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もはや共通の価値観もなし? 危機深まる日韓関係

2019年01月17日 17時48分24秒 | 日記

 

フジTVのFNNが報じていたが、西暦の偶数年ごとに更新される今年に発行された2018年の韓国の国防白書で、日韓関係の位置づけを変更したという。従来あった、「韓日両国は自由民主主義と市場経済の基本価値を共有している」が消えているという。韓国防衛省も文大統領の政治方針を受けているから、その意向が盛られている。一方、市民レベルでは、嫌韓っ感情は徐々に高まっているが、依然、歌や韓国食品は日本人にも好感されていて、全ての国民が韓国嫌いになったわけではないから、文大統領が後退すれば、日韓関係は再び良くなるであろう。しかし、2017年5月10日に就任した文大統領の任期は2022年5月9日だから、まだ遠い先のことで、日韓関係、武力小競り合い寸前にの最悪のところまで行くのではなかろうか? いささか不謹慎だが文大統領も任期切れ前後で逮捕??
 
しかし文大統領は日本の一般市民に嫌韓感情が徐々に強まっていることを認識しなければならない!
 

以下、FNNの解説:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

韓国政府が発表した2018年版の国防白書で、日韓関係について前回版までは記述のあった「韓日両国は自由民主主義と市場経済の基本価値を共有している」という表現が消えたというのだ。韓国の国防白書は2年ごとに発刊されるのだが、改めて、今回の2018年版の表現と、前回2016年版の表現を比べてみたい。

<2016年版>
韓日両国は自由民主主義と市場経済の基本価値を共有していて東北アジア地域はもちろん世界の平和と繁栄のために共に協力していかなければならない隣国だ。
(この後、両国防衛当局の交流についての記述が続くが、ここでは略)
しかし、一部の日本政治指導者の退行的歴史認識と独島(注・島根県の竹島の韓国での呼称)に対する不当な領有権主張などは両国関係が未来志向的に進むのに障害要素になっている。今後も独島に対する日本の不当な主張に対しては断固として厳重に対処する一方、北核ミサイル威嚇など主な懸案に対しては朝鮮半島と東北アジアの平和と安定のために持続的に協力していくだろう。

<2018年版>
韓日両国は地理的、文化的に近い隣国であり世界平和と繁栄のために共に協力していかなければならない同伴者だ。
(この後の両国防衛当局の交流部分は割愛 内容は2016年版とほぼ重複)
しかし一部の日本政治指導者の歴史認識と独島に対する領有権主張などは両国関係が未来志向的に進むのに障害要素になっている。今後も歴史歪曲および独島に対する日本の不当な主張に対しては断固として厳重に対処する一方、朝鮮半島と東北アジアの平和と安定のために持続的に協力していくだろう。

このように今回、「自由民主主義と市場経済の基本価値を共有」という表現がきれいに消え「地理的、文化的に近い」というあっさりした表現に変えられている。そして、「歴史歪曲」という言葉が加わったほか、日韓両国にとっての「北朝鮮の核やミサイルの威嚇など主な懸案」という表現が、南北の融和を受けて消え去った。さらに日本に関する部分以外では、北朝鮮政権・北朝鮮軍について「敵」と表現してきた部分も今回は削除された。

この韓国側の表現変更について、記者会見で問われた菅官房長官は「韓国政府の意図についてコメントは控えたい。その上で申し上げれば、日韓関係は現在非常に厳しい状況にあると考えており、我が国としては様々な問題について、我が国の一貫した立場に基づき引き続き韓国側に適切な対応を求めていきたい」と述べた。