6日の土曜日、お連れさんが南イタリアへ旅に出た。自分も南のほうへ行ってみたい。
で、自分も南へ行ってみることにした。辿り着いたのは南は南でも南会津だった。
2ヶ月ぶりの山歩きになるな、足腰がずいぶんとなまってしまったぞ。
そうそう、
前日の夜、山友でんさんから北アのお誘いメールが入っていたことに気付いた。
体力的な不安もあったし、時間も時間夜の10時半を過ぎていたので、断りのメールを打っておいた。
というより、その時間じゃ~もう出発してるだろうな。
さてさて、軟弱登山のあたしはといえば
三ツ岩岳単発ならばたいしたアルバイトでもなさそうだし、窓明山まで足を延ばしてもよしだな。
で、午前3時過ぎに家を出て、登山口に着いたのが6時前。快調そのものだ。
まだ曇り空だが、お天気お姉さんは晴れると言っている。信じることにする。
登山者は他に一人だけ、もっとずっと多いかと思っていたが、ラッキーだ。
6時ちょい過ぎに歩き出し、2時間半ほど歩いた所で南側が少しだけ開けた。
左端は田代山か? で、右端は日光白根だね。
山頂方面にかかっていた雲が取れてきたぞ。
オトギリソウが咲いている。
コケだ
こんな花が咲いている。なんだか巨大なヨツバシオガマのようだぞ。
まだ開いていないがリンドウがやたらと多い。
湿原には一足先に秋が
夏の名残
さっきのと同じ花だ。なんだかケバイな
いっぱい咲いている。
この湿原で1時間ほど撮影。 登山者が一人やって来た。
この先も道沿いにさっきの花がたくさん咲いている。
と、小屋に出た。 湿原からほんのちょいのところだった。
小屋からは湿原で会った登山者と一緒に山頂へ行くことに。
花の終わったキンコウカ
まだ開いていないイワショウブ。 白く開いているのもいっぱい咲いていたぞ。
ここにもオトギリソウが
やたら多いリンドウ
あれが山頂かと思ったが・・・ 違った。 あれに見えるが三つ岩らしい。
あそここそが山頂。
遠くに会津駒が見えてきたぞ。 その向こうに日光白根もだ。
雲がきれいだ
山頂は残念ながら北側の展望はない。
風が爽やかだ。
歩いてみたいな駒ヶ岳まで。
踏み跡を辿って北側へ。 遠く未丈ヶ岳から毛孟山塊が見える。
ピーカンよりもこんな空がいいな。
山頂でしばし休んで窓明山へ向かう。
向こうのピークが窓明山だね。
タテヤマリンドウかな?
登りの時よりも幾分か花が開いている。
窓明山への分岐は避難小屋のそば、水場もあるので600CC補充した。
小屋から下りきった辺りで小さな沢がある。 ここでも水をたっぷり飲み、再び補充した。
窓明山は意外と近い。
ちょいと大き目な湿原に出たが、ここは何も咲いていない。
ここでしばし風に吹かれていると先ほどの登山者が追いついた・・・ はて?
自分よりも先に窓明に向かったのに? 聞けば分岐を通り過ぎてしまったとか。
この先駐車場までともに歩くこととなった。
さて窓明山頂までもうすこしだ。
と、登山道わきにいっぱい咲いているのは・・・ え~と、すずめじゃなくてこごめじゃなくて・・・ とうとう名前を思い出すことができなかったのじゃ。
程なくして山頂へ、と思ったら家向山方面への分岐点だった。
下山はここを下って行けばよいのね。 三ツ岩岳を振り返る。
山頂からは東から南東側の展望のみとなる。 あれに見えるはいったいどこの山なのかさっぱりわかりません。
燃料を少しばかり補給して山頂を後に。
先程の分岐から下って行く。 山頂よりもこっちの方が展望も利き気持ちがええよ。
大きいね三ツ岩岳
程なくして樹林帯へ。 これは美味そうだぞ、 ムラサキアブラシメジモドキだね。
なんだ!このきのこは、なんだか毒々しいね。
途中、真っ白できれいなきのこを見つけた。ドクツルタケだ、お~こわ~だね。
朝の登りではたくさんあったチチタケを下山時にも大いに期待していたが、こっちの登山道には全くない。
こんなことなら登りで採っておけばよかったな。ただただ残念だ
家向山への登り返しで足がつった、がそのまま歩き続けた。
水筒の水はたっぷり、水をいっぱい飲めば痙攣も収まるだろう。
巽沢山を過ぎればあとわずかで車道に出る。
3時を少し過ぎたころだろうか、車道へでた。
けっきょく、チチタケは4本のみの収穫でおわり。朝見たような大きく立派なものは全くなかった。