詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

2008年08月05日 | 日記
また朝が明けてきて
鳥たちが鳴きはじめてしまった

ぼくだけにしか
わからない朝の哀しさ
昨夜もまた
生きて延びてしまったという哀しさ

ぼくの初恋のひとそっくりの
中島みゆきは
「ああ 人はむかしむかし
 鳥だったのかもしれないよ
 こんなにも こんなにも
 空が恋しい」
と歌ったけど
ぼくの哀しさは断じて違う!

昨日もまた
惰性で生きてしまったという哀しさ
弱い者を貪り尽くし
この国の未来のすべてを奪い尽くす
奴らと刺し違えることのできなかったという
哀しさだ