先日、博多駅で土産物を買っていたら、隣の店のお客が、スマホで支払いたいと言っていて、店員さんがどこの決済かと聞いて直ぐ、カード読み取り機を出してきて、スマホをスキャンしてくれと言って支払が済まされた。購入の品を袋に入れて支払完了迄、1分もしないうちに終わった。そしたら右隣の店でお客がスマホで支払たいと言う声が聞こえて、同じように店員が、ではスマホのQR コードの表示画面をレジ端末のカメラに向けて移動させて下さいといって、それで支払お受けしましたとの店員の声。これまた、品を袋に入れて支払が済むまで1分以内で完了。
スマホ決済に色々な方法が有るようで、それでスマホ決済を調べたら、確かにおおざっぱにいって3種類有った。
① 交通系のプリペイドカードのFelica をスマホに内蔵させて、店のFelica読み取り機で読んで決済するもの。Aplle PayとかGoogle Payの方式が該当する。店側はFelica読み取り機を用意する必要がある。
② スマホに支払情報をQR コードに表示し、店のレジ端末のカメラで読み込ませて支払完了となる物で、読み取り機会が不要で導入コストはFelica 方式の依り易く上がりそう。ソフトバンクやLine の決済方式である。
③クレジットカード情報をブルートースで受発信して決済するものや、バーコードで支払のやり取りをする方式とかがある。決済方式は一つの方式だけでなく複数の方式をサポートしているのもあるようだ。
支払は、通信代金と合算されるものや、指定した金融機関の口座から月末とかに1カ月以内に引き落とされる。
確かにスマホ決済は、スピーディに行われるし、店員やお客は現金を触らなくて済み支払の時間や手間が少なくて済むから、普及が進むであろう。特に来年の6月まではキャッシュレスにするとポイント等でキャッシュバックが有るので、導入率が18%から28%迄急増したと言う。その勢いでスマホ決済ひいてはキャッシュレスが一気に進むかも。
ここで問題なのは、Felicaは近距離無線通信の国際標準に基づいて開発れたが、先行した事もあり、ソニーの独自開発となっている。日本のJR等の交通機関のプリペイドカードには多く使われているが、まだ国際化されるには至っていない。
QR コードも車の部品メーカーのデンソーが、従来の1次元バーコードを2次元に拡張した日本独自のもので、国際化の方向もあるが、まだ日本独自の物である。
となると、スマホ決済の最先端を行く中国ではどういう方式が使われているのだろうか?
スマホ決済で現行の日本方式が国際標準にならないものだろうか?