先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

睡眠不足が負債のように溜まると、心筋梗塞や脳卒中、肥満、糖尿病などのリスクが上がる

2018年06月13日 23時37分37秒 | 日記

 

アメリカのビジネスや技術ニュースの専門ウェブサイトBusiness Insiderが睡眠不足の蓄積は心筋梗塞や脳卒中、肥満、糖尿病などの生活習慣病の発症リスクが上がる事をレポートしている。

 

三島先生作成の図

三島先生作成の図

長期休暇明けにも同じように思うものだが、いつの間にか忙しい日常のリズムを取り戻している。それは人間の感覚の「慣れ」によるもので、眠気という刺激に慣れ、刺激として自覚しなくなるため。嗅覚のように、強い香水も長く嗅いでいるほど慣れるのと同じ理屈だが、その慣れが問題。

「5年、10年と自覚できない睡眠不足が負債のように溜まると、心筋梗塞や脳卒中、肥満、糖尿病などの生活習慣病の発症リスクが上がる」と、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所・精神生理研究部の三島和夫部長は警鐘を鳴らす。

睡眠時間が足りているかどうかは、血圧や脈拍のように簡単に測ることはできない。理想的な睡眠時間も年齢や体調などによって異なるため、◯時間と数字で明示するのは難しい。

自覚のない睡眠不足は1時間

ただ、「平日と週末の差が3時間あったら、恒常的な睡眠不足を疑うべき」と三島氏は言う。ベッドに入るとすぐに眠れて寝つきがいい、という人も不足を疑おう。充足した睡眠が取れている人なら、消灯してから寝付くまでに15分程度かかるのが正常だからだ。

三島氏が健康な成人の必要睡眠時間について調べる試験を行なったところ、自覚していない睡眠不足(潜在的睡眠不足)は約1時間あることがわかった。

「試験対象は平均睡眠時間が、現在の日本人の平均睡眠時間である約7.5時間の人たち。参加者たちは、睡眠不足を全く自覚していなかったが、開始直後は気づかないままに溜め込んでいた不足の反動から11時間ほども寝た。それが2日、3日と日を追うごとに減少して安定。その安定した時間が約8時間半だった。ストレスホルモンと言われるコルチゾールの分泌量が減り、食欲を増進するグレリンも減少。逆に、食欲を抑えるレプチンは増加した」(三島氏)


<科学技術白書>「国際的地位は低下」研究力の低迷あらわに

2018年06月13日 09時33分41秒 | 日記

日本の科学技術力の低下は論文数の減少や特許申請数などが減少していることでこの数年、現場の研究者や開発技術者から指摘されていた。そしてその原因は、2000年ころに制定された公務員の削減となった総定員法や、こくりつだいがくのほうじんか、そして大学全般に対する科学研究費の削減に始まるとされている。

ニュース画像

毎日新聞が政府が決定した2017年度版の科学技術白書をサーベイしていた。

 政府は12日、2017年度の科学技術白書を閣議決定した。人材力、知の基盤、研究資金といった科学技術・イノベーションの「基盤力」に多くの課題を挙げ「わが国の国際的な地位のすう勢は低下していると言わざるを得ない」と指摘。近年の日本の研究力の低迷ぶりを如実に表す内容になった。

 各国の政府の科学技術関係予算の伸び具合を00年と比べると、中国が13.48倍(16年)、韓国が5.1倍(同)、米国が1.81倍(17年)になったのに対し、日本は1.15倍(18年)とほぼ横ばい。

 博士課程への進学者も03年度の約1万8000人をピークに減り始め、16年度に1万5000人を割った。海外へ派遣する研究者の数は00年度(7674人)をピークに15年度は4415人と減っているほか、国際共著論文の数も伸び悩むなど、国際性の低下も問題になっている。

 新たな研究分野への挑戦不足も指摘している。注目度の高い研究分野への参画度合い(14年)では、米国91%、英国63%、ドイツ55%に対し、日本は32%と低迷。研究者を対象にしたアンケートでも、挑戦的・探索的研究が減っている、との回答が多かった。


テスラ、8月に 完全な自動走行が可能に

2018年06月13日 03時10分41秒 | 日記

 

テスラ派完全自動運転を8月から提供するという。ウバーにしろテスラにしろ、自動運転のテストで死亡事故が起きていて、問題が解明されていないのに発売とは?アメリカは画期的な事を御行うが、結構犠牲が出ている。宇宙開発にしても、人が乗ったロケットが発射後に、爆発したり、意外に犠牲を恐れないというところか?
 

米電気自動車メーカー大手、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(2017年7月19日撮影)。 AFPBB News

【AFP=時事】米電気自動車(EV)メーカー大手、テスラ(Tesla)のイーロン・マスク(Elon Musk)最高経営責任者(CEO)は、自社の自動運転車に搭載された自動運転ソフトウェア「オートパイロット」について、「完全な自動運転」を可能とするアップデート版を今年8月にも配布すると明らかにした。

 ツイッター(Twitter)上で、「オートパイロット(自動運転)」といえども現状は運転者が常にハンドルを握っていなければならない「半自動運転」だと苦言を呈したユーザーとのやり取りの中でマスク氏が述べたもの。

 テスラ創業者でもあるマスク氏は詳細は明らかにしなかったものの、8月に配布されるオートパイロットのアップデート版「バージョン9」では様々な問題点が改善されるという。米国内を走行する自動運転車を増やす試みを加速するものとなりそうだ。

 自動運転車をめぐっては、自動車メーカーとIT企業が完全な自動運転走行車を目指した開発競争を展開する一方で、ロボティックシステムの安全性に対する懸念も高まっている。これまでに2件の死亡事故を含めて複数の事故が起きており、米運輸安全委員会(NTSB)が調査を進めている。