炭酸ガス不足でビール生産ができない? 炭酸ガスはビール醸造中で自然に発生するのでは? どうしてDふぁろう? まず炭酸不足が高温続きでせいさんできなくなったこととそれがどう使われているか以下の露イーターニュースを見よう
またCO2の不足は、食肉や冷凍食品の生産業者にも影響している。CO2は、ドライアイスの生産のほか、家畜をする前に気絶させる際にも使われている。
またコカ・コーラ・ヨーロピアン・パートナーズCCE.Nは清涼飲料水の一部で生産ペースを減速している。
両社とも、依然として顧客からの需要を満たすことはできるとしている。だが英スーパーマーケット最大手テスコ(TSCO.L)傘下の卸売会社ブッカーは、清涼飲料水とビールで「供給上の問題」に見舞われていると発表した。ただ、具体的にどのブランドが影響を受けているかは明らかにしなかった。
食肉会社チューリップは27日、スコットランドのブレチン工場でCO2を使い果たし、生産を停止したと発表した。
なぜ、炭酸ガス不足がビール生産にブレーキをかけるのか、以下の文でやっとわかった。
最近のビルは、発酵を終えた酵母の活動を、以前は熱処理で止めていたのだが、現在はミクロフィルターで濾過して酵母そのものを取り除いている(これが非熱処理ビール)。ところが、このフィルターを通すことで炭酸も抜けてしまうのである。
よって、大手メーカーのビールでは、コーラやサイダーのように新たに炭酸ガスを圧入してから缶や瓶に詰めて出荷することになる。
最近出回っている地ビールの中に「天然の炭酸」を売り物にしているものがあるのは、大手メーカーのビールにはこういう事情があるからである。地ビールは酵母を生かしたまま瓶(缶)詰めするからミクロフィルターを通す必要がないのだ。