もう少し天候が安定してから歩こうかとも思っていた越後三山。
今年は珍しくこの時期でも暑くもなく、天候も悪くはない。で、9月20日の土曜日に越後三山を歩くことにした。
新潟県のお天気は土日ともに晴れになっているから、下山が夜になっても問題なさそうだ。
以前からの思いをめぐらせ、八海山稜の薬師岳で日の出を迎えられるよう歩き出すことにした。
大倉口の標高が250m、薬師岳のそれが1650mと標高差は1400mになる。
ここら辺の山はどこをどこから登ろうが、大体がこんなもんだ。簡単に山頂を踏ませてくれる山なんぞは無い。
ちなみに、大倉口から中ノ岳までの標高差は1800mとなり、これに加えて上り下りの舟人状態となる。
麓の駐車場に着いた時には星空だったが、出発の午前2時近くになったら急に曇りだした。
大倉口に限ったことではないと思うが、信仰の山特有の石碑(?)があっちゃこっちゃにおったっていて、気味の良いものではないな。
杉林の中を歩いていると小雨になった。濡れるほどではないが、晴れを確信して雨具は持参していない。
もうすぐ樹林を抜けようかというところで、雨の勢いが強くなってしまった。
仕方ないが、広葉樹の森の中でしばらく雨宿りをした。もう3時半になってしまった。
引き返そうかどうしようか迷ったが、女人堂まで行ってその後のことは考えようと、いくぶん小降りになった雨の中を再び歩き出した。
間もなくガスの立ち込める稜線へ出た。さっきから気温がぐんと下がってきている。明らかに空気が入れ替わった。
間違いなく晴れに向かっているはずだ。女人堂へ着く頃にはガスも消えていた。
薬師岳山頂を5時半前に着くように麓を出たが、途中半時ほど雨宿りをしていたため予定を遅れて山頂に立った。
日本海方面は晴れている。日の出に5分ほど間に合わなかった。が、東の空は相変わらず曇り空、どっちみち日の出は拝めなかったわけだ。
5時50分 魚沼は黄金色だ
小屋に人の気配があったが、表にはだれもいない。

このまま天気が晴れになるか分からない、八海山の最高峰である入道岳まで行って先へ進むか考えることにしよう。
後のことを考えて、迂回路を進むことにする。

迂回路にはこんな花も

八ッ峰の東側に出て稜線に復帰

中ノ岳へと続く尾根が見えてきた。 入道岳から500m下り、中ノ岳まで800mを登り返すことになる。
ロングを歩くには途中の雨宿りが痛かった。基本は休まずに歩き通すことだ。
天候は回復に向かっている。今回は時間は気にせずにのんびりと歩き通そう。 ならば撮影だ。

初めて歩く尾根にいささか興奮してしまう。 ひっきりなしにシャッターを切っていく。

全然、先に進まない。 7時になってしまった。

入道岳を通過して、いよいよオカメノゾキへの下りが始まる。 う~ん 500mかぁ・・・

ここにも こんな花が

前方は五竜岳、 中ノ岳方面の雲がへん レンズ雲みたい

五竜岳から入道岳を振り返って。 光が優しい

五竜岳へ登り返す

ここから見る限りでは、オカメノゾキなんぞたいしたこたねぇ~ぜ と思えてしまう。 が、しかし・・・

振り返り入道岳が大きく美しい。

荒山を目指して下っていく。 荒山手前の小さなピークに人工物が見える。
そのピークからデトノアイソメに向かって踏み跡のようなものが見える。 これが鉱山尾根だろうか?
オカメノゾキからのエスケープ、又はデトノアイソメから直接登ることのできる鉱山尾根を確認しておきたい。

注意して見てみたが、どれが鉱山尾根なのか今ひとつ分からずじまいだった。
荒山を過ぎ、オカメノゾキ辺りまで来ると駒ケ岳がすごく高く見えてしまう。 ここから800mくらい高いことになるのか・・・

前方のコルが最低鞍部かな?

いよいよ最低鞍部から中ノ岳までの800m。 鳴神山が1000m弱だから・・・

まずは遠くのあの丸っこいピークの御月山まで500m。 吾妻山が480mだから・・・ 同じだ。 左奥の稜線は檜廊下。

気持ちのよい岩尾根、転落しないようにね。

オブジェ

美しい稜線、 振り返り八海山は入道岳。

五竜岳から阿寺山 遠くは巻機山だね。

あと300m、 大小山が31・・・ 空しくなってくる。

登山道ではたくさんのマムシが日向ぼっこしている。 証拠の写真もあるけれど・・・ やめときます。

御月山への最後の登り手前で見つけたマツムシソウ。

御月山へ到着 今までとは違って、まるで別天地 向こうの山は駒ヶ岳、 まっすぐ北沢の源流部が美しいね。

紅葉の具合もちょうどいい。

美しい祓川へ50mの下り。

この山上の楽園でしばし写真撮影と休憩。早々に立ち去るのがもったいない・・・ ほんとうはめちゃくちゃ疲れているのじゃ。

350mの登り返しで山頂だ~ もうどこを歩いていてもリンドウばっかし。

やっと見覚えのある道になった。 駒への分岐近しだな

おなじみの場所へ到着した。 やっと、やっと到着したって感じだ。 めちゃくちゃ疲れている。

ここまで来ればあとは楽ちんだ。 駒ケ岳山頂はどうでもいいとして、グシガハナまで3時間もあれば行くはずだ。
グシガハナへ4時過ぎに着けばよし。 その時間なら、ちょうど光も良くなるはずだ。
とりあえずは中ノ岳だけは山頂を拝んでこよう。

山頂で登山者とおしゃべりしたりして20分ほど過ごした。
1時を回ったころ、駒へ向かうため山頂を後にした。

檜廊下

天狗平 中ノ岳からここに来るまでに2度ほど昼寝をした。 歩きながら眠れるくらい眠くなってしまったのじゃ。

天狗平から右、グシガハナ 遠くオカメノゾキ、阿寺山

遠くに見えるは平ヶ岳だね。

天狗平はゆっくりと通過、絵になりやすい。

紅葉とハイマツのコントラストが素敵。

天狗平から諏訪平への200mの登り返しも、素晴らしい眺めに疲労も感じず楽しい登りになった。(強がり8割)
駒ケ岳山頂方面はガスっている。 言い訳が出来た。山頂は割愛してグシガハナへ向かっちゃう。
この時間、グシガハナへはちょうど逆光になっるのだ。 美しい尾根もより美しく撮れるってわけね。

日本庭園と遠く八海山

逆光に紅葉の赤も一段と鮮やかに。

北沢を挟んで中ノ岳から天狗平への美しい尾根

山頂のガスはどこへやら、 おいらもこれくらい足が長ければなっ。

4時半を少し回ったくらいにグシガハナ到着。ここまで光の具合も読みどおり、バッチグぅ~だ。
美しいね駒ケ岳、 グシガハナ山頂から。

谷のずっと下流まで帰らねばならない。

グシガハナからの下り、樹林帯に入る前に最後の一枚を撮った。

午後6時半 十二平到着 グシガハナから1時間半ちょいかかったことになる。
夏草にうもれた林道をヘッドランプ頼りに進むと、 突然残雪が現れた。
標高はたかだか400m デブリがこの時期になっても解けきらずに残っているのだ。
この上に広がる草付きのスラブは、地元の人も入れないゼンマイの群生地がある。
20年以上前になるが、初夏のころにはゼンマイ採りに通っていた場所だ。

午後8時、大倉口に着いた。長い長い林道と車道歩きもやっと終わった。
十二平までは足にマメもなかったのに、長い車道歩きでとうとうマメが出来てしまった。
Nikon D700 AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR、 70-200mmのレンズも担ぎ上げてはいたが、終日出番は無かった。
帰路は仮眠をとりながらの運転となり、結局ねぐらに戻れたのは夜明け前の3時半だった。
今年は珍しくこの時期でも暑くもなく、天候も悪くはない。で、9月20日の土曜日に越後三山を歩くことにした。
新潟県のお天気は土日ともに晴れになっているから、下山が夜になっても問題なさそうだ。
以前からの思いをめぐらせ、八海山稜の薬師岳で日の出を迎えられるよう歩き出すことにした。
大倉口の標高が250m、薬師岳のそれが1650mと標高差は1400mになる。
ここら辺の山はどこをどこから登ろうが、大体がこんなもんだ。簡単に山頂を踏ませてくれる山なんぞは無い。
ちなみに、大倉口から中ノ岳までの標高差は1800mとなり、これに加えて上り下りの舟人状態となる。
麓の駐車場に着いた時には星空だったが、出発の午前2時近くになったら急に曇りだした。
大倉口に限ったことではないと思うが、信仰の山特有の石碑(?)があっちゃこっちゃにおったっていて、気味の良いものではないな。
杉林の中を歩いていると小雨になった。濡れるほどではないが、晴れを確信して雨具は持参していない。
もうすぐ樹林を抜けようかというところで、雨の勢いが強くなってしまった。
仕方ないが、広葉樹の森の中でしばらく雨宿りをした。もう3時半になってしまった。
引き返そうかどうしようか迷ったが、女人堂まで行ってその後のことは考えようと、いくぶん小降りになった雨の中を再び歩き出した。
間もなくガスの立ち込める稜線へ出た。さっきから気温がぐんと下がってきている。明らかに空気が入れ替わった。
間違いなく晴れに向かっているはずだ。女人堂へ着く頃にはガスも消えていた。
薬師岳山頂を5時半前に着くように麓を出たが、途中半時ほど雨宿りをしていたため予定を遅れて山頂に立った。
日本海方面は晴れている。日の出に5分ほど間に合わなかった。が、東の空は相変わらず曇り空、どっちみち日の出は拝めなかったわけだ。
5時50分 魚沼は黄金色だ
小屋に人の気配があったが、表にはだれもいない。

このまま天気が晴れになるか分からない、八海山の最高峰である入道岳まで行って先へ進むか考えることにしよう。
後のことを考えて、迂回路を進むことにする。

迂回路にはこんな花も

八ッ峰の東側に出て稜線に復帰

中ノ岳へと続く尾根が見えてきた。 入道岳から500m下り、中ノ岳まで800mを登り返すことになる。
ロングを歩くには途中の雨宿りが痛かった。基本は休まずに歩き通すことだ。
天候は回復に向かっている。今回は時間は気にせずにのんびりと歩き通そう。 ならば撮影だ。

初めて歩く尾根にいささか興奮してしまう。 ひっきりなしにシャッターを切っていく。

全然、先に進まない。 7時になってしまった。

入道岳を通過して、いよいよオカメノゾキへの下りが始まる。 う~ん 500mかぁ・・・

ここにも こんな花が

前方は五竜岳、 中ノ岳方面の雲がへん レンズ雲みたい

五竜岳から入道岳を振り返って。 光が優しい

五竜岳へ登り返す

ここから見る限りでは、オカメノゾキなんぞたいしたこたねぇ~ぜ と思えてしまう。 が、しかし・・・

振り返り入道岳が大きく美しい。

荒山を目指して下っていく。 荒山手前の小さなピークに人工物が見える。
そのピークからデトノアイソメに向かって踏み跡のようなものが見える。 これが鉱山尾根だろうか?
オカメノゾキからのエスケープ、又はデトノアイソメから直接登ることのできる鉱山尾根を確認しておきたい。

注意して見てみたが、どれが鉱山尾根なのか今ひとつ分からずじまいだった。
荒山を過ぎ、オカメノゾキ辺りまで来ると駒ケ岳がすごく高く見えてしまう。 ここから800mくらい高いことになるのか・・・

前方のコルが最低鞍部かな?

いよいよ最低鞍部から中ノ岳までの800m。 鳴神山が1000m弱だから・・・

まずは遠くのあの丸っこいピークの御月山まで500m。 吾妻山が480mだから・・・ 同じだ。 左奥の稜線は檜廊下。

気持ちのよい岩尾根、転落しないようにね。

オブジェ

美しい稜線、 振り返り八海山は入道岳。

五竜岳から阿寺山 遠くは巻機山だね。

あと300m、 大小山が31・・・ 空しくなってくる。

登山道ではたくさんのマムシが日向ぼっこしている。 証拠の写真もあるけれど・・・ やめときます。

御月山への最後の登り手前で見つけたマツムシソウ。

御月山へ到着 今までとは違って、まるで別天地 向こうの山は駒ヶ岳、 まっすぐ北沢の源流部が美しいね。

紅葉の具合もちょうどいい。

美しい祓川へ50mの下り。

この山上の楽園でしばし写真撮影と休憩。早々に立ち去るのがもったいない・・・ ほんとうはめちゃくちゃ疲れているのじゃ。

350mの登り返しで山頂だ~ もうどこを歩いていてもリンドウばっかし。

やっと見覚えのある道になった。 駒への分岐近しだな

おなじみの場所へ到着した。 やっと、やっと到着したって感じだ。 めちゃくちゃ疲れている。

ここまで来ればあとは楽ちんだ。 駒ケ岳山頂はどうでもいいとして、グシガハナまで3時間もあれば行くはずだ。
グシガハナへ4時過ぎに着けばよし。 その時間なら、ちょうど光も良くなるはずだ。
とりあえずは中ノ岳だけは山頂を拝んでこよう。

山頂で登山者とおしゃべりしたりして20分ほど過ごした。
1時を回ったころ、駒へ向かうため山頂を後にした。

檜廊下

天狗平 中ノ岳からここに来るまでに2度ほど昼寝をした。 歩きながら眠れるくらい眠くなってしまったのじゃ。

天狗平から右、グシガハナ 遠くオカメノゾキ、阿寺山

遠くに見えるは平ヶ岳だね。

天狗平はゆっくりと通過、絵になりやすい。

紅葉とハイマツのコントラストが素敵。

天狗平から諏訪平への200mの登り返しも、素晴らしい眺めに疲労も感じず楽しい登りになった。(強がり8割)
駒ケ岳山頂方面はガスっている。 言い訳が出来た。山頂は割愛してグシガハナへ向かっちゃう。
この時間、グシガハナへはちょうど逆光になっるのだ。 美しい尾根もより美しく撮れるってわけね。

日本庭園と遠く八海山

逆光に紅葉の赤も一段と鮮やかに。

北沢を挟んで中ノ岳から天狗平への美しい尾根

山頂のガスはどこへやら、 おいらもこれくらい足が長ければなっ。

4時半を少し回ったくらいにグシガハナ到着。ここまで光の具合も読みどおり、バッチグぅ~だ。
美しいね駒ケ岳、 グシガハナ山頂から。

谷のずっと下流まで帰らねばならない。

グシガハナからの下り、樹林帯に入る前に最後の一枚を撮った。

午後6時半 十二平到着 グシガハナから1時間半ちょいかかったことになる。
夏草にうもれた林道をヘッドランプ頼りに進むと、 突然残雪が現れた。
標高はたかだか400m デブリがこの時期になっても解けきらずに残っているのだ。
この上に広がる草付きのスラブは、地元の人も入れないゼンマイの群生地がある。
20年以上前になるが、初夏のころにはゼンマイ採りに通っていた場所だ。

午後8時、大倉口に着いた。長い長い林道と車道歩きもやっと終わった。
十二平までは足にマメもなかったのに、長い車道歩きでとうとうマメが出来てしまった。
Nikon D700 AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR、 70-200mmのレンズも担ぎ上げてはいたが、終日出番は無かった。
帰路は仮眠をとりながらの運転となり、結局ねぐらに戻れたのは夜明け前の3時半だった。