先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

原子力電池?

2019年01月05日 11時17分13秒 | 日記

 

アメリカの殆どの宇宙探索機に搭載されている原子力電池とは何ぞや? 半世紀前に打ち上げられたハッブル宇宙天文台が未だガンガンデータを地球に送っているのは原子力電池のお陰である。一般的な人工衛星や宇宙探査機などの宇宙機のイメージの一つに、大きく広げた翼のような太陽電池があるが、太陽光弱くなる所では発電できず、この原子力電池が大活躍する事となる。GPHS-RTG原子力電池

原子力電池「GPHS-RTG」
(Credit:NASA)

太陽系で火星より遠くの惑星ともなればそのエネルギーは著しく低下します。3次元空間において光のエネルギーは光源からの距離の2乗に反比例する為、木星における太陽光の強度は地球の約3.7%、土星に至っては約1.1%にまで低下します。そのような環境では太陽電池を利用するのは難しく、これまでの惑星探査においては原子力電池、RTG(ラジオアイソトープ・サーモエレクトロニック・ジェネレーター:放射性同位体熱電気転換器)と呼ばれる放射性同位体の崩壊熱による熱電発電装置が主電源として利用されています。

GPHS-RTG原子力電池

原子力電池「GPHS-RTG」
(Credit:NASA)

右に示した図はアメリカが1980年代に開発した電気出力300キロワット級の宇宙用原子力電池です。これは木星探査機「ガリレオ」、太陽探査機「ユリシーズ」、土星探査機「カッシーニ」、冥王星探査機「ニュー・ホライズンズ」とNASAが誇る主要な宇宙探査機に搭載されてきました。

原子力電池では、「温度差発電」と呼ばれるものを利用しています。これは高温になる放射性物質と、低温になる宇宙空間との温度差を利用した発電です。金属や半導体は、温度差が生じるとその差に応じて電流が流れるという現象、「ゼーベック効果」が強く現れるものがあるため、これを利用して宇宙探査機に電力を供給しているのです。宇宙空間はずっと低温であるため、放射性物質が発熱し続ける限りは電力を供給できるというものです。

図の赤い部分が放射性物質であるプルトニウムを内蔵した「GPHS(汎用熱源)」と呼ばれる炭素繊維でつくられた発熱体です。その周りを取り囲むようにシリコンとゲルマニウムを用いた「熱電変換素子」が配置されており、これが内部と外部の温度差を利用して電力を発生させるのです。


無人探査機「ニューホライズンズ」13年かけて最も遠い天体へ!

2019年01月05日 10時53分16秒 | 日記

米206年1月に打ち上げられた探査機「ニューホライズンズ」、地球から65億キロ先の最も遠い冥王星の先に、13年かけ到達したと言う。このニュースも素晴らしい。此処でも活躍したのが原子電池。アメリカの遠くまで飛ぶ宇宙淡作成性にはほとんど使われている。

 

小惑星「ウルティマトゥーレ」(右)と無人探査機「ニューホライズンズ」の想像図(NASA提供・共同)

 【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)の無人探査機「ニューホライズンズ」が2019年1月1日、探査機としては史上最も遠い天体に接近、観測する。天体は冥王星の平均軌道よりはるか外側にあり、太陽からの距離は65億キロと地球の43倍も離れている。打ち上げから約13年後に探査が実現。冥王星より遠い太陽系の天体の姿が初めて明らかになり、太陽系の始まりに迫る成果が期待される。

 天体は14年にハッブル宇宙望遠鏡の観測で見つかった小惑星で、公募で選ばれた愛称「ウルティマトゥーレ(未知の世界)」で呼ばれる。赤みを帯びていて、細長い形か寄り添った二つの球の可能性がある。

打ち上げ前に点検される無人探査機「ニューホライズンズ」=2005年2月、米東部メリーランド州(NASA提供・共同)
 

韓国の言い分、素人目にも分が無い!

2019年01月05日 07時57分42秒 | 日記

韓国レーダー照射に関しては防衛省が出したYouTubeがいお蝋色なマスコミで出されていて、それを見ると、海自哨戒機が韓国警備艦に以上に接近した事は無いし、脅しの類もない。

 

防衛省が公開しているYoutube 動画は 

    http://www.mod.go.jp/j/press/news/2018/12/28z.html

 

一方、韓国の公開し動画は、防衛省の出した動画の一部を掲載したもの。反論根拠には乏しい。

    https://youtu.be/hXJEZSVaWcc?t=14

 しかも韓国警備艦は能登半島沖の日本の排他的経済水域内の事件だから尚の事、韓国に部が無い。大和堆という魚が良く取れる場所での北の漁船の違法操業中の出来事。

 

 

 

 

 


韓国の反論の動画、日本の哨戒機が撮ったもの??!!

2019年01月05日 00時51分36秒 | 日記

 

テレビが韓国のレーダー照射の件で一斉に日本の防衛省が放映したものが殆どで、しかも証拠を出せ、謝罪しろと言う要求。公にしたデータは韓国からは殆どないに等しいから、日本の主張が正しいと思える。防衛省は徹底して講義を貫徹してもらいたい。やはり、韓国可笑しくなっているとしか思えない!

韓国国防省が4日に公開した動画の一部。韓国海洋警察が撮影した映像で、遭難した漁船と救助船とみられる船舶の後方に、黄色のだ円でマークされたのがP1哨戒機。韓国語の字幕は「人道的救助作戦を行っているさなかに日本の哨戒機が低高度で進入してきた」と記している。

 

韓国国防省は4日、韓国海軍の駆逐艦による海上自衛隊P1哨戒機への火器管制レーダー照射問題を巡り、日本の主張に反論する内容の動画を公開した。自衛隊機が駆逐艦に異常接近したとして謝罪を求めるとともに、レーダー照射が事実なら、証拠となる電波情報を示すようにも迫った。

 公開された動画は4分26秒の長さで、大部分は日本の防衛省がレーダー照射の証拠として12月28日に公開した映像に反論の字幕をつけたものだった。

 字幕は「駆逐艦は遭難漁船救助のための探索レーダーのみを使った」とした上で、「もしも火器管制レーダーを作動させたとすれば、哨戒機は即刻回避行動を取るべきだが、駆逐艦に再び接近する常識外の行動を見せた」と主張している。