詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

猛暑のち雷雨

2008年08月21日 | 日記
平等でありたいという願いがあるから
殺意なんかを覚えるのかもしれない
きみを
愛したいという未練がありつづけるから
こんなにも哀しいのかもしれない

ヒリヒリと乾いた喉に耐え切れず
後から後から降る雨を振り仰ぎ
泣きじゃくりながら
貪り飲んでた

それから
なんにも考えずに
ハンドルを握りしめて
雷がこの車を直撃したら
いったいどうなるんだべかと
哄笑しながら

世の中には相変わらず
不正と差別が満ち満ちているけど
雨だけは誰の上にも公平に
ザブザブと降りしきる
死だって
いつやって来るのか
どんな偉そうな奴にもわからない