チェックアウトは11時とちょっとゆっくり目。
早起きわいちゃんが、二度寝しているそばで
残りの三人は、今回幾度となく話題になっていた「草食男子」について語り合う。
この内容についてはまた後日書かせていただくとして…
遅いチェックアウトだったのと、熱海の見どころは大体見尽くしていたので
「せっかくだから プリクラ撮らない?」と提案してみた。
一同、結構乗ってくれたのだが、熱海にはゲーセンがない(ようである)。
結局 プリクラは撮れなかった。
最初の旅行のときにググっていた「ナギサコーヒー店」の「ナギサカフェ」のテラスが
海が見えて、オサレな感じがしていたので
今回は行ってみよう と言うことになる。
…と言っても 皆が期待しているほどのオサレなカフェではないかもしれないので
言い出しっぺのわたくし、「無理に行かなくても…」とちょっとだけ弱気になっていた。
何度となく歩いてきた熱海銀座。
わいちゃんが 「ここのモカロールが食べたい」と言っていた「フランス菓子モンブラン」というケーキ屋さんに
偶然出会う。
ここも 路地をちょっと入ったところにある、一昔前のケーキ屋さんふう。
朝ご飯をたっぷり頂いた後だったので
お昼代わりにケーキを…と即決、ケーキ屋さんにあるイートインスペースで頂くことになる。
ここのモカロール、かの文豪谷崎潤一郎先生が、執筆中に愛好したという由緒正しいロールケーキ。
最近のロールケーキブームとは 一線を引くものである。
並んでいるケーキも、オーソドックスなスタイル。
モカロールモカロールと騒いでいた割には
いざ選ぶ段になると、あれこれ目移りするのが常。
わいちゃんとけいちゃんは、サバランにクリームを絞った「モンブラン」
エヌ子さんは 初志貫徹で「モカロール」
わたくしは最近気になっている「レモンパイ」(季節限定)を。
自分で選んだものは一個食べたい などと言っていたけれど
結局 皆でちびちび味見をしながら。
これがなぜモンブランなのだろうと思いつつ、
サバランに絞られた白いクリームが 雪山を表現しているらしいとか
モカロールは、実に上品な味だとか
レモンパイが、p的には、かなり甘めのケーキだったのだが、レモンが凝縮していて美味かったとか…
昨今のロールケーキブームやバームクーヘンについて
べらべらおばさんちっくに語るアラフィーたち。
(これで鬼門のナギサカフェは消えたかも?)と思っていたら
「このまま帰るのはもったいないから ナギサカフェとやらに行ってみようではないか?」となる。
海岸沿いをお散歩しながら、ナギサカフェを目指すも、見つからず。
人に聞くとコンビニの上とのこと。
ちょっとイメージ違うかも と思いながらたどりつくと、確かにコンビニの上にテラスらしきもの。
細い階段を恐る恐る昇っていくと、国道を隔てて海の見えるテラス。
うーん どんなものだろう…と
オススメと言うホットケーキとサンドイッチを4人でシェアすることに。
(最後に外したかなぁ…と不安なわたくし)
ちょっと傾きかけた陽ざしの中のホットケーキ。
ふんわりさっぱりした、外れのないお味。
そして、お店によって当たり外れの度合いの大きいサンドイッチ。
見た目は普通なのですが、これ、とくに卵サンドがやたら美味しい!
ゆで卵&マヨネーズではなく、薄焼きオムレツタイプ。
p家では、マヨだめおつうがいるので、卵サンドと言えばこれなのだが、
このオムレツ、塩加減といい厚さといい、サンドイッチによくフィット。
「この卵サンド、妙に美味しい」と、思わず口にしてしまうほど。
最後に美味いもんで締められて、本当によかった(笑)
思えば、観光地とはいえ、温泉リピーターを集客するには
美味いもんがなければ続かないであろうし、
シャッターの降りているお店も多いけれど、ここがまだまだ日本のリゾートとして残っていくといいなと
熱海フリークとしては応援していきたい気持ちになりました。
…と言うあたりで、♪ちゃんちゃん(無理やり締めてみた)
次回はハワイに行こうという壮大な計画も提案されて
とりあえずパスポートを取っておくように、というミッションがくだされたのでありました。
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