先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

原油安で変化した石油業界

2017年05月28日 04時59分33秒 | 日記
原油価格が、数年前バレル100ドル以上していたが、いまや50ドル以下になっている。ガソリン価格が安いから、それ自体は嬉しいが、何時まで続き、業界への影響はどうなっているのだろうか?



今後の価格予想もEEA Strategyと言う会社が出していた。


数年したら、原油価格は4割くらい上がると言う予想。ガソリン価格は更に上がって6割くらいの上昇か? そうなると、もし車の買い替えを考えているのなら、EV車に限ると言う事になる。

原油価格の低迷で石油業界での変化はどうなっているのだろうか?

やはりどの業界でも起こったように、大資本が小企業を買収する図式が続いている。

欧米の露イあるダッチシェルやエクソンモービルなどが、弱小を買収したり、採掘権を広げたり 原油低価格化に耐えきらない会社を買収は継続している。

しかし、新たな問題が2点ある。一つはアメリカのシェールオイルの生産性があっがって来ており、50ドルの現在でも利益が上がっている。もう一つは、中国の石油消費が落ちているなど新興国の石油消費が低迷していること。 中国を新興国と分類するのは時代遅れかもしれないが、巨大な国家資金を持つ中国が石油会社の買収に乗り出していないのは、石油需要が当面多くはなく、原油価格の上昇は少ないと判断しているのではないだろうか? 

欧米の石油会社も、厚い内部留保があるからまだ、価格上昇させず、OPECがこれ以上困らないように低価格基本で行きながら、石油の輸出の頼らざるを得ないロシアを叩くとか、中国が石油会社買収に乗り出す直前に原油価格を上げる方針だとか考えていると勘繰りたくなる。

ここからリンク→Bigbangの防犯カメラ←ここまでリンク

ここからリンク→Bigbangのホームページ←ここまでリンク