先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

アップル、SIMフリーiPhoneも販売

2019年11月22日 09時04分56秒 | 日記

今までSIMフリーのスマホは、Huawei、ASUS、シャープ、アップル、OPPOなどがあるが、iPHONEのSIMフリーは、中古でしか入手できなかった。Huawei、ASUSなんかは、SIMフリースマホの販売でシェアーを拡大している。


 iPhoneは日本では人気が高いままで50%近いシェアを取っているが、SIMフリーのiPhoneの販売で、今まで手が出なかったスマホユーザーにもiPhoneを使ってもらえ、更にシェアーを伸ばせる。更に、アップルの大手通信会社との契約を有利に出来る。

SIMは、NTTドコモやソフトバンク,au等から回線を借りてスマホ等のサービスを行っている、仮想移動体通信事業者MVNO(Mobile Virtual Network Operator)から、購入できて、それをiPhone に差し込めば、安い通信料でiPhone が使える。我々の様な貧乏人には嬉しいサービスである。

 

 


首相夫人まで私物化 桜を見る会に“聖心同窓会”アッキー枠

2019年11月22日 08時57分59秒 | 日記

 

日刊現代までも、安倍首相の税金私物化を憂慮している。ここまでがんばっているのに、多弱小貧弱野党が安倍政権を倒せないと言うのなら、日本の将来ない!
また、やった(C)日刊ゲンダイ

 やっぱり疑惑の裏にアッキーありだ。「桜を見る会」疑惑に安倍首相夫人の昭恵氏が深く関わっていたことが明るみに出た。「桜を見る会」に、“アッキー枠”があったことが発覚したのだ。

 


 20日の国会で、内閣府の役人が「安倍事務所で幅広く参加希望者を募るプロセスの中で、昭恵夫人の推薦もあった」と認めた。

 実際「桜を見る会」には、いかにも“アッキー人脈”と思われる招待客が多数、参加していた。たとえば、アッキーが名誉会長を務めるスキーイベントの実行委員、趣味の酒造仲間、さらにアッキーが校長を務める講座型スクール「UZUの学校」の卒業生……といったメンメンである。SNSでは<安倍昭恵さん、お招きありがとうございました>と、アッキーに対し、個人的なお礼まで伝えられている。
 
特に目立っていたのは、アッキーが小、中、高を過ごした聖心女子学院時代の同級生だったという。ほとんど“聖心同窓会”みたいだったそうだ。
 


 しかし、公人中の公人である安倍首相ですら「桜を見る会」を私物化していたことが批判されているのに、ただの私人であるアッキーが、税金を使う公的行事を私物化するなど許される話ではないだろう。アッキーが森友事件に深く関与していたことが発覚した時、安倍政権は、アッキーの証人喚問を防ぐために、わざわざ「昭恵夫人は私人」だと閣議決定したはずである。

 その上、「桜を見る会」では、アッキーの“お友達”企業が、「飲食物提供業務」を受注していたことも明らかになっている。取締役の夫人は、アッキーと学生時代からの友人なのだという。これほどの公私混同はないのではないか。

 法大名誉教授の五十嵐仁氏(政治学)がこう言う。
 
「私人である首相夫人まで公的行事を私物化していたとは驚きです。一体どこの国の話なのか。自分たち夫婦は何をやっても許されると、皇帝夫妻になったつもりなのだと思う。周囲もそれを許してきたのでしょう。これは“桜を見る会”に限らない。森友事件も全く同じ構図です」
 


 安倍首相が国会で説明するのはもちろん、こうなったら、たとえ“私人”だとしても、アッキーの証人喚問も必要なのではないか。

「3Dプリンターで料理」の30年後は来るか

2019年11月22日 07時03分33秒 | 日記

Forbesにが、イスラエルの2050年後の食糧事情の研究を紹介していた。

専門家によれば、2050年からは食物としての肉が減り、昆虫が増えるという。われわれの多くが、ベジタリアンまたはヴィーガンに転向せざるを得なくなる可能性もあるらしい。註:ヴィーガンとは、動物性食品を食べない、あるいは動物製品を使わないと言う人の事。
 
食糧事情が悪くなれば、人々は機能を重視した食品を重視せざるを得ず、栽培の効率や天候変化に強い植物を作れるから、遺伝子操作の食べ物に依存するであろうし、3Dプリンターでカスタマイズされた料理が作られるようになると予測している。そして増え続ける昆虫からたんぱく質を取ったり、藻から重要な栄養素を取るようになると言う。
 
烏賊、Forbesからの引用:::::::::::::

高まる「遺伝子操作」への依存


農業と経済の現実を見ると、より多くの人々がベジタリアンまたはヴィーガンに転向せざるを得なくなる、と専門家は言う。「家畜の飼育にかかるコストが上がるつれ、私たちが食べる牛肉の量は減り、魚の量が増えていくでしょう」と語るのは、イスラエルのベイト・ダガンにある農業研究庁ヴォルカニ・センターのシーナン・ハーパズ教授だ。
教授は、世界中で増え続けるだろう「飢える人々」への対応努力の過程で、遺伝子操作への依存が高まり続けると予測する。穀物の害虫やウイルスへの耐性は、人の手によってますます「鍛えられる」だろう。ハーパズ教授は、食物の「機能」が重視される未来を予見している。

ヒトゲノムの研究が可能にする「究極のカスタマイズ食」

「機能性食品」は、自然界にある同等な食品と同様、健康志向の消費者に付加価値(たとえば魚に豊富に含まれる「オメガ3脂肪酸」)を提供するように「デザイン」される。これはバイオテクノロジーによってだけではなく、食生活の傾向の変化によっても実現される。ヴォルカニ・センターの所長、ヨラム・カプルニク教授はこう言う。「家畜が食べる『餌』に注目が集まるでしょう。それは、結局、さらにそれを食べる私たちの体に反映されるのですから」
 

更には、「ヒトゲノムの全体像が判明すれば、ニーズに合った食料を生み出す方法もわかります」ともカプルニク教授は語る。たとえば親が朝、子どもの弁当を作るときは、子ども1人ひとりに何が一番適しているかがわかる栄養データベースを使うようになる。十分なビタミンの摂取から消化器問題の対応まで、あらゆる要素を考慮して食事を用意するようになるのだ。

「食はより高価になるでしょう」とカプルニク教授。「私たち1人ひとりにカスタマイズされたものになる代わりにね」

「3Dプリンティングが機能性食品を作る」時代

未来のカスタマイズ食品は天然資源から作られるかもしれないが、伝統的な製法の限界を考えると、機能性食品をより手に入れやすくするカギは3Dプリンティングかもしれない。

「食べ物の見た目はまったく変わりませんが、近い将来、1人ひとりの仕様に合わせて食物は『プリント』されるでしょう」とカプルニクは予測する。味も色もカスタマイズされ、材料は医師の処方や個人の食事療法のニーズに合わせて調合されるのだ。

カスタマイズされた3Dプリンティングの食が選択肢に加わるというのはすばらしい考えに聞こえるかもしれないが、これは、世界の人口のごく一握りしか手に入れられない贅沢品となる可能性が高い。

その代わり、第三世界の食料は無味で単調になり、単に生きていくための必需品でしかなくなる。発展途上国はNASAで有名な宇宙飛行士の「パウチ食品」に近い、コンパクトな配給食のようなものに頼ることになるだろう、と専門家は考えている。

栄養強化したエナジー・バー、ビスケット、乾燥スナックなどが、増え続ける人々の空腹を満たす手助けをする。あまり食欲をそそるものではないが、機能性は高い。最大限の栄養を提供し、満腹感を与えてくれるだろう。

カプルニク教授は、先進国も需要を満たすために濃縮食品に頼るようになるかもしれないと予測する。その時代には、3Dプリンターが食のバリエーションと目新しさの需要を満たしてくれるはずだ。さもなければ、昔ながらのエナジー・バーが役立つかもしれない。
 
未来の重要な動物性タンパク源、「昆虫」

食の専門家たちは、近いうちにヒトは、「動物性タンパク」に代わるものを見つけなければならないと確信している。その解決策が、実は、私たちの鼻先にあり、発展途上国の一部ではすでにおなじみの主食となっている。そう、昆虫だ。

「バッタを食べるのは、牛を食べるのとどう違うというのでしょう?」と問うのは、機能性食品メーカー、「トレンドラインズ・アグテック」CEO、ニッツァ・カーディシュ博士だ。

「結局のところ、私たちはステーキを食べるときに牛のことは考えないし、シュニッツェル(仔牛肉をカツレツにした西洋料理)を食べるときにニワトリの姿は思い浮かべませんよね。要は、感じ方の問題ですよ」

アフリカや極東の人々はすでに、昆虫をまるのまま食べることに慣れているかもしれないが、欧米人にとってはステーキやバーガー、マッシュポテトといったおなじみの食品の「代用品として加工された」粉末昆虫のほうが、まだ受け入れやすいかもしれない。

工業規模の昆虫養殖はまだ現実にはなっていないが、一部のイスラエルの企業が最近、昆虫を主原料とする食品を商業的に生産しはじめている。待ちきれない? 心配ご無用。「冷凍バッタのシュニッツェル」が完成間近だ。


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答はもっと簡単だ、という者もいる。栄養学的観点からは、肉の代替品などそもそも不要、というのだ。

「タンパク質と鉄分を提供してくれる植物由来の食品もあり、コレステロールや飽和脂肪が不足するということはありません」と語るのはアノニマス・フォー・アニマルライツのヒラ・ケレンだ。ケレンによれば、ハイテクな解決策に頼らなくても美味しい代替品を見つけるのは簡単だそうだ。

「大手のカフェチェーンはどこもヴィーガンのオムレツを提供しています。ベーカリーはヴィーガンのパイやケーキ、クッキーを焼いています。ステーキハウスでさえヴィーガンのバーガーを提供するようになっていますし、もちろんネット上には何千ものレシピが存在します」

「藻」というスーパーフード

ともかく、昆虫の栄養価が高いのは有名な話だ。従来のタンパク源に代わる賢い代替品である以上に、昆虫は栄養強化に活用できる。ハーパズ博士が言うように、未来の食を考えると優先されるのは健康で、新たな品種の開発研究でも、やはり健康に焦点を当てるべきなのだ。

そうなると、2050年の食にはより多くのスーパーフードが含まれることになりそうだ。ここでいうスーパーフードとは、典型的な欧米の食を構成するものよりも、ずっと健康的な栄養価を持つ食品を指す。
 
 「ケール(注:「青汁」の材料としても知られる)」は、もうおなじみの例だろう。濃い緑色のこのスーパー葉野菜は繊維質、ビタミン、ミネラル、抗がん物質を豊富に含んでいる。販売業者は商品を売りこむのに「スーパーフード」というラベルを活用しようとするかもしれないが、未来の健康通の食卓でスーパースターとして扱われるのは、ケールのような天然のスーパーフードや、それに類する食品だ。

健康的な食事に対するもうひとつのいわば「ローテクな」答えが、藻類だ。藻にはどの果物や野菜よりも多くのカルシウムやタンパク質、鉄分、ビタミン、ミネラル、繊維質、抗酸化物質が含まれている。

この水生植物は、魚と同じく池で養殖できるが、魚よりずっと安く、また豊富に作れる。藻類は、環境破壊を最小限に抑えながら世界の空腹を満たす、理想的な非動物性食料源になるかもしれない。

「遺伝子操作」が世界を助ける?

未来の食を改善するという難題は、遺伝子操作問題とは切っても切り離せない。遺伝子操作の助けを借りれば、アレルギーを引き起こさないピーナツや水害に強い米の品種を作ることができる。

テルアビブ大生命科学部学長で、遺伝子操作の提唱者としても知られるダニー・チャモヴィッツ教授は、遺伝子操作が環境や健康に害をもたらすことはないことを周知することが重要だ、と考えている。

「ただ遺伝子を、こちらからあちらへと動かすだけの話です。交配と一緒です」と教授は言う。「20年間にわたって世界中で作られてきた遺伝子操作による品種で、病気や死亡の原因になった例はありません」。

教授は、遺伝子操作に対する恐怖感が研究を遅らせているだけ、と言う。グリーンピースのような団体からの抵抗は世界に損失を与えるだけで、多くの場合、命を救う、そして命をよくする研究を妨げてしまうと、教授は語る。

グリーンピースのメンバーは、まったく逆の主張をしている。たとえその害が証明されていないとしても、人が長年利用してきた物質の多くは有害だと。彼らは、ますます気候変動が悪化する中、いわば「すべての卵をひとつの籠に入れる」ようなリスクは冒せないと信じている。

「農業の多様性を維持することは、未来の食料確保に対する『保険』のようなものです。わずかな品種が世界の食料源を占拠してしまうことは、有害無益です。遺伝子操作を促進している農業系の複合企業は皮肉にも、世界の飢餓と欧米人の罪悪感を悪用して、商品を売りつけているのです」。

テルアビブ大学「マナ食料安全プログラム」所長、ニル・オハド教授は、「現状維持のためだけにさえ、さらなる努力が必要」と確信する。われわれが、人と日々のパンとの間に立ちはだかる複雑な課題を踏まえて本当に問うべきなのは、皿にどのような食品を乗せるべきかではなく、「その食品がどうやって皿の上にまでたどり着いたか」だ。