先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

中国、海洋覇権へ「列島線」突破狙うも、 米国は海軍力増強で対応

2019年01月01日 09時48分58秒 | 日記

産経新聞によると、中国の海洋覇権に対して、アメリカは保有艦船を355隻とする法案を成立させたし、自由に公開を運行する「航行の自由作戦」に加え、全ての中国艦船を追跡・監視し、いつでも標的に捉えられる「先進情報収集システム」を構築すると言う構えだという。中国の軍事力は打撃空母艦隊と言っても、半世紀も前のロシア設計の航空母艦が2隻だし、原子力潜水艦が数隻あるというが音がうるさく航跡が補足できるというくらいでまだ、世界のトップの軍事る良くとは言えないが、最近の中国の科学技術の進歩をみると10年すると世界のトップに躍り出ることは間違いない。

習指導部は第1列島線外の西太平洋での海軍艦隊や空軍部隊による遠洋訓練を常態化させ、世界的な軍事プレゼンス(存在感)拡大のために空母打撃群の整備も急ぐ。21世紀半ばまでに米軍と並ぶ「世界一流の軍隊」を構築する目標を掲げており、こうした動きは劉氏の方針と符合する。

 中国が特に重要だと認識しているのは、エネルギー安全保障と周辺海域での資源開発だ。巨大経済圏構想「一帯一路」には、中東やアフリカからの資源輸送路を海と陸で確保する目的がある。将来、米国が中国に対して禁輸措置に踏み切る可能性も念頭に置く。

 中国は約1万8千キロの海岸線を持ちながら、第1列島線上の米軍基地や自衛隊基地、台湾などによって、外洋への出口を塞がれている。宮古海峡や台湾海峡といった航路を戦略的に重視するのはこのためだ。

 中国は、まず第1列島線内の近海から米軍を追い出す「接近阻止・領域拒否」を優先課題としている。

 特に南シナ海は、中国が輸入する石油の約8割が通過する海上交通の要衝であり、豊富な天然資源も埋蔵する。水深が深く、戦略原潜が探知されずに西太平洋まで出やすいため、米国に対する核抑止力の拠点でもある。

 国際社会の反発を顧みず、強引に人工島の建設と軍事拠点化を進めて米軍排除を狙う背景には、こうした事情がある。

 米国は海軍力の増強によって、覇権的行動をとる中国を封じ込める考えだ。

 トランプ米大統領は「2050年代までに海軍の保有艦艇を355隻に増やす」とし、関連法も成立させた。米専門家には中国海軍が30年までに415隻体制を確立するとの分析もあり、国防総省は中国に海軍力で差をつけられないことを急務の一つと位置づける。

 その上で、米艦船を西太平洋に前方展開して南・東シナ海でのプレゼンスを向上させ、米海軍が太平洋やインド洋、南シナ海などで柔軟に作戦行動を行えるようにするのが戦略目標だ。

 米ハドソン研究所のブライアン・マクグラス研究員は、南シナ海で米軍がとるべき措置について、恒常的な「航行の自由作戦」に加え、全ての中国艦船を追跡・監視し、いつでも標的に捉えられる「先進情報収集システム」を構築すべきだと提言する。

 マクグラス氏はまた、現在は米西海岸サンディエゴに司令部を置く第3艦隊をグアムまたはオーストラリアに前方展開すべきだとも指摘した。

 米国は、中国が潜水艦や空母戦力を増強させたとしても、南・東シナ海に封じ込めておく態勢を敷いていくとみられる。中国が南・東シナ海から太平洋やインド洋に出る際に通過する海峡を押さえる。それが戦略的に重要となる。

 東シナ海に関しては、ペンス副大統領が昨年10月の対中政策演説で「尖閣諸島(沖縄県石垣市)は日本の施政権下にある」と明言。日米安全保障条約が適用されるとの立場を明確に打ち出した。米国はその上で、日本が自国の領土防衛に向けて主体的役割を担うことを期待している。

 米専門家らがもう一つ強調していることがある。仮に中国が南・東シナ海で米国などと武力衝突した場合、「壊滅的打撃」を受けるのは中国であることを明確に警告することの重要性だ。(北京 西見由章、ワシントン 黒瀬悦成)


フィリピンにまた「慰安婦像」

2019年01月01日 09時24分52秒 | 日記

産経新聞に依ると、在フィリピン日本大使館は31日、同国北部ルソン島中部のラグナ州サンペドロ市に、慰安婦を象徴するとする「少女像」が設置されたことを確認したと、明らかにした。韓国の反日行為、いささかあきれあける。最近では周りでもあからさまに韓国、大嫌いと言う日t6尾が増えている。文大統領、北との融和政策でこけてしまったし、経済も財閥経済で、イノベーションが起きにくくなっていて社会全体の窒息感が強くなっている。そういった、内政外交の行きずまりのはけ口がに日本に八つ当たりしているとしか思えない。

 同大使館は比政府に対して、慰安婦を象徴する像の設置は「日本政府の立場と相いれない」と説明したという。設置の経緯などについて問い合わせている。

 韓国の聯合ニュースによると、像の除幕式は12月28日に行われた。サンペドロ市長ら地元関係者や韓国・忠清北道堤川市の前市長の李根圭氏、像の作製者夫妻ら韓国側の代表団8人が出席した。サンペドロ市長が2017年9月、堤川市を訪問した際、「サンペドロ市側が設置を提案して推進された」としている。

 マニラの日本大使館が確認したところ、ソウルの日本大使館前などに設置された像と同じ形だった。ただ像の説明に、「日本や慰安婦などの表現は見当たらなかった」という。キリスト教系の施設がある公道に面しているが、像の設置場所が私有地かどうかなど詳細について確認している。

 フィリピンでは17年12月に、華人系団体などがマニラの遊歩道に、日本軍占領下(1942~45年)の慰安婦を象徴するという女性像を設置したが、日本政府が「遺憾」と表明し、2018年4月に撤去されている。


小型版スペースシャトル「ドリーム・チェイサー」が本格始動

2019年01月01日 07時02分26秒 | 日記
 
 
 

免疫系を強くするウイルス発見? 医学の常識にも反する作用が判明

2019年01月01日 06時55分39秒 | 日記

 

 
<普通ならウイルスは、免疫系にとって天敵のはず。アリゾナ大学の研究チームが、免疫を弱めるのではなく、強化すると思われるウイルスが特定したという> 近年、従来悪役とされていた食物や慣習が、善役であったとされる調査結果が多い。科学の進歩のなせる業か? 例えば卵はコレステロールを増やすので、1日1個にせよとか。ところが今は健康に良いから、どんどん摂取しろと! 
人間の免疫機能は加齢とともに弱くなり、新しい感染症と戦う力が失われることが過去の研究から示唆されている。だが高齢者の免疫系を強化する方法を探していた、体の抵抗力を強化しているとみられるサイトメガロウイルス(CMV)の作用を動物実験で確認した。

 

CMVには人類の半分以上が感染しているとされるが、治療法はなく、体内から消すことはできない。「CMVはほとんど症状を起こさないが、根治はできず、共存するしかない」と、研究の筆頭著者メーガン・スミシーは言う。「ウイルス保有者の免疫系は、常にこのウイルスと静かに戦っている」

研究者はCMVに感染したマウスと感染していないマウスを、同様にリステリア菌に感染させた。「CMV感染マウスは他の感染症にかかりやすいと考えた。CMVとの戦いで免疫系が消耗しているはずだから」とスミシー。

ところがCMV感染マウスの免疫系は、感染していないマウスより強かった。さらにCMV感染マウスは免疫系の主役ともいえる白血球のT細胞の多様性が、若いマウス並みだった。

医学の常識ではT細胞の多様性は加齢によって低減する。だが、この研究から異なる可能性が見えた。T細胞の多様性が高いのは、CMVにそれらを活性化させる力があるからではないか。

「CMVが最高の防御機能を発揮させるシグナルを出しているかのようだ」と、この研究の共同執筆者でアリゾナ大学加齢研究センター共同所長のヤンコ・ニコリッチズギッチは言う。「高齢でも優れた免疫反応を生み出す能力は存在し、CMVによって、言い換えればCMVに対する体の反応によって、その能力が発揮されることが分かった」と、スミシーは言う。

では、CMVに感染することは有益なのか。「人間をこのウイルスに感染させるつもりはない。むしろこのウイルスに反応する免疫ホルモンを特定したい」と、ニコリッチズギッチは言う。

「そのホルモンが、あらゆる感染症に対する免疫系の改善に役立つかどうかテストしたい。寿命を延ばし、健康を高めることにつながるかもしれない」


日産側の中東「送金リスト」押収、日産役員の責任も大きい!

2019年01月01日 06時35分11秒 | 日記

ゴーン元会長の日産の資産の流用、担当者が作成保管したとある。こうなると、ゴーン元会長の個人だけの犯罪にはならず、日産の役員の関与ありとなる。法廷闘争では一体全体どうなるだろうか?はっきりしているのは長期化は避けられないと思う。

 

日産自動車の資金を不正に流用しサウジアラビア人の知人に約16億円を支出したなどとして、特別背任の疑いで前会長カルロス・ゴーン容疑者(64)が再逮捕された事件で、日産側から中東地域に住む同容疑者の知人らへの送金リストを担当者が作成、保管していたことが31日、関係者への取材で分かった。東京地検特捜部は既にリストを押収し、会社の業務とは関係のない支出が含まれている可能性もあるとみて実態解明を進めている。

 関係者によると、リストは中東担当の部署で保管。サウジのディーラーなどに対する億単位の現金支出が記録されている。

 

カルロス・ゴーン容疑者(ゲッティ=共同)