と別れてきた
街の雑踏も
まるでいまでは海底の葬送
花火が欲しかったので
バーンと喚声を上げてみたよ
眼のなかいっぱいに
破裂するのは涙だろうか
さよなら
いつも風の中だった20世紀
さよなら
いつも奴隷たちの国というより
家畜たちの国だった祖国