労働省のデータに要ると2018年9月時点の有効求人倍率は1.64倍で、同月の完全失業率は2.3%。求職者にとっては、選ばなければ仕事は見つかるし、一般的に労働環境が良くない中小企業側にとっては、人を確保し続けることがいかに大変かわかる。
更に、今まで転職に対しては高給目指しの給与サーフィン者と言われてきたが、事故の存在価値を高めるというのが転職とみなされるようになったから、ますます中小罹災企業の人材確保が厳しくなっている。
2017年の総務省「労働力調査」によると、年間の転職者は311万人。5年前の2013年と比較すると、約24万人も増加しています。雇用者数はおおよそ6000万人ほどですから、20人に1人が転職していることになります。
新卒採用では、2019年3月卒は1.88倍となり、2020年3月卒は2倍を超えるかも。売り手市場になるほど大企業志向になる傾向がありますから、中小企業にとってただでさえ厳しくなっており、黒字経営なのに倒産するところが増えている。
そうなると、貴重な人材の能力を生かすためにもIT活用し、労働の価値を挙げてゆく必要があろう。IT活用と言っても、ロボットの導入やAI活用ではなく、現在手に入れられるITを導入して、零細中小企業の社員の生産性を挙げて、給与もが上げることができるのでは?
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