オフィス・ソフトでやっている事を出来るだけ自動化しようと言うのがRPAで、伝票からデータを読み取って、大福帳を作って行くとか、AIと連携させて手書き伝票をコンピュータに入力するとか、人手で行っていた作業を計算機に行わせれば正確に勝つ瞬時にでき、社員は依り創造的な仕事が出来るようになる。とぼっとと言う名前が付いているからロボットが介入するかと思うが、ここで言うロボットはソフトウエアである。
まず、総務課員が出社して行う、
- 朝会社に着いて、勤怠システムにログインし、打刻する
- 主要製品の売上データを集計し、速報レポートを作成する
- 経理の締め作業で、貸借対照表の借方・貸方の残高消込をする
といったルーティン業務は、RPAによりすべて自動化することが可能。
金融、リーテール、製造等各分野で、各種依頼書の内容を光学的文字読み取り装置(OCR)で抽出。次の処理系に入力できるよう、データ項目を補完する処理をもRPAで簡単にできる。唯この際、OCRが絡むと文字認識のAIソフトが介入することになる。
また、資料請求に返答した資料送付もRPAで出来ることである。RPAを適用した業務は住友林業グループ各社の住宅関連ウェブサイトからのデータ収集と社内システムへの入力、資料送付の手続き処理だ。対象は一般消費者が各サイトに資料請求のために登録したデータである。約20件のウェブサイトから1回当たり最大数百件のデータを収集する必要があり、これまで担当者1人が1日がかりでこなしていた。
サイトからのデータ収集作業をソフトロボに任せ、夜間に自動実行させることにした。スタッフは翌朝、社内システムへの入力と資料送付の手続き処理を始められるため、午前中いっぱいで仕事を終えて、午後の時間をプライベートに当てられるようになった。「育児などの理由で午前中しか働けないスタッフにも活躍してもらえる」
こうなってくると、RPAも知識判断をしており、AIとの差異が気になる。
AIとの違いは?RPAの歩む「3つの段階」
現在、国内外で普及が進んでいるRPAは、「Class 1」と呼ばれる「定型作業の自動化」であり、AIとは異なるテクノロジーです。
上述したRPAに代替される業務例も、このClass 1に相当します。
ですが実際には、RPAには「3つの段階」があると言われており、それぞれの違いはその「学習・判断能力」にあります。