先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

豊洲市場「移転すべきだ」28%

2017年05月29日 11時28分51秒 | 日記
毎日新聞の調査によると、豊洲移転派が、築地残留派より若干多いと言う。毎日新聞が27、28両日に実施した電話世論調査で、豊洲市場(江東区)の移転問題については、「移転すべきだ」が28%で、「移転を中止し築地市場を再整備すべきだ」の21%を上回った。

 男性は「移転」が4割で「再整備」の約2倍だった。これに対して女性は54%が「どちらとも言えない」と答えた。小池氏の支持率は男性の57%に対し、女性は69%と高い。豊洲移転については小池氏が可否判断を示しておらず、こうした態度が女性の「豊洲か築地か」の判断に影響を与えている可能性もある。

 新たに選ばれる都議に最も取り組んでほしい政策に「市場移転問題」を挙げたのは14%で、「福祉・子育て支援」36%や「雇用・景気対策」15%より低かった。

 「東京五輪・パラリンピックの準備」は7%にとどまり、都民がより生活に密着した課題への対応を期待していることが明らかになった。

豊洲は元は東京ガスの工場跡地だし、築地も戦後しばらくは、米軍のクリーニング工場だったところだから、両方とも、土壌汚染があるところだから、今更、どっちにすべきか議論するよりも、大きな問題を早く解決する方が良いと言うのが大半の考えだろう。


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ガスや電力でスマートメーターで検針

2017年05月29日 09時40分38秒 | 日記
東京ガスや東京電力がWi-SUNによるメーターの検針を始めると言う。IoTの大規模な実用化である。

「Wi-SUN」とはWireless Smart Utility Networkの略語で、1kmの距離で通信を行う省電力無線通信規格。標準化を主導してきたのは日本の情報通信研究機構。Wi-SUNの特長は、用途にもよるが乾電池で10年間の駆動が可能という省電力性と雑音に強い通信で、1kmの長距離通信が可能。



Wi-SUNアライアンスは2012年設立、IEEE 802.15.4gに基づく製品であり、近距離無線通信規格の「ZigBee」がベースにしているIEEE802.15.4の拡張規格で、NICTが国内ガス会社やメーター製造企業と連携してIEEEに提案し、日本発の国際標準。

検診以外にも色々の応用が検討されていて、農地の温湿度や降雨量センサ、災害地の環境センサ、橋梁などの建造物の状態センサ、ダムの水位センサ、放射線量センサなどの情報を無線で収集し、農作物の収量や品質の向上、環境状態のきめ細かい把握、建築物の保守に生かすなど、さまざまな社会的・経済的メリットを期待できるという。伝送速度が400kbpsあるので、ただ、その場合は、伝送距離が短くなるが、高精度の写真も遅れるので、更に色々な応用がききそう。


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グルテンフリーで米粉が脚光

2017年05月29日 02時34分01秒 | 日記
小麦粉をこねていくうちに、粘り気が出てきて、パンやうどんが作られるわけだが、このb粘り気を出すものが、たんぱく質の一種であるグルテンで、からだに良いものと思っていた。ところが、グルテンには、腸内の悪玉菌を増やしたり、消化不良や吸収阻害、むくみなどの症状を引き起こす場合があるといわれている。確かに小麦アレルギーの人がいると言う事は聞いたことがある。

そこの米粉が麺やパンに使われ始めて、グルテンフリーと言う事で、パンや面に使われる素材として脚光を浴びていると言う。米粉がそういった使われ方をし始めて、かなりの時間がたつのに、栄養研究者は気が付かなかったのどろうか?

いずれにしろ、米の需要がガンガン減って不要な食材化とまで思われるコメが、米粉として世界に「グルテンフリー」で登場することができ、米農家が元気になれる話で、日本の農業が活性化する話である。


コツコツ仕事をやってきた人が、突然、社会から評価されたのに似ていて、嬉しくなる話である。


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