鎌倉駅に一度戻り、せっかく来たのだからひと駅でもいいから江ノ電に乗りたいなと方向転換。
お天気が今一つなので、長谷駅まで行って、
極楽寺へ抜けてみようかな。
それなら 距離もないし、長谷でちょっとしたお買い物もできそうだし…。
長谷は大仏がいらっしゃることもあり、かなりの人出。
天の邪鬼pは人のいない方へいない方へと進み、
気が付いたら だぁれもいない極楽寺への切り通しを歩いておりました。
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また雨も降り出して、行き交う人もなく ちょっと不安になったりもする。
地図をだして、道は間違ってないと 何度も確認しながら…。
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切り通しをほぼ抜けたあたりの道端でこんな看板を発見。
アンティークとカフェですと。
通りからお店は全く見えないけれど、ちょっと冒険心が出て階段を上っていくことにします。
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くねくねと、急斜面を昇っていくけれど、らしきものは見当たらず…。
途中 降りてくる郵便屋さんとすれ違う。
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やっと辿り着いた、だれかのおうち、といった感じのお店。
玄関を入るも、人の気配あれども呼べど誰も答えず。
(お腹空いたし、ここらでご飯食べたい)一心で、再度声を出して見る。
でやっと案内されたのが「おじゃまします」と言う感じで昇っていく、誰かのおうちの階段。
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ごくごく普通の民家には、懐かしい電化製品や、木製の机。
(ここ なんていうお店なんだろう)
メニューをみても なにか美味しいんだか(決して安いとは言えないお値段だっだし)
ここまで来て後には引けない(笑)…で バジルのリゾットをオーダー。
待つことかなり…。
と言っても 部屋の雰囲気がとてもよろしくて
大きな窓から 外を眺めたり、飾られているアンティークやドライフラワーを見つめたり、
先客のグループがちょっとやかましくて閉口したけれど、それなりに空間を楽しんでいたので
これくらい時間があっても気にならない。
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こちらは手造りのキャンドルらしい。
BGMもなく 多分 賑やかなお客さんがいなければ、鳥の声くらいしか聞こえないのではないかしら。
で 出てきたのが、鎌倉野菜で作ったという手造りバジルペーストのリゾット。
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一瞬 フラッシュバックしたのが 先日のこれ
しかしながら 期待を裏切る美味しさでした。
かなり濃い味付けだったので、これ以上の量があったら飽きてしまうし、
薄味だったら つまらないかも というあたりで、美味しいリゾットです。
五穀米を使用しているので ぷちぷちした食感も「ご飯」ぽくなくて
(リゾットにはあまりお米感を求めないもので)とても美味しい。
お米感というのは、「煮たご飯」じゃ嫌だということです。
トマトの上のチーズもアクセントが効いていて◎。
もともと お店の人とかお客さんとコミュニケーションを取るようなことは
できないタイプなのですが、
最近、ひとりで初めてのお店に入って、写真を撮っていいですか?と話しかけるようになってから
かなり人見知りが克服できてきたのではないか、と思っています。
この日も、オーナーと思われる方と 少しだけれどお話したりして
ちょっと変わったぞ わ・た・し(笑)などど満足しながら お店を後にしました。
ちなみにその時頂いたショップカードで la maison ancienne(ラ・メゾン・アンシエンヌ) というお店の名前を知り、
アンティークや手作りの食品などを販売していると言うことも知りました。
リゾットやカレーはあえて鎌倉まで来て食べることはないと思うけれど
それでもあえて もう一回来たいかも…と思わせる 居心地のよいお店でした。
知らない場所でも 一歩踏み出すといいことあるかも…。
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