詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

川柳作家・乱鬼龍が面白い

2008年08月30日 | 日記

  午前五時苦役のドラマ今朝も明け 
 
  充電もしない戦いなら負ける 
 
  生きてゆく矛盾と死んでゆく矛盾 
 
  生きるだけ生きてみようという夕日 
 
  日本を棄てよと天の声がする 

  明けましてただ悪政の山があり

  戦いを自分を変える年が明け

  亡国を知らぬテレビがはしゃぎあい

  戦後史という敗戦が視えないか

  建設へひとつひとつを破壊する

反米と嫌米で塗る世界地図

炭疽菌どこかで誰かほくそえむ

亡びへの道が派兵の先にある

マスコミという大本営は今も生き

戦争を煽る走狗のしたり顔

さらに多くの最近の川柳や狂歌はーhttp://www.labornetjp.org/news/2006/1136517751551staff01

青い短パン (辺境詩手帳より NO.1)

2008年08月30日 | 日記
いよいよ
パンツひとつでは
寒くなってきてしまった
お気に入りのでかパンも
とうとう三年目で
大きな穴が開いてしまった

最近のパンツは
なんて穴が開くのが早いのかと
恨めしげに天を仰ぐ

十年以上穿いていた青い短パンを
捨てずに取って置けばよかった
尻からのクレバスが
とうとうゴムにまで達してしまって
もうそれ以上
越冬は不可能と断念したのだった

年がら年中
穿いていた青い短パン
ジョギングの時も
会社へ行く時も
母の介護の最中も

まるで
初めて着た柔道着みたいに
ごわごわで
ばりばりだった青い短パン
ぼくの青春時代の
すべてを知っていた青い短パン