先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

世界のモバイル市場を駆動していたアップル、中国製のモバイル企業にとって代わられそう!

2018年11月17日 09時16分33秒 | 日記

 

アップルは、スマホやタブレットのモバイル市場を、ハードウエアだけでなくそれを用いたサービス事業で、世界の市場押さえてきたが、ここにきて中国の3大スマホメーカー、シャオミ、OPPO(オッポ)、vivo(ビボ)が、2014年の8.9%の世界シェアーが、調査会社IDCのデータによると、今年上半期には2018年では25%まで急成長しているという。その理由は性能は大してアップルのiPhoneと変わらないのに価格が半分だから。

アップルは2015年度を除きシェアが伸びていない。今年上半期の世界シェアは13.6%と、2014年の14.8%から縮小した。

アップルのサービス事業の収入は直近年度で371億ドルで、その基盤はアイフォーンやiPad、Macだからハード機器の売り上げが落ちれば当然サービス事業も落ちる。

一方のシャオミは、IDCによるとインドでは今年第1、第2・四半期に販売台数トップ。シェアは30.3%と29.7%だった。アップルはインド市場でマイナーな存在でしかない。更にシャオミはスペインなどの欧州市場にも進出中で、世界市場を押さえるのは時間の問題か?

世界のモバイル市場、しばらくは中国の3大メーカーが支配続けるのでは?それにしても、知能に優れてると言われるインド人、何時まで経っても、植民地感覚。眠れる張り子のトラと言われていた中国が目を覚まし、世界一の国家になろうとしている。インドもぼつぼつ目を覚ます時期では?

原油が記録的供給過剰に、生産増とアジア景気減速で

2018年11月17日 08時35分18秒 | 日記

ロイターの報道によると、インド、中国、日本、韓国など主要消費国だけでなく、アジア全般の石油の消費は伸び、下図のようにタンカーによる石油運送量も右肩上がりであった。、ところが、最大の消費国であるアジアの急速な景気後退で記録的な石油過剰状況になっていて、原油価格が10月以来25%も下落したという。そして、アジア各国の石油在庫もしかし、日本のガソリン価格は下がるどころか上昇している。唯でさえ、石油は地球温暖化の第一の原因がゆえに消費を抑えたいというのが普通の市民の思いで、それが消費者価格が上昇しているとなればますます買い控えが起きて、景気後退の悪循環のらせん階段を掛け落ちる。2008年のリーマンショックの10年後で、再度世界的景気後退が起きるのではと言う経済評論家の危惧が当たりそう。

 

11月には過去最高の日量2200万バレル超がアジアの主要市場に届いた。これは2017年1月に比べて約15%多く、今年初めからは約5%増えている。
 
Reuters Graphic

一方、世界3大生産国である米国、ロシア、サウジアラビア産を中心に世界の石油供給は急増した。

Reuters Graphic
 
 

ところが、石油の最大消費国で、日本、インドで中国で、景気後退で石油消費が下降し始めた。そのため、石油価格の見通しは下図のように急落している

 

Reuters Graphic