本日の感想文；「卒業」東野圭吾

某大学の専用女子アパ－トで４年生が自殺をした。
ところが志望推定時刻ごろにとなりの部屋の３年生と
向かいの部屋の友達でもある４年生が訪れているのだが証言が食い違っていた。
まず恋人がアパートに電話をして来た時
管理人が呼びに行ったらカギがかっていて留守だったと言う
その少し後に３年生が訪れた時はカギが開いていて部屋は真っ暗だったと言う。
そして更に少し後に４年生が訪れた時はカギがかかっていた。
そこで向かいの部屋の４年生とその友達は他殺ではないのかと疑問を持ち
真相を突き止めようとする。
しかし今度はお茶会の雪月花の式で、またもや自殺とも他殺ともとれる死に方で
向かいの部屋の４年生が服毒してしまう。
かなり謎が多いのだが、雪月花の式がどおゆう物か
図解で説明がつくので、作者が「この謎を解けば解決です」と言ってるような物なのだが
さすがにそこまでするだけあって、かなり難解である。
結局二つのトラブルがからまりあって一人の男を殺人鬼にかえてしまったのだが
かなり複雑な謎解きだけど、かならず後から「ああ、あれがそうか」
と納得するヒントがちりばめられているところはいかにも東野圭吾。
結局、親友だと思っていた７人グループが
実はお互いに本当の事は何も知らなかったとゆう話でした。
実際そんなもんだと思うけどね。