先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

CO2による地球への影響は温暖化だけではない!

2017年05月08日 12時58分03秒 | 日記
地上で排気ガスや、火力発電などでCO2が排出され、それが、地球の温暖化になっているとは周知の事であるが、更に、海に溶け込んで、海の酸性化を引き起こしていると言う。その影響はまだ、解明されていないが、水産研究所や気象庁などの予備調査では、海洋の傘下は、稚魚の骨格形成を妨げたり、貝類の殻がとけると言う事で、海洋の生態系に大きな影響が出てくると予測している。

国立環境研究所のデータがあったので掲げる。



地球の温暖化は、化石燃料によるCO2温室効果によるものではないと言う議論をする研究者もいないではないが、その根拠として、異常気象や、エルニーニョなどの海流変化は、温室効果だけではエネルギーが足りないからと言う。それは一部正しいかもしれないが、地上や海洋表面の温度があがって、南極、北極の氷が解けているのはCO2の温室効果のエネルギーで十分起こっている。

異常気象やエルニーニョなどの現象はエネルギー規模からいって、地球の内部でのマグマの活動の活発化や太陽活動の活発化まどによるかもしれない。やはり、減少ごとに、その発生のメカニズムは事なるのだから、その事を研究者は啓蒙しなければならないと思う。国立研究所や、大学は、公開講座を大々的に開催し、世の中に正しい知識を広めるべきである。

大容量電池の近未来

2017年05月08日 00時34分51秒 | 日記
独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の資料に二次電池技術開発ロードマップ2013が出ていた。作成者は、多くが大学の研究者が多かった。電池の素材はLiを前提にしたものである。



これによると、現在のEV用のLi電池は、30kwh以下で、200km走行を想定してある。そして、1kwhの電池の単に価格は、10万円とか20万円としてある。ところがステラは2016年には、P100Dという100KwhのLi電池モヂュールを提供している。価格は推定するしかないが、車両価格が1000万とかいうので、半分が電池代とすると500万円。しかも、ステラはパナソニックと組んで、大容量電池工場を作っている。そして、太陽光発電用の二次電池を既に発売しているから、大容量電池は、急激に安く大容量になる。ところが、NEDOのロードマップは、2030年でも、1回の充電で500Km走行、電池容量は40Kwhで現在のプリウス、リーフと同じ。価格は1Kwhで1万円。このロードマップ自体が、時代遅れ。また、日本のベンチャーで、エリーパワーと言う、住友銀行の副頭取が、慶応大学のエリーカと言うEV車に感激して作った会社が、500Kwhの電池のプロとを完成させているニュースが出ていた。

ステラやエリーパワーの事を考えると、日本の大学をはじめとする研究者が、日本の変革を阻んでいるのではと思いたくなる。



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