多面体F

集会報告、読書記録、観劇記録などの「ときどき日記」

外人客も多いビストロ十番スタンド

2008年08月05日 | 居酒屋・銭湯紹介
南北線の麻布十番駅4番出口を出て左の路地をパティオ十番の方向に20mほど入ったところ、まさに駅から1分の至近距離に立呑み「ビストロ十番スタンド」がある。近所にはビストロ「Parisien」、ベジタリアン系のオープンカフェ「eat more greens」、アジアンフード「Lau Lau」などちょっと似た感じの飲食店が多い。

ビストロと名乗るだけあり料理の種類は豊富だ。
たとえば肉・魚では、牛モツのデミトマト煮込み450円、海老のペペロンチーノ300円、ソーセージの盛り合わせ600円、デミグラハンバーグ700円、つくね280円、鶏の唐揚げ500円、ポーク焼売400円など。
野菜では、アスパラバター400円、冷やしトマト400円、枝豆300円、ほうれん草ともやしのナムル400円、串コロッケ250円など。
その他、〆のご飯として、リエットごはん500円、チキンドリア600円、焼きそば650円、デザートで、炎の十番プリン400円、アイスクリーム300円、変わったところでは鶏レバーパテ500円、豚パテ500円、塊パルミジャーノ500円もある。
熱々の串コロッケやつくねはうまかった。

牛モツのデミトマト煮込みと秋鹿
場所がらなのだろうが、外人客が多い。また女性客の比率が1/3くらいと多かった。スタッフの男性がいわゆる「イケメン」だからかもしれない。まだ混んでいる時間ではなかったからかもしれないが、スタッフのサービスもよかった。なお調理は女性スタッフがやっていた。普通の店と逆の役割分担だった。

客もスタッフも全体に若く20-40代中心で、大型テレビでサッカーや大リーグの野球のゲームを流しているようなタイプの店だ。客の回転もよく、したがって活気がある。
繁盛の秘訣は、料理と店の雰囲気と駅に至近という立地条件だと思う。価格は、立呑み屋としてはわたくしが行くところより2割くらい高めだが、それだけの付加価値はあると思った。
混みあう時間には外の樽もテーブル代わりにして大勢の客が連なる。

電話:03-5730-9777
住所:港区麻布十番2-1-9-1F
営業:16:00~4:00 年中無休
   ビール(モルツ樽生ジョッキ、黒ビール、ハーフ&ハーフ)390円
   日本酒(上喜元、大山、秋鹿)500円、焼酎、ワインの銘柄も多い


☆わたくしが麻布十番に足を踏み入れたのは大江戸線が開通した2000年以降だ。縦横が100mと250mほどの区画のなかに通りが何筋かある。歩き回るのにちょうどよい広さだ。麻布十番商店街には豆菓子・おかきの豆源本店永坂更科布屋太兵衛、とらや帽子店、下駄・草履のだいこくや、お香の香雅堂など面白そうな店が並んでいる。食べ物屋さんは、そば、焼き鳥、寿司など日本料理をはじめ、韓国、中華、フランス、イタリア、甘味などなんでもありそうだ。商店街のちょうどなかほどに「赤い靴」をはいていたきみちゃん像が目印のパティオ十番という広場がある。きみちゃんは船には乗らずじつは1911年に9歳で麻布十番の孤児院で亡くなった。
また、残念なことに十番温泉は今年3月末に廃業し、建替え中になっていた。


パティオ十番のきみちゃん像
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