SIPRI《Stockholm International Peace Research Instituteストックホルム国際平和研究所》が毎年1月に出している世界平和データベー-スの2018年度班の要約を見る機会があった。それでSIPRIのWebサイトを見たら最新版は有料で手が出せないが、2017年度以前は無料で参照できた。そこで見たのが世界の武器輸出で、下記のようにトップは圧倒的に米国、次いでロシア、そして英国、ドイツ、フランスそして中国があった。そして輸出相手国もトップ3までが書いてあった。
ではどこが輸入しているかと言うと、やはり紛争が生じている国が多い。
SIPRIのデータはシェアーしか書いてないので輸出額は無いか探したら、Global Noteというサイトに世界銀行からのデータが出ていた。世界全体では31,068万ドル。約3兆3千億円。紛争地帯は貧しいところが多いことをみるとこの3兆数千億円という額は途方もいない額である。第二次大戦以前は、米英独仏が植民地化をやっていたが、いまだなお、武器で中国とロシアを加えたあ国々が世界を牛耳っていることになる。