ぶたちゅう(みんなで未来を選ぶ@文京台東中央)は東京2区(文京、台東、中央)で立憲野党候補を擁立する運動をしている市民グループである。2017年1月に発足、7月9日(日)午後はじめてイベントを行った。
「2日遅れの七夕ウォーク あなたの願いを候補者にとどけませんか?」と称して、根津神社脇に集合、千代田線根津駅前でスピーチ、不忍通りを千駄木駅まで「野党は共闘」のプラカードを手にパレードし、千駄木駅脇でふたたびスピーチするというものだった。参加者は70人弱、狭い歩道のパレードだったので10-20人の4つのグループに分かれて歩いた。
参加者が手にした笹の葉には、黄、ピンク、ブルー、白など色とりどりのビニル色紙に「国が道徳決める?コワイネ」「アベ政治を許さない」「子どもたちにもっと予算を!」「核兵器禁止」「わたしのLINEよまないで」「武器よりも人のしあわせ」など、一人ひとりの願いごとが手書きで書かれている。
「こんにちは、ぶたちゅうでーす」「ぴかちゅうじゃないよ、ぶたちゅうだよう」「2日遅れの七夕です」「選挙に行こう!」「わたしたちの候補者は、わたしたちがつくろう」と一般通行人や店の人に声をかけながら歩いた。練り歩き方式で、店舗のなかに入って積極的にチラシを渡す人もいた。
できるだけ一般の人に迷惑をかけないよう「自転車が通ります、通してあげてください」「通行人を通してあげてください」と、自主規制をかけながら不忍通りの歩道を歩いた。
根津駅前の松尾あきひろ予定候補(真ん中)と石沢のりゆき予定候補(その右)
根津でのスピーチの一部を紹介する。
●ぶたちゅう・永井勇太代表「ぶたちゅうは、次の衆議院選で日本国憲法の国民主権、基本的人権の尊重、平和主義が息づく社会をめざして市民の側から野党共闘を呼びかけています。特定秘密保護法、安保関連法、共謀罪法など国民の声に耳を傾けない与党に疑問を持つ方はたくさんいらっしゃる。少数の意見に耳を傾けず多数決を押しつける社会は民主主義なのか。われわれの声をもっと聴いてもらうためにも、衆院選で野党共闘が必要になると思います。
子どもたちが未来に希望をもてる社会をつくってほしい、そのために市民と野党の共闘を実現させよう。みんなで未来を選び、未来をつくっていこう。皆さん、よろしくお願いします。」
●女性2人から市民の声
まず打越さく良さん(弁護士)「多数の議席を渡しても熟議は必須だ。それなのに与党は白紙委任されたといわんばかりに「どや顔」しているとしか思えない。わたしたちは、女も、老人も子どもも障害者も、さまざまのエスニシティも、LGBTも、(安倍のいう)「あの人たち」と分断されず、個人は個人として認められたい。個人が尊重される政治をめざす野党のみなさんに結集していただきたいと、心より願う」
川勝知恵さん「小学2年のとき起きた湾岸戦争で、ミサイルや戦車の映像、人が死ぬ画像をみて戦争に恐怖した。それから30年近くたち、わたしや家族だけでなく、だれも戦争で死んでほしくないと思うようになった。だれも戦争でひとを殺すことがない社会であってほしい。戦争も外交手段ではあるが、最低最悪の最も無能な人が採択する手段だ。わたしたちは選挙で議員を選べる、わたしたちの未来を選挙で選べる。野党と共闘し自分たちの未来をいっしょに選び決めましょう」
市民の思いを受け止めてくれる野党ということで、2人の予定候補の1分間スピーチがあった。
●松尾あきひろ・民進党2区予定候補(2区総支部長)
「市民の声、国民の声を反映した、国民ひとりひとりが豊かになれる社会をつくっていかなければいけない。政治を変えるには野党の力も重要だが、世論の力も非常に大きい。今後も共にがんばっていきたい」と決意を述べた。
●石沢のりゆき・共産党2区予定候補
「都議選で自民党は6割減、歴史的大敗を喫した。背景には強権政治や国政の私物化、異論に耳を貸さない傲慢な一連のふるまいへの失望の反映がある。衆院選で安倍政権・与党に痛打を与えるため共にがんばろう」とアピールした。
3つの区の民進・共産・社民の区議13人が参加し、立憲四党のうち3つの旗がそろい、所要のため欠席だった自由党の台東区議からも「立憲野党の一員としてみなさんの活動をできるかぎり支えていきたい」とのメッセージが寄せられた。
東京2区で、立憲野党4党と市民の共闘体制の「はじめの一歩」を歩み始めたということである。
社民党と民進党の旗のあいだに、小さいが自由党のパネルが見える
とても暑い日で午後2時の気温は32度、まだ真夏の暑さではないが、急に暑くなったので体がまだついていけない。根津神社から計っても1300mの距離に過ぎないが、厳しい気候だった。当初予定ではよみせ通りをもう700mほど北上しようということになっていたが、酷暑のため打ち切った。賢明な判断だった。それなのに根津の駅ではかなり強い風が吹いていた。
「2日遅れの七夕ウォーク あなたの願いを候補者にとどけませんか?」と称して、根津神社脇に集合、千代田線根津駅前でスピーチ、不忍通りを千駄木駅まで「野党は共闘」のプラカードを手にパレードし、千駄木駅脇でふたたびスピーチするというものだった。参加者は70人弱、狭い歩道のパレードだったので10-20人の4つのグループに分かれて歩いた。
参加者が手にした笹の葉には、黄、ピンク、ブルー、白など色とりどりのビニル色紙に「国が道徳決める?コワイネ」「アベ政治を許さない」「子どもたちにもっと予算を!」「核兵器禁止」「わたしのLINEよまないで」「武器よりも人のしあわせ」など、一人ひとりの願いごとが手書きで書かれている。
「こんにちは、ぶたちゅうでーす」「ぴかちゅうじゃないよ、ぶたちゅうだよう」「2日遅れの七夕です」「選挙に行こう!」「わたしたちの候補者は、わたしたちがつくろう」と一般通行人や店の人に声をかけながら歩いた。練り歩き方式で、店舗のなかに入って積極的にチラシを渡す人もいた。
できるだけ一般の人に迷惑をかけないよう「自転車が通ります、通してあげてください」「通行人を通してあげてください」と、自主規制をかけながら不忍通りの歩道を歩いた。
根津駅前の松尾あきひろ予定候補(真ん中)と石沢のりゆき予定候補(その右)
根津でのスピーチの一部を紹介する。
●ぶたちゅう・永井勇太代表「ぶたちゅうは、次の衆議院選で日本国憲法の国民主権、基本的人権の尊重、平和主義が息づく社会をめざして市民の側から野党共闘を呼びかけています。特定秘密保護法、安保関連法、共謀罪法など国民の声に耳を傾けない与党に疑問を持つ方はたくさんいらっしゃる。少数の意見に耳を傾けず多数決を押しつける社会は民主主義なのか。われわれの声をもっと聴いてもらうためにも、衆院選で野党共闘が必要になると思います。
子どもたちが未来に希望をもてる社会をつくってほしい、そのために市民と野党の共闘を実現させよう。みんなで未来を選び、未来をつくっていこう。皆さん、よろしくお願いします。」
●女性2人から市民の声
まず打越さく良さん(弁護士)「多数の議席を渡しても熟議は必須だ。それなのに与党は白紙委任されたといわんばかりに「どや顔」しているとしか思えない。わたしたちは、女も、老人も子どもも障害者も、さまざまのエスニシティも、LGBTも、(安倍のいう)「あの人たち」と分断されず、個人は個人として認められたい。個人が尊重される政治をめざす野党のみなさんに結集していただきたいと、心より願う」
川勝知恵さん「小学2年のとき起きた湾岸戦争で、ミサイルや戦車の映像、人が死ぬ画像をみて戦争に恐怖した。それから30年近くたち、わたしや家族だけでなく、だれも戦争で死んでほしくないと思うようになった。だれも戦争でひとを殺すことがない社会であってほしい。戦争も外交手段ではあるが、最低最悪の最も無能な人が採択する手段だ。わたしたちは選挙で議員を選べる、わたしたちの未来を選挙で選べる。野党と共闘し自分たちの未来をいっしょに選び決めましょう」
市民の思いを受け止めてくれる野党ということで、2人の予定候補の1分間スピーチがあった。
●松尾あきひろ・民進党2区予定候補(2区総支部長)
「市民の声、国民の声を反映した、国民ひとりひとりが豊かになれる社会をつくっていかなければいけない。政治を変えるには野党の力も重要だが、世論の力も非常に大きい。今後も共にがんばっていきたい」と決意を述べた。
●石沢のりゆき・共産党2区予定候補
「都議選で自民党は6割減、歴史的大敗を喫した。背景には強権政治や国政の私物化、異論に耳を貸さない傲慢な一連のふるまいへの失望の反映がある。衆院選で安倍政権・与党に痛打を与えるため共にがんばろう」とアピールした。
3つの区の民進・共産・社民の区議13人が参加し、立憲四党のうち3つの旗がそろい、所要のため欠席だった自由党の台東区議からも「立憲野党の一員としてみなさんの活動をできるかぎり支えていきたい」とのメッセージが寄せられた。
東京2区で、立憲野党4党と市民の共闘体制の「はじめの一歩」を歩み始めたということである。
社民党と民進党の旗のあいだに、小さいが自由党のパネルが見える
とても暑い日で午後2時の気温は32度、まだ真夏の暑さではないが、急に暑くなったので体がまだついていけない。根津神社から計っても1300mの距離に過ぎないが、厳しい気候だった。当初予定ではよみせ通りをもう700mほど北上しようということになっていたが、酷暑のため打ち切った。賢明な判断だった。それなのに根津の駅ではかなり強い風が吹いていた。