詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

最近の詩 (推敲形)

2009年08月29日 | 日記
 (1)  土管

夢のなかの原っぱのあちこちには
土管が思い思いにごろんごろん
泥んこの猫さんたちが
その土管を行ったり来たり

土管の中に住みたいと
思っていた子供時代

土管へは
いつも懐かしい風が吹いてて
どこへ通じているのか
どこから続いてるのか
わからない一本の道

道のすぐ側には
空を写す池がひとつあって
水面に写っているのはいつも
丘を越えてゆく雲ばかり


  (2)  ナイフ

雨上がりの
虹が昇ってきた朝に

ポケットの中の
ナイフだけを握りしめて
廃線の果てのあの町から
この世界にやってきたんだ

きみから贈られた
赤い小さなナイフ
スイス国旗が刻まれた
しんやりとしたナイフだけを
握りしめてやってきたんだ

このナイフで
なんどビールの栓を抜き
なんど
山小屋のストーブの前で
きみを想いながら
缶詰を開けたことだろう

きみを見舞った
夕暮れの病室の片隅で
真っ赤な林檎を片手に
「最後まで切らずに皮をむけるんだよ」と・・

きみの死から 
もう十年も経つというのに
まるでいよいよ赤く
色褪せることのないナイフ

きらり きらきら
水の中のナイフみたいな
きみの思いで一杯のナイフ

そのナイフだけを片手に
帰ろうかふるさとへ
ふるさとにはもう
誰も待つ人もいないのに


 (3)  いつまでもお元気で

雨の日も 風の日も
美しくて醜いのは
人間ばかりじゃない

誰もが
目をそむけて見ようとしないものにだって
あらゆるものが満ち溢れている

そう思い知らされたのは
年末年始での老人ホームでのアルバイト

盲目で車椅子で
まともに話すことのできない老女にだって
会うたびに
「こんな年寄りはもう死んだ方がいいんです」と呟いてた老人にもだって・・

「こんにちは」
「ありがとう」
「お元気で」

いままでのあなたちで
ずっとあって欲しい
いつまでもお元気で


 (4)  還ろう

還ろうと
ふっと呟いていた

この世界へとやって来た時のように
大声で叫びながら

それが
ありとあらゆる死者のこころや
ほろびゆく文明が
声高らかに叫んでいたこと


  (5)パンのミミ

子供時代からずっと
パンの中身より
パンのミミの方が大好きだった

歯ごたえのある
パンのミミが一番のご馳走だと思ってた

いつもはらぺこだった学生時代
大きな袋に詰められた
一袋数十円のパンのミミで
何度飢え死の危機を救われたことだろ

パンのミミこそを
ぼくは生涯愛しつづけよう


  (6)カプカプ

一日の終りになると
夜空を見上げたくなる

今日の
ぼくやきみや 
あれやこれやを思い出しながら
結局はいつもみたいにため息

目には見えてはいないけれど
確かに
存在しているはずの星々なのだと
ぼくやきみや
あれやこれやを
茜色の空に感じながら

たぶん ぼくらは
農薬や 毒まみれや
アメリカからの
狂牛病の肉を食べ過ぎたり
それで大儲けした奴らの
言うがまますぎたんだろう

みんなとっくに
脳味噌が腐ってしまったんだろう

いつだって
人体実験の場だった学校給食や
コンビニ弁当たちよ
偽装だらけだった日本低国よ

もはやすべての
ぼくらの醜悪さに
おさらばする季節がやって来た

少女は
自分の腕に
リストカットを繰り返し
子猫はあい変わらず
自分の尻尾に噛みつき

人間たちは
自分の影に怯えては
弱い者いじめに精を出す奴らの言うがまま

カプカプとまた
今日という疲れだけの一日
揺れるブランコに 
ふっと思い出した
ふるさとの少女の想い出

人生など
好きなように
塗ったくればいいだけの話しというのに


  (7)  「てんさぐの花」(鳳仙花)

雨をずっと歩いてきた夜勤帰り
沖縄の女性歌手の歌を聴きながら

在沖縄米軍の犯罪は
性犯罪であり交通事故であれ
ほとんどが
沖縄人の泣き寝入りだという

沖縄には
世界一美しい珊瑚の海や浜があって
それらのほとんどは
内地の観光資本のために破壊され放題

爪を染める花を歌ったという
「てんさぐの花」(鳳仙花)は
爪を染める花のように
親の教えも
心に染め付けなさいという内容とか

沖縄で新聞記者になったばかりのぼくの知人が
じきに定年退職という刑事に
警察署裏へと呼びだされて

その老刑事が警察署の裏庭で
山となった証拠写真等を燃やしていたという
沖縄の性犯罪被害者たちの
目にするのも悲惨な被害写真や証拠書類

「どうして燃やしてしまうんですか?」と聴くぼくの知人に
大粒の涙をこぼしながらの
その老刑事の言葉は
「この無念さを、君にも覚えておいて欲しかったから」

韓国人が
アメリカ人を憎むのは
たぶんそのせいなんだろうと思う
日本人は 
その役割をずっと
沖縄人に任せっぱなし


  (8) 涙ポロポロ

先日面会に行った時
銀行強盗をやった君が
「すまなかった」と
涙をポロポロ

ぼくもまた
「つい言いすぎてしまった」とポロポロ

自分の不甲斐なさに
涙が止まらなかった父の葬式
怒りの涙のために
なにひと言言えなかった母の葬式

会社の上司の見舞いがあってすぐ
意識不明になって
その1週後にあの世に逝ってしまった母
その時の話をを聞こうとしたその上司は
どうしてだか その直後
遠い支社へと配置転換

怒りのためには
死ぬことだって可能なんだなと思っている
ついこの頃
どう自分の人生に
決着をつけたらいいものやら

新型インフルエンザパニックは意図的なものではないのか?

2009年08月29日 | 日記
糖尿病にもかかわらず、年末年始に老人ホームでアルバイトをやった経験からー
医者からは発作が起きたら砂糖水や甘いジュースを飲むようにと言われているが・・
年末年始にアルバイトした老人ホームでは、自分で食事を食べられない老人が二割近くいたし、先日亡くなった山城新吾氏も自分では食物を飲み込めないという症状だったという。

だから今回の新型インフルエンザでの死者数も、糖尿病等の他の病気での死と考えた方がいいのではと思う。そう考えると、下記のように、一般的インフルエンザにくらべるとはるかに軽症のインフルエンザと言わざるを得ない。製薬会社と厚生労働省と桝添大臣だけは違うみたいだけど・・

それにしても、原爆被害者を64年間もほったらかしにした厚生労働省、肝炎患者も薬害エイズ患者も世論の力にしぶしぶ救済した厚生労働省、数千万人の年金記録をどこかへ放り、年金でやりたい放題の贅沢や余計な施設を作ってはただみたいな値段で特定業者に払い下げ、アメリカでさえも神聖な国民財産は株という博打では運用しないのに・・去年は約10兆円の運用損(一昨年も赤字とか)という出鱈目ばかりやって、労働基準監督署では憲法違反の人権侵害をほとんど認めない厚生労働省の言うことなどいったい誰が信用するというのだ!!!
◆自公与党や厚生省・社会保険庁の税金でのやりたい放題「【舛添要一厚労相の狂言を批判】大事な税金を全て自分たちの利権や天下り官僚のために使ってきた自民党」はー
http://www.asyura2.com/09/senkyo69/msg/911.html


その点でこの日本一の国際政治学者の記事は見逃せない。
それは「インフルエンザ強制予防接種の恐怖 田中宇」ーhttp://tanakanews.com/090729flu.htm

《豚インフルエンザは、メッカ巡礼者などを通じて中東イスラム諸国に拡大するなど、感染地域を広げている。だが、全世界で確認されている死者は500人程度、感染者は9万人程度で、毎年やってくる季節性の一般的なインフルエンザによる死者が50万人、感染者が数百万人であることと比べると、その重篤さは大したものではない》

《近いうちにワクチンを強制的に接種される英国民にとって不運なことに、このワクチンはすでに副作用が懸念されている。このワクチンには、効力を増すための補剤(adjuvant)として「スクアレン油」(squalene oil)が使われている。スクアレンは栄養補給財として市販され、それ自体は人体に良いものとされているが、これをワクチンの補剤として使うと、1991年の湾岸戦争に従軍した米軍兵士が罹患した「湾岸戦争症候群」と同様の副作用が出る可能性があると指摘されている。関節炎、線維筋痛、リンパ節症、発疹、慢性疲労、脱毛、皮膚病、めまい、発熱、記憶障害など、20近い症状が併発しうる》

《米国では、1976年に豚インフルエンザが発生した時、製薬会社などの圧力を受け、米政府が米国民4000万人にワクチンを接種したが、このワクチンはギラン・バレー症候群という末梢神経障害の副作用を起こし、全米で約50万人がこの副作用に苦しみ、数十人が死亡する結果となった。その一方で、実際のインフルエンザは今回と同様、大した症状を出さなかった。今回の豚インフルエンザでは、欧州で1億3000万本のワクチン製造が予定されている。臨床試験なしで接種が行われると、欧州の無数の市民が副作用に苦しむ結果になりかねない

 製薬業界にとって至れり尽くせりなことに、米政府は最近、インフルエンザのワクチンを製造する製薬会社に対し、もしワクチンの副作用が出て多くの米国民が苦しみ、国民が製薬会社を提訴しても、製薬会社が有罪になることはないという免責の決定を行った。1976年のワクチン接種時の副作用問題で多数の裁判を起こされたので、製薬会社は今回、米政府がお願いしてもワクチンを作りたがらず、仕方がないので政府は免責条項を設けざるを得なかった、これは癒着などではない、という建前になっている》

 そもそも前回の記事に書いたように、米国の製薬会社は今年初め、ワクチン製造用に使うはずの猛毒の生のウイルスに、間違ったラベルをつけて欧州など各国の研究所に送りつけ、あやうくそこからウイルスが社会に広がって感染が起きかねない事態を引き起こしている。分析者の中には、製薬会社がウイルスをばらまいてインフルエンザを流行らせ、ワクチン需要を作り出そうとしたと疑っている人もいる。(豚インフルエンザの戦時体制)

《オーストラリアでは、専門家が「豚インフルエンザは実験室で作られた可能性がある」と言っている。今回のウイルスは、北米とアジアで流行った2種類の豚インフルエンザ、北米で流行った鳥インフルエンザ、それから人に流行するインフルエンザという4種類・3大陸のインフルエンザ・ウイルスが混じってできたものとされているが、こんな地域的に離れた場所に存在するいくつものウイルスが自然界で混合する可能性は非常に低く、人間が実験室で混ぜてばらまいたとしか思えないという分析だ》

◆ここの記事「副作用には保障するって?」も見逃せないーhttp://sensouhantai.blog25.fc2.com/
《新型インフルエンザの急造ワクチンで大もうけしたい連中が、わっさわっさと騒ぎ出している。通常は、ワクチンを製造するだけでも、ウィルスの発見から半年かかり、それから治験をして、ある程度の安全性を確認してから、人間に注射される。しかし、今回の急造ワクチンは、とりあえず作って、ほとんど治験もせずに、いきなり数千万人に半強制的に打ち込まれようとしている。
治験は、通常5年ほどかかるものを、わずか100例程度を速効でやるという。
それも、輸入品だけで、国産のものはフリーパスだ。

国内で必要とされるワクチンは5300万人分。国内メーカーが年末までに製造可能なのは1300万~1700万人分にとどまり、厚生労働省は、不足分を欧米などの大手ワクチンメーカーから輸入する方針だ。しかし、海外製ワクチンにはワクチンの効果を増強するため、国内製にはない添加物が含まれており、予期できない重い副作用が起こる可能性が懸念されている。
2009.8.27 読売 

舛添要一厚生労働相は27日、新型インフルエンザ対策について会見し、海外からワクチンを輸入する場合に、小児らを対象に国内で最低100例程度の臨床試験を実施する考えを示した。
2009.8.27 毎日 
通常のインフルエンザのワクチンでも、毎年100~200例くらいの副作用が報告されている。厚労省に正式に報告されたものだけだから、実際はもっと沢山あると思われる。

たとえば平成19年度は、2257万本のワクチンを使って、副作用の報告件数122例。うち、死亡が4,後遺症が5,未回復が11、不明が10,回復が92。ところが、死亡した4人全員と、後遺症の残った5人中3人は、「情報不足のため,インフルエンザワクチン接種との因果関係は評価できない。」という検討結果であり、要するに よくわからないね~ という結論なのである。

また、副作用を否定できない という見解になっているものは、その症状が副作用として知られているから、そう判断されているのであって、新型ワクチンのように、どんな副作用がでるか分からないものを、どうやって判断するのだろうか。
つまり、注射した目の前でぶっ倒れて死なない限り、「良く分からない」 ということにされてしまい、補償なんて出ないということだ。原爆の被害を認定するのでも64年もかかる国だなのだから、推して知るべしである。

こうした、急性の副作用以外にも、ワクチンには、いろいろな問題点が指摘されている。水俣病で有名な、有機水銀を使っているというのも、その一つだ。保存料として有機水銀のチメロサールというのを、一本に10μgほど使っているそうだ。毒性についての証明はされていないが、気持ちが悪いのはたしか。

なによりも、本当に効いているのか? ということ。
学校での集団接種が1962年から、予防接種法で義務になったのが1976年、任意接種となったのが1987年、集団接種がなくなったのが1994年。では、それだけやっていれば、インフルエンザは激減したかというと、ぜんぜんそんなことはない。 ー後略ー》

◆意図的かどうかは不明だけど・・インフルエンザウイルスパニックを最大限利用しようとしているこの国の政官財と思えるのはーhttp://asyura2.com/09/senkyo69/msg/592.html