詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

反戦川柳作家ー鶴 彬 つる あきら

2009年04月23日 | 日記
鶴 彬 つる あきら 川柳作家 1909.1.1-1938.9.14 石川県生まれ。高等小学校卒業後勤めた機屋の倒産により大阪に出る。プロレタリア川柳論争に出会い、共鳴。故里に帰り全日本無産者芸術連盟(ナップ)支部を結成するが、間もなくプロレタリア川柳会員として検挙される。昭和五年、金沢第七連隊に入営するも赤化事件で軍法会議にかけられ収監、拷問を受ける。刑期一年八ヶ月、二等兵のまま除隊するが常に警察の圧迫を受ける。掲載最終五句は「川柳人」(昭和十二年十一月 二八一号)に掲載された最後の作品だが、掲載と同時に密告告発により治安維持法違反に問われ留置。不潔不衛生で有名な留置場で、そこで赤痢にかかり移送先の病院で死亡(官憲の手により赤痢菌を盛られたという説もある)。二十九歳。ベッドに手錠で括りつけられていたという。「川柳人」を主宰し鶴彬の理解者だった井上信子は同時に検挙されたが高齢のため不拘束となった。掲載作は「鶴彬川柳選」と付し、『鶴彬全集』(たいまつ社 昭和五十二年九月)より抄録。


   鶴 彬     川柳選

 昭和三年
飢えにける舌――火を吐かんとして抜かれ
人見ずや奴隷のミイラ舌なきを
ロボットを殖やし全部を馘首する

 昭和四年
つけ込んで小作の娘買ひに来る
銃口に立つ大衆の中の父
自動車で錦紗で貧民街視察
神殿の地代をとりに来る地主
出征のあとに食へない老夫婦

 昭和五年
勲章やレールでふくれたドテッ腹
ゼネストだ花が咲かうが咲くまいがよ
主人なき譽の家にくもが巣を

 昭和九年
瓦斯タンク! 不平あつめてもりあがり
跳ねさせておいて鱗を削ぐ手際

 昭和十年
凶作を救へぬ仏を売り残してゐる
暁の曲譜を組んで闇にゐる
ふるさとの飢饉年期がまたかさみ
生き仏凡夫とおなじ臍をもち
飯櫃(めしびつ)の底にばったり突きあたる
地下へもぐって春へ春への導火線
銃剣で奪った美田の移民村
ふるさとは病ひと一しょに帰るとこ
武装のアゴヒモは葬列のやうに歌がない
赫灼の火となるときを待つ鉄よ
牧場へもえ出て喰はれる春の草
冬眠の蛙へせまる春の鍬
良心を楽屋においたステージの声
縛られた呂律のまゝに燃える歌
これからも不平言ふなと表彰状
血を吸ふたまゝのベルトで安全デー
玉の井に模範女工のなれの果て
売り値のよい娘のきれいさを羨まれてる
フジヤマとサクラの国の失業者
みな肺で死ぬる女工の募集札

 昭和十一年
けふのよき日の旗が立ってあぶれてしまふ
ざん壕で読む妹を売る手紙
修身にない孝行で淫売婦
貞操と今とり換へた紙幣の色
仲間を殺す弾丸をこさへる徹夜、徹夜
暁をいだいて闇にゐる蕾
枯れ芝よ! 団結して春を待つ
転向を拒んで妻に裏切られ
売られずにゐるは地主の阿魔ばかり
神代から連綿として飢ゑてゐる
日給で半分食へる献立表
王様のやうに働かぬ孔雀で美しい

 昭和十二年
鉄粉にこびりつかれて錆びる肺
息づまる煙の下の結核デー
タマ除けを産めよ殖やせよ勲章をやろう
葬列めいた花嫁花婿の列へ手をあげるヒットラー
ユダヤの血を絶てば狂犬の血が残るばかり
凶作つづきの田は鉱毒の泥の海
十年はつくれぬ田にされ飢えはじめ
殴られる鞭を軍馬は背負はされ
バイブルの背皮にされる羊の皮
正直に働く蟻を食ふけもの
蟻食ひの舌がとどかぬ地下の蟻
蟻食ひを噛み殺したまゝ死んだ蟻
パンを追ふ群衆となって金魚血走ってる
稼ぎ手を殺してならぬ千人針
枕木は土工の墓標となって延るレール
高梁(コーリャン)の実りへ戦車と靴の鋲
屍のゐないニュース映画で勇ましい
出征の門標があってがらんどうの小店
万歳とあげて行った手を大陸において来た
手と足をもいだ丸太にしてかへし
胎内の動きを知るころ骨がつき

◆反戦川柳作家鶴彬の漫画が見られるページはーhttp://www.labornetjp.org/news/2009/1240367975436staff01

◆このままでは権力による冤罪共犯者にされてしまう裁判員制度については『「二つ胴」を裁くということ ~裁判員制度と死刑~』ーhttp://www.japanpen.or.jp/e-bungeikan/opnn/OoharaYu04.html
◆貴重な情報が満載の今日の「天木直人のブログ」はーhttp://www.amakiblog.com/archives/2009/04/21/#001380

◆なかなか情報が伝わってこないフランス情報はーhttp://www.labornetjp.org/Column/20090421pari
◆上記に関連した「フランストヨタのストライキが勝利!~鎌田慧が連帯メッセージ」はーhttp://www.labornetjp.org/news/2009/1240331337675staff01

逆行

2009年04月22日 | 日記
夢の中では
時間は
どんどん遡っていってしまう

昼休みに会社を抜け出して
ブラブラしてると
「猪の餌場注意!」という看板
いくつかの木の柵の中では
猿よりも醜い生き物が数匹
藁を一生懸命積み上げている

霞んだ空を見上げると
西と東の丘の上には
どっちが どっちだか
わからないほど瓜二つの
銀色の太陽と月

数年前の昼休みに
空手の蹴りの練習中に開けてしまった
コンクリートブロックの隙間を
そっと押し開けて
工場が建ち並ぶ芝生へと滑り込む
「早くタイムカードを押さないと・・」

けれどもそこには
ファミレスやコンンビニやスーパーが林立
小学生らしき子供たちが道端で
あっちで数人 こっちで数人
話していたり 遊んでいたり

その中で見覚えのある子を探す
いたいた 
転校したての頃 
「一緒に掃除したくない」とか
言われて泣かされた
町一番のお金持ちの娘
「僕をおぼえてるかい?」
「いいえ」

でも早く
小学校を探さないといけない
どうして小学校なのか
その理由は
本人にもてんでわらない夢の中だけど

とうとう
絶対にぼくを忘れるはずのない奴
休みになるといつも
釣りに誘ってくれた親友を見つける
「ぼくを覚えてるかい?」
「ああ、いつも鉢巻してただろう」
「小学校はどっちなんだべか」

彼が指差した先には
とても驚いたはずなのに
それがなんだったのかは忘れてしまった

UFOだったのかもしれないし
町ができるはるか以前の
原始林の荒野だった気もする
奇声を発して 
その崖下へと
鹿の群れを追い落としてる
アイヌの狩人だったような気も・・

閨閥化した特権官僚支配政治とのガチンコ勝負、次の総選挙での争点は-

2009年04月21日 | 政治
日本もまだまだ捨てたもんじゃなく、まだまだ未来は残されてるのかもしれない。
北では青森市長選で反核燃の鹿内ひろしさんが当選とか、南では宝塚市長選で元社民党国会議員の【市民派】中川智子さんが社共の応援で 当選とか。

次の総選挙での争点は以下の5点であるべきだと思う。
(1)天下り禁止
(2)政治資金全面禁止
(3)景気回復のための減税的政策
(4)雇用・失業対策やセイフティネット充実等の国民生活支援
(5)年金問題、かんぽの宿等の徹底解明と責任者の処分

(1)天下り禁止についてはー
従来、天下りの受け皿だった○○法人等をすべて廃止して、そこへ投入されてきた税金十数兆円で新たな未来的プロジェクトを担当する「21世紀国民生活保護省」的な各省庁の上に立って指示を与える新組織を創設して、有能な官僚を活用すべきだと思う。そこでの高給官僚というなら国民も納得することだろう。そこで、以下の(3)(4)(5)についてや、年金問題や自然回復等のあらゆる21世紀の課題についてトータルな政策立案をさせ、各省庁へと指示させるべきと思う。その代わりに、違法行為をする反国民的無能官僚は即クビにできるようにする。

(2)企業献金全面禁止についてはー
相も変わらず冤罪的国策的捜査や法律違反を続ける検察・警察・司法組織の一新と、二度とこのような事を起こさないための、すべての捜査場面の映像化と、調書・証拠等の全面的情報開示の法制化が必要だ。そしてこれらの違法行為の遠因(金による政治支配)になっている企業献金の全面的禁止もまた。
(3)景気回復のための減税的政策についてはー
景気が回復するまで消費税減税をする。食料品分を税額ゼロにするのか、三パーセントに引き下げる。

(4)雇用・失業対策やセイフティネット充実等の国民生活支援についてはー
国・地方レベルでの失業対策事業や雇用創造と同時に、エンデがその遺言で提案したような「老化してゆく通貨」(年毎に通貨価値を減少して最後はゼロになる通貨)による「政府発行紙幣」や県・市町村が発行する「地域通貨」が相応しい。
前者は社会貢献&自然保護&国民購買力増大プロジェクト支援のために、後者は地方商店や地場産業支援のために活用されるべきと思う。

その際に、その中核となるような・・誰もが生活資金援助を受けながらの「技能向上職業訓練施設」を各市町村に作り、その都道府県・国家レベルでの人材育成をする国立&都道府県立「職業訓練大学」建設予算をすべて国が面倒をみるべきだ。
何故ならこれらは、失業者雇用対策のみならず、起業家支援や、地方振興や、國際的支援の人材育成のためでもあるのだから・・そしてこの方向にしかこの国の未来はありえないのだから。

(5)年金問題、かんぽの宿等の徹底解明と責任者の処分の手始めとして、年金基金の株での運用禁止が必要だ。かんぽの宿問題は100%国が株を持つ国有企業なのだから、きちんと国民への説明義務があると思う。

バラード賛歌

2009年04月21日 | 日記
閨閥化した特権官僚支配政治とのガチンコ勝負、最後の戦いの時代なのだと思う。
日本もまだまだ捨てたもんじゃなく、まだまだ未来は残されてるのかもしれない。
北では青森市長選で反核燃の鹿内ひろしさんが当選とか、南では宝塚市長選で元社民党国会議員の【市民派】中川智子さんが社共の応援で 当選とか。

バラードSFを読んで面白いという人間はたぶんありえない
バラードはいつだって意味不明なことを言っていた預言者

例外があるとしたら 多分
彼が原作の映画「太陽の帝国」を
観た人間だけなのかもしれないと思う

バラードの訃報を聞いて
バラードについて検索したけど
ほとんどが 
単に知識として
バラードについて語るサイトばかりだった

バラードこそは
幻視者ディックの後継者だったのだと思う
バラードこそが
20世紀が産んだ
最後の詩人だったのだと思う

我が友ー偉大なSF作家J・G・バラード氏が死去とか・・
僕の映画の師匠マッキーさん(http://page.cafe.ocn.ne.jp/profile/mackychan)のコメントで初めて知ってとても衝撃を受けた。

ディック作品と、ホラーの帝王キングの「バトルランナー」と、バラード作品がもう5年くらいずっと、僕の大好きなSFベスト3。詳しくはーhttp://news.goo.ne.jp/article/reuters/entertainment/JAPAN-375789.html

バラードのSFはとても難解だ。破滅的な未来予言など、誰にとっても身近ではないのだから・・けれども、この世界はいよいよ彼が予言したような世界となりつつある。

僕が最初に、バラード初期のこの世界の破滅を描いたSF群ー「狂風世界」「沈んだ世界」「燃える世界」「結晶世界」等を読んだ時の感想は・・どうしてこうも執拗に世界の終りを描くんだろうかだった。

それから、バラードは現実世界へと少しづつ歩みを進める。僕はこの頃のバラード作品が好きだ。僕が痴呆症で寝たきりになった母の介護をしながら、毎日時速140キロくらいで仕事場へと行き来していた頃に読んだ現代批判のSF群ー「クラッシュ」「コンクリートアイランド」「ハイライズ」・・特に高層建築での階級闘争がテーマの「ハイライズ」は、バラード作品の中では最も読みやすいのではと思う。

彼の自伝的映画「太陽の帝国」はまだ一度しか観ていないので・・できたら映画の師匠マッキーさんの映画評を読んでみたいなと思う。

バラードの自伝映画だと知ってたら、もっと真剣に観たのになとつくづく残念だ。バラードのすべては、この映画の中に隠されているのかもしれないなと思う。

もしも人生が、どこにもないその人間だけの・・図書館・博物館のようなものだと仮定するなら、「太陽の帝国」こそがバラードを理解するためのものであり、ぼくらがぼくらを理解するためのものではないのかと思う。

◆バラード作品についてはーhttp://www.silverboy.com/silverboy/jgb.htm
◆「J・G・バラード インタビュー」はーhttp://www.ltokyo.com/yanasita/works/mags/esq/jgb_int.html
◆正岡正剛の『J・G・バラード「時の声」』はーhttp://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0080.html

「原点」

2009年04月20日 | 日記
日本人には
倫理感なんてほとんどなく
せいぜい武士の
「名こそ惜しまんぐらい」だった

少し前まであったのは
亡き母がしょっちゅう言ってた
「世間さまに迷惑をかけないように」とか
寅さんが映画の中でしょっちゅう言ってた
「それを言っちゃおしまいよ」だったけど
ぼく自身も
そんな倫理なんか
もうとっくの昔に捨てている

それでは
それに代わる倫理とは
いったいなんなのだろうか

それは
法の前では誰もが平等といい
あらゆる差別を認めないという
憲法の根本の精神だ

日本人にとって
生きるか死ぬかというこの最後の時代
白黒をつけるガチンコ勝負をやるべきなのだだ
憲法を否定し続けてきた自公与党や政官財と
それに反対する反自公与党・政官財の勢力とで

それから逃げようとする卑怯な奴らは
それがマスコミや
民主党や共産党であろうと
君たちは卑怯者でしかないのだ

ぼくは断言する
この生きるか死ぬかという時代にあっては
時代を転換しようとしない者はすべて
卑怯者という烙印を押されることだろう
後世からは・・

僕が子供の頃
大好きだったオーティス・レディング
彼もまた
その才能を妬まれて
殺されたのではないかと思う

小沢民主党代表や植草教授のような
この国の首相になろうかという政治家や
もっとも優れた学者が
冤罪や国策捜査で罪を問われるような国なら
ましてや一般国民などは
いつ監獄へと連行されるかわからない国に違いない

出る釘を引き摺り下ろすことしか考えない愚者たちのこの国で
時代のポケットに生まれた天才歌手美空ひばりもまた
結局殺されたのかもしれない
一族が社会的に抹殺され
彼女は酒に溺れて死に
生まれ故郷の横浜での記念館建設さえ
拒絶されてしまい・・

原点は 誰にもある
原点は 誰にも必要なものだ
そして  原点とは
未来でまた
めぐり遭うべきものだ
原点はめぐりめぐってくるからこそ原点

◆今晩は「フワフワ・WOW・WOW」石川セリが聞きたいーhttp://www.youtube.com/watch?v=-s3osXkaOX0&feature=related

◆ビートルズの次に聞いたのがオーティス・レディングの「 Sitting on the dock of the bay」だった。(幼馴染の形見のそのレコードのB面が「エーメン」)。どうしてだかユーチューブにもアップされてないので、代わりに「Otis Redding - Shake」ーhttp://www.youtube.com/watch?v=LcYwDb_JMNg&NR=1
◆これはまたなんてノリがいいんだべか「Fa Fa Fa Fa Fa + [Stax Volt - 1967] HQ」ーhttp://www.youtube.com/watch?v=c-eNLcerd-U&NR=1
◆彼の「Satisfaction」はーhttp://www.youtube.com/watch?v=hQszoQJT0Tc&NR=1

◆昨年の紅白でびっくりしたのは秋元順子。彼女の「マディソン郡の恋」はーhttp://www.youtube.com/watch?v=6v169NJ9Ws0&feature=related
◆「紅白歌合戦 初出場歌手」を聞いていてて切ない「X Japan- Silent Jealousy Live 1991」はーhttp://www.youtube.com/watch?v=Jih_PdOcuE4

◆眠る前にもう一曲だけ。1972年で第23回NHK紅白歌合戦に初出場した「朱里エイコ /北国行きで」はー「http://www.youtube.com/watch?v=qf16b4n7TXQ」

数ヶ月たってから友人からの同窓会のメールを読み返してる

2009年04月20日 | Weblog
まだ一度も出たことがないけど、高校の同窓会を東京で毎年やってるらしい。時々は札幌でも。学校でも、社会に出ても・・一番の落ちこぼれの僕なので、なかなか出席しづらい。
いつも自分の居場所というか・・立ち位置が決められなくてウロウロしていた。
かなり極端すぎる生き方をしてきたけど、もっともっと極端な生き方をしてみたいなと思う。世界最高のハッカーを捕まえたファイマン教授の最後の弟子だった日本人は今頃どうしているんだろうかと時々思う。
彫刻家とハッカーと考古学者とが憧れの職業だった・・


    浜

学校の裏には
延々と真っ直ぐの浜があって
学校が終わってのぼくの日課は
柔道着に着替えて
そこを走ることだった

名ばかりの柔道部員で
走ることだけがぼくの存在証明だった
走るためにと
柔道じゃなくて
プロレスをやりに
学校へいっていたような日々だった

受かりそうな大学は
どこにもありそうになかった
将来の目標もなにもなかった

この世界での
ぼくの立ち位置は
あれからずっとみつからないまま
毎日毎日
沈みゆく夕陽に向かって走り続けていた
あの頃のぼくのまま

もしも・・
あの頃に戻れたら
いまはもうこの世にいない
君に愛を告げたい
そのあと
親孝行をちょっぴりしたあと
何もかもを捨てて
放浪の旅に出るべきだった

◆今晩はどうしてか、「フワフワ・WOW・WOW」石川セリが聞きたくなってーhttp://www.youtube.com/watch?v=-s3osXkaOX0&feature=related
◆声を聞いてるとまるでユーミンみたいな「石川セリ / ムーンライト・サーファー」はーhttp://www.youtube.com/watch?v=VHpuB3uR5Lg&feature=related
◆ユーミンというと『魔女の宅急便』でも流れてた「ルージュの伝言
」ーhttp://www.youtube.com/watch?v=VHpuB3uR5Lg&feature=related



無料テレビギャオとユ-チューブが見られなくなくなって悪戦苦闘だった・・

2009年04月19日 | 日記
原因はわからないけども、最終的には、インターネットエクスプローラーの修復(「コントロールパネル」の「アプリケーションの追加と削除」機能利用)と・・「システムの復元」を何度か繰り返したら、やっとどっちも観られるようになった。

◆ネットで興味深かったのは「カナビススタディーハウスのレポートに見る医療大麻の驚くべき力
」-http://www.news.janjan.jp/living/0904/0904171708/1.php
◆『森田知事は「小さな犯罪も見逃さない」!?』はーhttp://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/
◆いつまでも忘れるまいとい思いを込めて「民主主義が死んだ日 いとう一長さんの死を忘れまい」ーhttp://www.news.janjan.jp/living/0904/0904171726/1.php

◆韓国映画はほんとに驚き桃の木・・久々に観たエロチックな映画はーhttp://www.gyao.jp/sityou/catedetail/contents_id/cnt0083042/

奴隷・家畜国家日本の完成はもうじきだ

2009年04月17日 | 日記
いい加減にしろよと言いたい!
我々の血税にたかりつづけてきた、まるで吸血鬼のような特権官僚層や、閨閥化した政官財が考えてるのは・・日本人の抹殺ではないのかと思う。

そうでなければ、なんで、我々の血税で東南アジアから介護・看護研修生を連れてきて税金を使って一生懸命育成してるのか!これほど多くの日本人が失業で苦しみ、明日は自殺かも・・というところまで追い込まれてるというのに。いい加減にしろよ、税金泥棒どもよ!と言いたい。

終身雇用制度が崩壊し、いつクビになるかわからない、パワハラ・セクハラ・労災隠しやサービス残業・過労死が横行する・・なんの人権もない労働現場で、どんな人間が生き延びることができるというんだ!

民主党も小沢代表も、あくまでも正義を貫いて、筋をとおすべきなのだと思う。それで選挙に負けてもしょうがないではないかと思う。

この国の人間がそれだけつまらない奴隷や家畜みたいな人間が多かったというにすぎないのだから・・

日本の未来は政権交代、それをやり遂げる唯一の政治家、小沢一郎にかかってると思う。

こんな閨閥化した政官財、特に特権官僚たちのやりたい放題の国でいいのだろうか?というのが彼の本音だし、それは、日本人すべての思いだと思う。

日本の未来は政権交代、それをやり遂げる唯一の政治家、小沢一郎にかかってると思う。こんな閨閥化した政官財、特に特権官僚たちのやりたい放題の国でいいのだろうか?というのが彼の本音だし、それは、日本人すべての思いだと思う。

そろそろ長い眠りから目覚める時だべ!
長い間眠ってた日本人よ・・と言いたい。
そうでなければ、奴隷・家畜として世界史上でもみたこともない・・あまりに惨め過ぎる死を強制されることだろう。

「スタンドバイミー」みたいに

2009年04月16日 | 日記
大学受験の頃
いつも夜遅くなると
遠い汽笛を聞きながら
退院祝いにと
君にもらった水中花に見入っていた
寝袋に下半身だけ包まりながら

未来は
あれからずっと
真っ白なページのまんま
「受かる大学なんかない」という
教師の言葉なんか無視して生きてる

夏になると 
いつもみんなで
火傷しそうなほど熱いレールの上を
裸足で歩きながら
誰もいない岩場へと歩いていった
まるで
「スタンドバイミー」みたいな少年時代

数十メートルの給水タンクのてっぺんから
ぐるぐると
渦を巻く水を見飽きては
遠い遠い
空や海の蒼にも
憧れた姿のまんま

いつだって
どこにもない素敵なものを
求められずにはいられなかった


◆ホラーの帝王キング原作映画で流れてった歌じゃなくジョン・レノンの歌でーhttp://www.youtube.com/watch?v=O4_ghOG9JQM&feature=related
◆「遠くで汽笛を聞きながら」はーhttp://www.youtube.com/watch?v=Lg8NIweawDo&feature=related
◆故郷を思い出す「思えば遠くへ来たもんだ」はーhttp://www.youtube.com/watch?v=vJ0RYX5igfg

廃屋にて 

2009年04月15日 | 日記
◆今日は花々を満喫の山旅だった。そういえばカジカ蛙も鳴いていたっけ・・
カジカ蛙の声が聞け、その可愛らしいその姿を見られる新潟県栃尾市(謙信が子供時代をすごした土地)の素敵なページはーhttp://homepage2.nifty.com/tochio/kajika.html 


    廃屋にて

風の吹くまま
今年最後の桜に会うために
車で出かけた

花びらの道を横切り
花びらの川を渡り
山道は もうすっかり
菫と山吹のトンネル

見上げる空を
真っ二つにしてゆく飛行機雲が
包帯みたいに
するすると解けてゆくその時まで
廃屋の傍らに寝転べば
身体も こころのあちこちも
傷だらけ 痛みだらけ

背後の森の奥からは
光る眼のなにかが
じっとこっちを見ている

それを見上げるぼくの顔に
ぱらぱらと落ちてくるのは
杉の花粉だろうか
それとも
過去からの漂流物の残骸だろうか

梢を風が吹きすぎていった後からは
ぎしぎしと
ただ一本だけ揺れ止まない
杉の木とぼく

あらゆる痛みには
もう慣れっこだけど
痛みの原点は いよいよ
この空の青よりも深く
その廃屋の窓よりも歪んだ拘束衣

遠く鳴いているのは
ぼくの喪神を悼む
名も知らぬ春の小鳥
あたりは もうすっかり
賢治が愛した
シロツメクサの草原の夕の輝き


    樹への賛歌

ぼくのいちばんのストレス解消法は
山へと出かけること

海でもいいんだけど
海には
あまり好きじゃない松ぐらいしかない

山では次々と
樹の枝と握手をして
「こんにちは」とまず挨拶する

雨上がりの日に
蛭にびっしりとたかられてから
止めることにしたけど

木の文明や文化は
この列島の基層にあるもの
神社も家屋もそうだし
千年を生きた木は
千年の寿命があるという
法隆寺等の古代以来の建築もまた

日本人は 
つくづく
木と山と海なしには
生きられない民族


◆愛する詩のアンソロジー(2)◆ー李陸史(イユクサ)ー&ものすごい情報量のサイト!

2009年04月14日 | 日記
素敵な詩人はどこ国にでもいる。心惹かれる詩も・・
最近のぼくのお気に入りの詩人が戦前の朝鮮半島の詩人、李陸史(イユクサ、1904~1944年)。抗日運動家でもあった李陸史(イユクサ)が日本の官憲によって殺されたのは、まだ41歳の時だったという。

  年譜   李陸史(イユクサ) 訳/安宇植(アンウーシク)                                        
「おまえは石橋の袂(たもと)で拾ってきた」といっていた
祖母の叱言(こごと)をまこととしよう

おれは本当に堤防の傍のあの村に
捨てられた 孤児たっだのかもしれない?

だから十八歳の新春は
柳笛の調べに託してやり過ごし

初恋が流れていった港町の夜
涙混じりに飲んだ酒は 真っ赤な血よりも甘かった

功名がおれを嫌ってるといわれようと 一度でも声をかけたことがあったか
風まかせに帰ってきた村もからっぽで

霜を踏んで歩いた夜明けの路上で
肝臓ばかりが白っぽく紅葉し

蜘蛛の巣だけが足首に絡みつくにしても
鉄鎖につながれたように重くなる

雪の上を歩いていくと 足跡が地図になり
ときには不安におののき 風も吹く
(安宇植訳「李陸史詩集 韓国文学名作選」講談社より)


  青葡萄    李陸史(イユクサ) 訳/安宇植(アンウーシク)

わがふるさとの七月は
たわわの房の葡萄の季節

ふるさとの伝説は一粒一粒に実を結び
つぶらな実に遠い空の夢を宿す

空の下の青海原は胸を開き
白い帆船が滑るように訪れると

待ち詫びる人は船旅にやつれ
青袍(あおごろも)をまとって訪れるという

待ち人を迎えて葡萄を摘めば
両の手のしとどに濡れるも厭わず

童(わらべ)よ われらが食卓に銀の皿
白い苧(からむし)のナプキンの支度を


  一つの星をうたおう   李陸史(イユクサ) 訳/安宇植(アンウーシク)


一つの星をうたおう。たった一つの星を
十二星座のあのおびただしい星の群れを どうしてうたえようか

たった一つの星! 朝 消え去るときに見て 夜 現れるときに見る星
ぼくらとものすごく親しく もっとも輝かしい星をうたおう
美しい未来を切り開く 東方の大きな星を持とう

一つの星を持つことは 一つの地球を持つこと
染みだらけの悲しみよりほかに失うものとてない 古臭いこの地上で
一つの新しい地球をわがものとする 来たる日の喜びの歌を
喉も裂けよと声を張り上げ 心ゆくまでうたってみよう

乙女の瞳を感じつ帰っていく 軍需夜業の若き友たち
青いオアシスを思い描く辛い砂漠の キャラバンも心を潤すがいい
火田(かでん)に石くれを拾う農民たちも 沃野千里をわがものとしよう

だれもがおのれにふさわしい豊饒の地球の主宰者として
主(あるじ)のなき一つの星をわがものとする 歌をうたおう

一つの星一つの地球がしっかりと鍛えられたその地上に
あらゆる生産の種をわれらが手で蒔いてみよう
嬰粟(えいぞく)のような輝かしい実を穫り入れる饗宴では
礼儀にこだわることなしに半酔の歌でもうたってみよう

厭離穢土(えんりえど)し人々を治めたまう神はつねに神聖にして
新星を求めていく移民の群れに加わることはないから
新しい地球に寄せられた罪なき歌を 真珠のごとく撒き散らそう

一つの星をうたおう。たとえ一つの星であれ
一つまた一つの十二星座すべての星をうたおう

【訳注】
・火田(かでん) ・・・ 焼き畑のこと。
・罌粟(えいぞく) ・・・ ケシが嬰粟と誤伝されたのであろう。ケシは韓国では、楊貴妃と呼ばれるほうが多い。
・厭離穢土(えんりえど) ・・・ 仏教で、汚れたこの世を嫌って離れること。


■昨日のネット漂流で面白かったサイト(ものすごい情報量!)は「社会実情データ」図録ーhttp://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/index.html

国・地方がきちんと昭和のすべてを後世に残すべきだと思う

2009年04月14日 | 歴史
『古きを訪ねて新しきを知る』という言葉が昔から大好きだ。古いものが何も残ってない所から新しいものなんか生まれるはずがない。

数千億円という我々の雇用保険やら、年金で、「私の仕事館」等という下らん箱ものを作って毎年約10億円という赤字を税金から補填させるという馬鹿げた事ばかりやるよりも・・大阪知事方針のように、貴重な過去遺産の機械等をすべて放かるという愚行よりも・・

企業もすべての日本人も、もうこれ以上新しい物を求めるのを止めて、古い文化・文明をきちんと保存したり、古き良き物の復刻品をつくるべきではないのかと思う。

そう感じさせられた驚くべき映画の記事は『ドイツ映画「ジョン・ラーベ」を日本で上映すべきだ』(なんとあのヒットラー宛に、日本軍の非人道的な行いをやめさせるように諫言したのだとか!)はーhttp://www.news.janjan.jp/culture/0904/0904081171/1.php

《4月2日、ドイツであの南京虐殺の最中、中国市民の保護に務めたドイツ人「ジョン・ラーベ」を主人公とした同名の戦争映画が封切られた。ラーベ氏はその活動から、「南京のシンドラー」と言われている。》

《 映画「南京」でも、ジョン・ラーベは、難民の救済に務めた重要人物として描かれている。日本軍が侵攻してくる最中、市の一画に難民安全区が設けられ、その責任者として、避難民25万人の保護に尽力したドイツ・ジーメンス社の現地社長であった・・ラーベ氏はその活動から、「南京のシンドラー」と言われている》

《日本軍側は、南京攻略を前に、捕虜を全て殺害するという非人道的な方針をとり、以後市民に対しても残虐な行為に及んでいく。ラーベは、安全区域に入れなかった者が周囲で残虐に殺害されていく状況で、他の安全区域のメンバーと共に、1人でも多く市民を救うために、安全区域を日本軍側に認めさせるための折衝と、安全区域内の食料、医薬品等の確保等に奔走する。その間、ラーベはヒットラー宛に、日本軍の非人道的な行いをやめさせるように諫言するも、成果は得られない。》

今日の詩、映画やSFについてー

2009年04月13日 | 日記
香港を舞台にした悲劇的映画ー「ワンナイト イン モンコック 旺角黒夜 」
喜劇も難しいけど、悲劇もまたそう思う。ハリウッド映画にもありそうなテーマだけど、この映画の魅力は香港という街そのものという気がする。
無料テレビギャオで観られる。
ここでーhttp://www.gyao.jp/sityou/catedetail/contents_id/cnt0079580/

    人生

いつからか
爆弾のような卵
卵のような爆弾を
握りしめて生きてきた

決して何ものをも
生みだすことのないその命を
握りしめてきた

人生で教わったのは
酒と
煙草と
裏切りと
殺しあうことの不毛さと
二日酔いで死にたい朝に
生卵を飲むことぐらい・・

いったい誰が
小鳥たちや木々や
自然や人間たちを
殺しつづけてきたのか・・


◆聞いてしみじみと感動した松山千春の歌「時計」はーhttp://www.youtube.com/watch?v=fZe7VEXCxms&feature=related
松山千春と鈴木宗男という故郷北海道の先輩への尊敬の念がいよいよ強くなる今日この頃・・

◆時計を逆回りを試みたSF作家ーフィリップ・K・ディック
ディックの死後に制作、公開された『ブレードランナー』(ハリソン・フォード主演のこの映画がディック映画では一番好きかも・・)『トータル・リコール』『マイノリティ・リポート』などのSF映画原作者として・・最近最も人気のあるSF作家ディックは、僕の一番好きなSF作家でもある。

ディックが1982年3月、53歳という若さで心臓病で没してから、もう四半世紀以上が経ってしまったんだな・・と感慨深い。ディックについてはーhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%BBK%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF
ディック作品についてはーhttp://www.asahi-net.or.jp/~ue4k-ngt/bnavi/pkd.html

《アメリカSFを全面批判した、ポーランドのSF作家スタニスワフ・レム(「ソラリスの陽のもとに」映画の原作者で僕の好きなSF作家ベスト3の一人)は、唯一ディックを称賛し、「ペテン師に囲まれた幻視者」と彼を評している。》

作家というものは、”もしもこうだったら”という希求が根底にあるのかもしれない。とりわけその限界にストレートかつ過激に挑戦するのがSF作家なのかも。

僕の好きなディック作品はー
◆ディック入門作品としては「地図にない街」「ゴールデン・マン」を薦めたい。幻想的でありつつ読後が爽やかな作品。
◆一番好きな作品をいつも思い出せなくて困る・・大爆発で死の境をさ迷う8人の入り混じった幻想と、生き還った彼らが、奇怪な宗教に支配される世界からもとの世界に帰る方法を探る・・「虚空の眼」だったかちと自信がないな。
◆「高い城の男」・・日独が勝利してアメリカが両国の植民状態の戦後社会。
◆「火星のタイムスリップ」・・火星開拓時代の超能力少年の物語。
◆「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」・・もっとも人気がある彼のSF(「ブレードランナー」として映画化)で、「人間とは?」がテーマの重い哲学的ともいうべき物語。その映画は、映画化されたディック作品中では最も原作に忠実だった。

パンツの穴 等

2009年04月12日 | 日記
    「パンツの穴」

今年初めの
年末年始の老人ホームでの出来事を
いまでもときどき
なつかしく思い出す

「また来るからね!」と約束して別れてきた・・
大昔の文学少女の盲目の老女や
「死んだ方がいい」と言ってた
ずっと車椅子のままの老人や
同じ事を何度も大声でしゃべってた
認知症の老人たちは元気なんだべか・・

一日に一度は
またあの老人ホームへ行きたいなとか
あそこでもう一度
働いてみたいなという気持ちになる
でも時給800円では
とても生活してゆけないなーと諦める

認知症のある老女のパンツを
取り替えてていた時に
穴が開いてるのを見つけて
母の介護時代を思い出してしまった

認知症で寝たきりの母は
週に一度だけ
ホームステイに行くので
母の下着や上着や帽子には気をつかった
汚れていたり
穴が開いていたりしてないかと・・

それでいて
自分のパンツは
お尻に大きな穴が開いたままの
お気に入りのパンツだった
(パンツというよりもむしろ、短パンと言うべき濃紺の格好いいやつだった)

十数年間ほとんど毎日
はいてたパンツだった
ほとんど毎日洗濯しても
頑丈なパンツだった

仕事から帰って
母の食事を作り
その後片付けのあと
ベッドへと車椅子で行った後に
そのパンツへと履き替えて
いつも夜のジョギングへの毎日だった


   「人生で学んだことは」

人生で学んだことは
自分を大切に生きるべきだ
ということぐらいかもしれない

いつだって
お前はつまらん人間だとか
自分を捨てろとかいう
社会や他人からの圧力がある
自分を捨てることなしには
一分だって生き延びることのできない
現実がある

「自分」といったって
自分を育ててくれた両親や兄弟や
いままで出会ってきたすべての人々や
いままで感動した
すべての自然や文学や映画やらのすべて

明日もまた仕事
生きてゆくためには
仕事で生活の糧を稼ぐしかない

けれども
理想や信念を見失って
他人のあら探ししかできなくなったり
本さえも読まない肥え太った豚の群れや
威勢のいいばかりの
私利私欲に凝り固まった馬鹿を
指導者として選ぶくらいなら
むしろ
死んだ方がましだ


    「卵」

卵を
ずっと握りしめてる
決して生まれることのない
その命を

父から教わったのは
煙草と 酒と
殺しあう不毛さと
生卵を飲むことぐらい・・

↓の自分の日記への自分での反論

2009年04月11日 | 政治
小沢一郎氏がこれほど根性のある政治家だったとは知らなかった。詳しくはーhttp://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-691.html#cmf
いっそのこと、この「反戦な家づくり」さんの記事の全文をアップしたい。

《『今あらためて小沢一郎代表を守る意味』
「米のアフガン増派に反対=マケイン上院議員と会談-民主・小沢代表」2009.4.10 時事通信

マケイン氏はイラクやアフガニスタンでの対テロ戦で日本の支援に謝意を表明。これに対し小沢氏は、オバマ米政権のアフガン増派方針に言及、「軍事力で民を治めることはできない。私どもは賛成できない」と反対

北朝鮮のミサイル発射に関しては、マケイン氏が「中国は強い制裁を取る気がしない」と指摘。小沢氏は「北朝鮮の背後には中国がいるから、中国と今まで以上に信頼関係を結んで解決を図らないといけない」
 
グラハム米上院議員が、民主党が政権を取った場合の対米関係や防衛費増額の可能性を質問。小沢氏は「日米はもっと緊密に政治的、経済的にも(関係を)強めていく必要があり、もっといいパートナーになれる。防衛費を増やす必要はあまり感じていない」

また産経にはー
普天間飛行場の沖縄県名護市のキャンプ・シュワブへの移設に関しては「地元の反対が大きい。民主党としても懸念を感じている」と指摘

いやいや、小沢一郎という人は根性のある人なのだと感心した。
アフガンも中国も沖縄も軍事費も、すべてマケインの要求を小気味いいほどにはねのけた。
これだけ痛めつけれて、足下からも隙あらば寝首をかこうという輩がウロウロしているなかで、マケイン相手にこれだけヒットを飛ばすとは。。

これはしかし、命の危険を伴うほどの発言でもある。共和党のマケインであるから、現アメリカ権力の意向そのままではないかもしれないが、大統領候補だった人間が、物見遊山で日本まで来るわけがない。
それを、頭から湯気の出るようなあしらわれ方をしたのだから、ただでは済むまい。
二階も道連れにしつつ、小沢代表本人の逮捕劇ということも、現実味を帯びてきたように思える。

それにしても、小沢氏の言葉ー「軍事力で政府は倒せても、民を治めることはできない」
正直言って、この人はこういうことを言う人だったんだという軽い驚きとともに、ちょっと感動してしまった。

今、小沢一郎を叩いて得意になっている「良心」的なる人々は、向後数十年にわたって後悔することになるだろう。ファシズムや植民地支配に抵抗する国民運動というものが、今の日本に当てはまるのかどうか確信はないが、そんな意味合いで、小沢一郎を守らなくてはならない と思う。

もちろん、弾除けになって歩くわけにはいけないけれども、注目する何千万の瞳が政治家の防弾チョッキだろう。
せめて、そのうちの二つになろうと思う。》

この記事を読んでからずっと考え込んでしまった。そんな訳もあり、↓の日記を一部訂正させてもらいたい。
それでも・・小沢氏がこのような内容を会見で発表して、代表選挙を提案すべきだという思いは変わらない。ただその選挙に小沢氏も立候補して、自民党よりもはるかに広範囲の人々にその選挙に参加してもらうべきだと思う。

民主党党員ばかりではなく・・民主党へ個人献金するすべての人々にも選挙権を与えた代表選挙をやるべきではないかと思う。小沢代表に異議を唱えている前原派等がどれほどの支持を受けているのかを、むしろはっきりさせるべきなのだと思う。それでなければもはや民主党の結束は得られないのではないのか・・