先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

防衛省、宇宙部隊創立?

2018年11月19日 21時27分46秒 | 日記

2018年の防衛白書を見たら、米国、ロシア、中国、欧州、インド、韓国の戦後からの宇宙開発のレポートをしていて、日本の立ち遅れを言わんとしているように思えた。そうしたら、2018年11月19日、マスコミが一斉に防衛省が宇宙部隊創設に動いていると報じている。

宇宙部隊は「宇宙ゴミ」(スペースデブリ)と言う、人工衛星やロケットの残骸の清掃だけでなく、不審な衛星などを監視。陸海空の各自衛隊が統合運用する。日本の宇宙開発は、確かに遅れているが、米中のような大国ができることを日本が行うには財政規模が足りないから。しかしそうはいっても人口増大や地球上の資源争いよりも惑星の資源を獲得したり、惑星コロニーを作る方が容易になってゆくだろう。そういう意味では金がなくとも、宇宙開発を無視できない。

2022年度をめどに設置する予定で、政府が来月改定する「防衛計画の大綱(防衛大綱)」にも新設が明記される。

 


日産自動車のカルロス・ゴーン会長、金融商品取引法違反で逮捕!

2018年11月19日 19時26分34秒 | 日記

 

テレビやネット通信で、ゴーン会長の逮捕を報じていたが、何だろうと思ったが、日産がゴーン会長の給与を有価証券報告書よりはるかに多いのを払っていたという。会長の指示だったとしても、報告した日産も近々に捜査対象になるのだろう。

大企業の不正、何故かくも続出する?否、企業だけでなく、政界も官僚の世界も不祥事が相次いでいる。一体全体なぜなのか?

全ての切っ掛けは何だろうか? 内部告発? 警察の力? マスコミの力? 評論家が一件一件、調査してほしいもの!


三菱重工、MRJの開発に更に2200億円増資

2018年11月19日 12時37分38秒 | 日記

三菱重工業が2018年10月末、小型航空機MRJ(三菱リージョナルジェット)の開発子会社・三菱航空機に対する2200億円規模の金融支援を打ち出した。MRJの開発は2008年に着手、2013年に初号機を全日本空輸(ANA)に納入するが、5度、延期。現在の納入予定は2020年。その間、開発費用が当初予定の約4倍の約6000億円まで膨らみ、三菱航空機の財務悪化の要因になった。

MRJは一時、航空会社から最大447機の受注を得たが、たび重なる納入延期でいくらまで有効なのかは、出荷日が確定するまでは不明だろうし、競合も時間が茶つに連れ厳しくなっている。

中距離ジェット旅客機MRJは、エアバスがカナダ・ボンバルディアの小型機事業を買収し、ボーイング がブラジル・エンブラエルの小型機事業の買収。し烈な競争が始まっている。しかも、三菱航空機、開発遅れから、アメリカやカナダの航空技術者を雇用しはじめ、それが機密情報不正入手でボンバルディアやボーイングから訴訟をされている。

三菱重工は旅客船でも巨額の赤字をでして事業放棄したり、原発でも手を出そうとして失敗したり、自動車でも結局、日産のゴーン社長の支援で生き延びている。充電の東芝もおかしくなって再建の道も見えていない。そうなると重工業を担っているのは日立一社のみ。三菱重工や東芝の失敗は何であったのか?日立もリーマンショック時点では厳しいかったはずであるが、立ち直っているが何故立ち直ったか?

日本の製造業、重工業だけでなく、品質不正報告など次々に問題が表面化している。