先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

米テスラ、カリフォルニアから移転?

2020年05月10日 20時22分10秒 | 日記
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AFPによると、テスラ、カルフォルニア工場の再開を州政府から反対され、『米テスラCEO、カリフォルニアからの移転を警告 工場再開めぐり』とテキサス州とネバダ州に移転を表明したという。イーロン・マスクCEOの自信過剰の表れ?!
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【5月10日 AFP】米電気自動車大手テスラ(Tesla)のイーロン・マスク(Elon Musk)最高経営責任者(CEO)は9日、カリフォルニア州にある本社と工場をめぐり、新型コロナウイルスの影響で地元自治体が操業再開を認めなかったことを受けて同州から移転する可能性を示した。

 マスク氏はツイッター(Twitter)に痛烈な非難を投稿し、「率直に言って、これは我慢の限界だ。テスラは直ちに本社と将来の事業計画をテキサス州とネバダ州に移転する」と表明。また、テスラの工場があるフリーモント(Fremont)市に言及し、「フリーモントでの製造活動を維持するとしても、それは、今後のテスラの扱い方次第と述べた。

 テスラの米国唯一の組み立て工場であるフリーモントの工場について、同社は5月初めの操業再開を目指していたが、地元自治体はこれを阻止した。

 マスク氏は中国の自社工場が新型コロナウイルスの感染抑制後に製造を再開した経験を強調。地方レベルの保健当局者に関して、「テスラは中国工場の経験を通じて、安全のためにするべきことを(選挙で選出されたのではない) 暫定的な下級公務員よりはるかに熟知している」とツイートした。

 マスク氏は「不合理で現実とかけ離れている」として、工場があるアラメダ郡(Alameda County)に対して「直ちに」訴訟を起こすと投稿。同郡の保健当局者が「州知事や大統領、憲法で定められた自由、そしてごく当たり前の常識に」反して行動したと主張した。(c)AFP


中国吉林省でコロナ感染増加 警戒強化、列車一部停止も 5/10(日) 16:31配信

2020年05月10日 19時43分02秒 | 日記
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共同通信によると『 中国吉林省でコロナ感染増加 警戒強化、列車一部停止も』とのこと。新型コロナの二次、三次災禍が避けられないのだろう?

共同通信

 【北京共同】中国政府は10日、新型コロナウイルス感染症の発症者が9日に中国本土で14人増え、計8万2901人になったと発表した。うち11人は吉林省での国内感染で、同省舒蘭市の発症者から広がったとみられる。中国メディアによると同市は10日、「高リスク」に警戒レベルを引き上げ、一部の列車の運行を停止する。


 舒蘭市は吉林省吉林市内の行政区画。7日に発症が確認された女性の家族や濃厚接触者に感染が広がっている。同省では計19人の海外からの感染流入例が報告されているが、報道によると女性には流入例との接触歴がなく、約70日ぶりに同省で確認された国内感染例だった。

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新しいテスラ・モデルXはタイムマシン?

2020年05月10日 18時25分37秒 | 日記
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2025年のEVはどうなっているのか。先月、テスラ・モデルXに乗って、近未来にタイムスリップしてきた。そう、タイムマシンがあるとしたら、このモデルXが一番近いと言えるだろう。この非常にユニークなクルマはどう考えても、現在のクルマ社会からかけ離れている気がする。


自動運転の機能はもちろん、特徴的な翼のようなドア、「対生物兵器」モード、異次元の速さ、アッと言わせる巨大なタッチスクリーン、宇宙船みたいな室内、世界一優れたテスラ専用の急速充電器ネットワークなど、どれを取り上げても驚くだろう。さらに、これらが全てこの1台に搭載されていると知れば、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のドックとマーティ君の仕業だと見なしてもおかしくない。



実は、5年前にもテスラ初のSUVである初代モデルXに乗ったのだが、その時も未来的な味が強かった。今回は試乗したのは、EVパワートレイン効率やエアサスペンションなどが強化された改良版のロングレンジだ。まず驚くのは、航続距離が507kmまで伸びていること。ついに500kmを突破し、量産型EVの中で最も航続距離の長いクルマの一つと言える。

さらに驚くことに、モデルXは常にインターネットと繋がっており、今年5月に新しいソフトウェアをダウンロードすることによって、航続距離は20、30kmはさらに伸びるとテスラが言う。

ブレーキ踏まずに自動で停車してくれるホールド機能


2400kg以上とかなり車重が重いにもかかわらず、4WDで2モーターを採用するモデルXは十分速い。今回乗ったロングレンジ仕様はおよそ550psを発揮する4輪駆動だからこそ、1速のA/Tを通じて瞬時に4つのタイヤにパワーを伝達するので、0-100km/hの加速は4.6秒とスーパーカー並みだ。

異次元の加速性で、いつアクセルを踏んでも、瞬間的に加速する。パワートレーンの効率向上でそれはさらにスムーズになり、また今回初めてホールド機能がついた。つまり、 ACC(アクティブクルーズコントロール)を使っていると、前方の交通状況によって、ブレーキを踏まなくても車両が自動的に減速して完全に止まってくれる。



また、モデルXではバッテリー、モーター、インバーターなどのハードウェアがフロアより低い位置に配置されているため、その低重心のおかげで、コーナーでのボディロールを抑えて、安定した姿勢を保つ。さらに、ステアリング感覚も向上していて、路面からのフィードバックがさらに良くなり、ステアリングホイールの重さはちょうど良いセッティングになっている。

もともと、ロールを抑えるために改良されたエア・サスペンションは硬めの設定だけど、街乗りでは気持ちの良いしなやかな乗り心地だ。ブレーキは普段の走りでは充分だろうけど、重い車重に対して、僕はもう少し制動力が欲しいと感じた。静粛性が素晴らしいからこそ、風切り音やタイヤノイズなどの細かい音が聞こえてくる。
 
さて、モデルXで一番話題になっている特徴はなんと言っても、翼っぽいドア。テスラがこのドアを「ガルウィング」ではなく、「ファルコンウィング」(鷹)と呼ぶのは、ヒンジ(関節)が2つ付いているからだという。6秒ぐらいで開くこのドアは賛否両論だけど、僕は素晴らしい特徴だと思う。



そのメカニズムは複雑だったようで、開発には予定よりも半年も長くかかり、同車の導入も同様に遅れた。このドアについては「開閉が遅い」とか、「格好つけすぎだ」とかという人もいるけど、僕はあまりにも優れていると思うので、普通のドアが付いているモデルXは考えられない。このドアを含め珍しい機能満載のモデルXは、デロリアンのように伝説的なクルマになっていくと思っている。



室内は、スタンレー・キューブリック監督の「2001年、宇宙の旅」に現れるコクピットみたいだ。トリムの質感やレザーは上品だし、スイッチ類のないスパルタンな割には、ハイテクなできが見事。運転席から周りを見渡すと、リアのウィンドー以外は視認性がとても良く、キャビンの開放感はクラストップといえる。

やはり、何よりもドライバーの頭の上まで伸びるウィンドースクリーンが際立っている。まるで、ドライバーのためのサンルーフみたいだ。運転していると、普段は頭上を見上げることはできないが、僕は今回、運転席から初めて星空や流れ星を見た。ただ、真夏の炎天下では、その広いガラス面のスモークの濃さが足りないので、かなり眩しいとは思う。

医療用フィルター採用の「対生物兵器モード」


インパネの最大の特徴である17インチ大型タッチスクリーンは見ものだ。この1枚で、エアコン、GPSナビ、オーディオ、充電状況、ゲーム、「対生物兵器モード」などの車両の全てのシステムの調整ができる。「対生物兵器モード」は特に面白い。



業界初の医療用HEPAフィルターを採用し、バイ菌、花粉、ウイルス、PM2.5などを除去する能力は通常の車の300倍以上だという。画面の中のアイコンをタッチすると、いきなり車内の気圧が上がり、外気をフィルターで清浄する。新型コロナウイルスに対してどの程度効果的なのかは未公開だけど、かなり効くと思われる。

テスラの自動運転モード「オートパイロット」も業界一と言える。もちろん、ほとんどの国では手放しの自動運転を許可していないので、テスラが「オートパイロット」と呼んでいても、この機能は「半自動運転」と解釈した方がいいだろう。しかし、「自動運転」レベル3以上の法律ができたら、テスラはすぐさまそのオートパイロットの導入ができるようになっている。

車両には、カメラが6つ、センサーが12個、そしてレーダーも付いているので、モデルXは常に周囲360度にある車両の動きを把握しているし、オートパイロットが作動している時にウィンカーをつければ、後方の安全を確認してから、クルマは自動的に車線変更してくれる。

モデルXの独自性や新しく加わった機能に触れれば触れるほど、このクルマの個性や珍しさが見えてくる。今までにこんなクルマはなかった。このモデルXは、近未来のEVの異次元の加速、走り、充電状況、意のままダウンロードできる新しいソフトウェアなど、全ての機能を大型タッチスクリーンで調整することができる。

これはまったく新しい時代の幕開けのような存在だ。このタイムマシンのプライスは1110万円から。決して手の届きやすい価格ではないが、「これだけの技術や可能性を積んでいるのだから、そんなに高くはない」と思うのは僕だけだろうか。

新型コロナが握る米大統領選の行方──トランプの再選戦略は

2020年05月10日 18時08分58秒 | 日記
 

ニューズウィークが『新型コロナが握る米大統領選の行方──トランプの再選戦略は」と解説記事を掲載していた。ネガティブ宣伝になると予測している。たとえば、民主党が、トランプ政権の新型コロナ対策が遅すぎたという主張に対し、新型コロナ災害は中国発信で、民主党は中国べったりの主張をしたと、政策論争ではなく、泥試合になるのではとみているようだ。

ILLUSTRATION BY MARINA LINCHEVSKA/SHUTTERSTOCK

<コロナ危機への対応でトランプの支持率は自己最高に、この勢いが秋まで持つかは今後の感染の展開次第>

秋の米大統領選で再選を目指すドナルド・トランプのある選挙CMは、思い出せないほど遠い昔に戻ったような内容だ。

CMのタイトルは「ファイター」。黒人の女性有権者(「アメリカを再び偉大に」と書かれた赤い野球帽をかぶっている)が、トランプ政権下での経済の好調ぶりを絶賛する。

「この国の経済を見て。彼が成し遂げたことを見て。大統領を支持しないなんて選択肢はないでしょう?」

このCMには、トランプ陣営が選挙戦でやろうとしていることが凝縮されていた。低い失業率、賃金の上昇、好調な株式市場をアピールするというものだ。

同時に、非白人の支持率を高めようという狙いも見えた。前回2016年の大統領選でトランプが得た黒人票は全体の8%。これが10%台前半に増えるだけでも民主党候補に圧勝できると陣営は考えていた。

選挙戦で最も強調すべきポイントは「平和と繁栄をつかさどる大統領」だった。「ドナルド・トランプの名と彼が残した輝かしい業績ほど、全てのアメリカ人にとって『勝利』を象徴するものはない」と、選挙対策本部責任者のブラッド・パースケールは語っていた。

ところが、状況は一変。今年の大統領選は「新型コロナウイルス選挙」になった。目下の危機にトランプがどう対処するかが、結果を大きく左右する。

いずれネガティブ広告に走る

パースケールは、テレビとネットの広告費として10億ドルを確保したと言う。前回選挙とは比べものにならないほど潤沢な額だ。

今後打ち出される新しいCMは、即座に作り変えられた。既に編集が終わった「最高司令官」と題するCMは、危機に際しても冷静で力強い指導力を発揮する「戦時大統領」としてトランプを描く。危機管理室に大統領とウイルス対策チームが集まった光景を捉えたモノクロの映像に、「決断力を備えたリーダー」というナレーションが流れる。

もう1本のCMは、トランプが1月31日に中国からのアメリカ入国禁止措置を打ち出したとき、今は民主党の大統領候補に事実上決まったジョー・バイデン前副大統領が「外国人排斥」と非難したことに焦点を当てている。「専門家によれば、あの決断は数千数万のアメリカ人の命を救った」とナレーションが入る。

どちらのCMもまだ公開されていないが、トランプが新型コロナウイルス関連の会見を毎日行うようになってから、彼の支持率は急上昇している。3月24日に発表されたギャラップ社の世論調査では、トランプの仕事ぶりを支持すると答えた人が49%に上り、彼にとって過去最高の数字となった。さらに60%がトランプの危機対応を支持すると答えた。

トランプの定例会見は大変な注目を集めている。3月23日の会見をケーブルテレビで見た人は実に約1220万人。さらに主要ネット局で数百万人が見ている。

 

危機的な状況が進むにつれてトランプ陣営は、選挙専門家が言う「アーンド・メディア」(自陣営の発信ではなく、既存メディアによる発信やSNSなどを通じた市民のメディア活動)の大きな恩恵にあずかっている。陣営では会見の視聴者が減り始めない限り、わざわざ選挙CM(こちらは「ペイド・メディア」と呼ばれる)を出さなくてもいいと考えている。

さらにトランプ陣営は、トランプがホワイトハウスから長時間にわたって熱弁を振るえば、コロナ禍のために集会も開けないバイデンが自宅の地下室から動画で支持を訴える姿とは全く対照的に映り、自陣営に有利に働くとみている。バイデンの戦いぶりは「笑えるほどお粗末だ」と、あるトランプ陣営関係者は言う。

だが方針転換したトランプ陣営の戦略も、長くは持たない。選対本部では、今後打ち出す予定だった多くのネガティブ広告を使うのか、それともポジティブな「最高司令官」というイメージを強調するのかが議論の的になっている。ネガティブ広告のテーマは単純明快。バイデンは大統領に適任ではない、今のような危機のただ中ではなおさらだ──。

昨年流れた選挙CMを焼き直すことにもなりそうだ。医療保険に不法移民の加入を認めるかどうか民主党の大統領候補たちに挙手で答えさせた場面を使ったものだが、新CMではおずおずと手を挙げて賛成の意を示すバイデンに焦点を当てるだろう。

トランプがいずれネガティブ広告を認めるのは間違いない。なにしろ民主党系の特別政治活動委員会(スーパーPAC)が、新型コロナウイルス問題への対応について一斉攻撃を仕掛けている。例えばスーパーPACのプライオリティーズUSAアクションは、主要な激戦州で600万ドルを投じ、トランプが当初ウイルス問題を軽視したことを批判した。

そこでトランプ陣営は3月26日、プライオリティーズのCMを流すテレビ局を訴えるという脅しを掛けた。大統領は新型コロナウイルスのことを「でっち上げ」などと言っていないというのが、その理由だ。

秋には空気が変わっているか

トランプ陣営は、バイデンが自分なら新型コロナウイルス危機にどう対処するか語った内容について、その多くは既にトランプがやっていると主張する。「バイデン案は二番煎じで、遅過ぎる」と、陣営の広報担当アンドルー・クラークは言う。じきにCMでもそう主張するだろう。

トランプ陣営は激戦州を狙い、中国からの入国禁止に早い時期に踏み切ったことを強調するはずだ。その頃、民主党とメディアはウクライナ疑惑による大統領弾劾に躍起になっていたとも付け加えるだろう。

 

仮に投票日までまとまった日数を残した段階でコロナ危機が収束すれば、トランプ陣営は中西部の激戦州に照準を合わせる。前回はトランプがこれらの州で勝利したが、今回はバイデンが有利とみられている。

一方で、トランプ陣営がバイデンの弱みと考えているのは「中国」だ。この選挙戦でバイデンは、中国の競争上の脅威を過小評価する発言を繰り返してきた。新型コロナウイルスが中国発であることから、中国に甘いバイデンの姿勢はマイナスになるかもしれない。トランプ陣営はコロナ危機の展開次第で、バイデンが中国政府の手先であるかのように描く広告を何本か作りそうだ。

しかし、選挙関係者は口をそろえる。今年の大統領選を支配するのは新型コロナウイルスだ、と。「去年のうちに多くの計画を練ったのに、今はもう全く役に立たない」と、あるトランプ陣営関係者は言う。

トランプ陣営は、秋になれば「最高司令官」による危機対応をたたえるCMを流せるよう願っている。同時に、移民や貿易、医療などの主要論点でバイデンをたたくつもりだ。

トランプ陣営は赤い帽子をかぶった黒人女性のCMを、また引っ張り出してくるだろうか。本選が近づけば、そんなことができる空気に戻っているだろうか。ある政権顧問は言った。「それは、あなたにも私にも分かるはずがないだろう?」


ソウルで新型コロナのクラスター発生, 免疫が効かない!

2020年05月10日 15時05分09秒 | 日記
 

[ソウル 8日 ロイター] - 新型コロナウイルス規制を緩和したばかりの韓国の首都ソウルで、新たなクラスター(感染者の集団)が発生した兆候が出て衛生当局が調査している。感染者数は比較的少ないものの今後増加することが予想され、当局は感染した可能性のある人の特定などを急いでいる。

韓国疾病予防管理局(KCDC)は8日、ソウルで外国人にも人気の観光スポット、梨泰院(イテウォン)のクラブに関連した感染者を少なくとも15人確認したと発表した。

 

者数の減少を受けて6日から社会的距離を確保する規則をさらに緩和していた。

KCDCの鄭銀敬局長は感染場所とされるクラブについて「最も懸念する危険な条件がそろっている。そのような施設の管理を強化する必要がある。そういう場所に行くことをできるだけ控えてほしい」と述べた。ソウル市の当局者によると、問題のクラブを訪れた約1500人を特定。感染者が在住ないし訪れた他の場所では、すでに感染者が確認されているという。

当局は、週末にクラブに行った人に14日間、自主隔離し検査を受けるよう要請した。