「さよなら・・また明日」
何度君にそう呟いただろうか
いつもの黄昏の街角で
自転車で去ってゆくきみの後姿へと
認知症で寝たきりの母にも
「おやすみ母さん」
「いい夢をね」
明日には たぶん
明日の風が吹いているのだろう
明日は
ぼくやきみが
何もかも無くして
震えているかもしれない日だけれど
それでも「また明日ね」と
希望を込めて呟くしかない
誰だって
どんな権力や権威だろうと
明日も生きようという生命を
抹殺することなんかできないのだから
何度君にそう呟いただろうか
いつもの黄昏の街角で
自転車で去ってゆくきみの後姿へと
認知症で寝たきりの母にも
「おやすみ母さん」
「いい夢をね」
明日には たぶん
明日の風が吹いているのだろう
明日は
ぼくやきみが
何もかも無くして
震えているかもしれない日だけれど
それでも「また明日ね」と
希望を込めて呟くしかない
誰だって
どんな権力や権威だろうと
明日も生きようという生命を
抹殺することなんかできないのだから