散歩写真をBGP(Back ground Photo)に
日々の徒然、主にたべもの。
わたしの居場所~M's Lunch Boxes



なんどかこちらでもご紹介している神保町古書店街。
ここを舞台にした映画が公開中ということで
せっかくだから現地で観ようでないの、とボードさんと出かけてきました。
本当は 職場の「映画鑑賞部」(部員2名)で「マザーウォーター」を鑑賞する予定だったのが
急きょ変更となりました。

ちょうど神保町祭りの最終日と言うこともあって
街は賑やか。
通りは古書店のワゴンが所狭しと並んでおります。
こちらボードさん 国文学専攻のかなりの読書家。
わたくしのようなミーハーな読書ではなく、古書店が実に似あう。

映画の整理券を取ってから ランチをして映画してお茶して…と
行動計画を立てたものの、結局は古本の人だかりを見るとあっちによりこっちにより。

今回はぜひ cafe HINATAYAへボードさんをお連れしようと思っていたのに
日月祝日休みのため またしても空振り。
もうひとつのお気に入りの キッチンカロリーにてランチをば。



こちらかなり昔からのファン。
と言っても 最近までご無沙汰していて 先日夫と再訪してまたお気に入りに。
ボードさんはオムライス、私はカニクリームコロッケが食べたくて
ジャンボカロリー焼き(スパゲティの上に 焼き肉とハンバーグとクリームコロッケが乗ってるという
自殺行為にも似た逸品)を。

かなりのボリュームですが、本当に美味しい。
とくに このスパゲティにのっかった焼き肉が、ご飯にとっても合うのです。
アニはこの街に2年間通ったのですが ここは知らないと言っていました(もったいない)

最近は 神保町も街起こしじゃないけれど、とても活気があります。
古書の検索のできるコーナーとか、ガイド付きのツアーとか。

裏通りは、わたくしたちくらいのご夫婦が、昔を懐かしむような感じでそぞろ歩き、
かと思うと学生さんたちがわさわさしていたり。
名物喫茶も健在。



そんな路地裏に処分を待つのかこんなものが。



HITACHIのワンドア冷蔵庫です。
幼少のみぎり、我が家にもありました…。
機能はしなくても インテリアとしてお部屋に置いておきたいなぁと ぱちり一枚。

さて 肝心の映画。「森崎書店の日々

ちよだ文学賞受賞作品ということで 神保町ティスト満載の作品。

手痛い失恋をした主人公が、古書店を営む伯父のところで過ごすうち自分を見つけて行くという
よくあるお話。
主役の菊池亜希子さん、モデルさんで映画は初めてということで
やっぱりちょっとお芝居が堅いかな?
なんとなく緊張感がこっちに伝わってきてしまいました。
(確か「プール」でも同じようなことを書いた気がします)
一本の映画としては、主人公の抱える問題がさほど大きなものに感じられず
(いやいや 若いころなら十分感じたのだろうが)
主人公にはあまり感情移入できませんでしたが、
映像はとてもきれいで、知っている場所で撮られているし、地域映画としてはいい映画だったと思います。

伯父の内藤剛志さんははまり役。こういう書店の親父さん、いるいるって。
友人役で、映画のキーワードを語る田中麗奈さんは、
さすがに主人公を食ってしまうオーラがありました。

そのセリフが「価値のあるものを買うのではなく、自分で価値が作れる人間は強い」

まさに今のわたくしが欲しい力。 
この言葉を拾えたことは、今日の大収穫。

これから原作にも取り掛かってみます。
森崎書店の日々 (小学館文庫)
八木沢 里志
小学館


って、また本が増えちゃうよ…。

帰り道は、十条で途中下車。
最近流行りの「十条商店街」にて夕飯の買い物をして帰宅。
こちらもなかなかディープな場所で…。

とりとめのないような。なかなか大人の休日を過ごせたような気がします。





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形に弱いものの一つに、かんきつ類のパターンがあります。

布のプリントとか、ノートなどのステーショナリー、
ちょっとしたオブジェとかに
かんきつ類がモチーフになってると ついつい手が伸びます。

昨日のみかん大福の断面を撮りながら
これは萌えポイント高いなぁ と思っていたら
たまたま買い物中に国産レモンの大袋を発見。
久しぶりにはちみつレモンでも作ろうと、レモンを切り出したら
おっと、これはいい…と



こういう連続パターンも可愛い。



この扇形に分割された模様が
なぜか 心をくすぐるのでございます。

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これなーんだ。

楽天うまいもの大会
たまたまテレビで見かけて うーん ちょっと行ってみたい。
池袋を通過する用事があったので、寸暇を惜しんで行ってみました。
テレビで試食していた清光堂のみかん大福
果物をなんでも大福にすればいいってもんじゃないでしょ?と思いながらも
ちょっと食べてみたい。

行列はしない主義ですが いい具合に列は短い。
テレビで観たあのジューシーな感じ、食べてみたい。
…で
食べてみました。


おつうと試食。
切り口は 評判通りみずみずしいみかんが丸ごと。
薄い皮を傷つけないように剥かれたみかんは とってもジューシー。
みかんは少し酸っぱいけれど、うっすらと包まれた白餡とのバランスは悪くない。

半分食べて なんとなく目を見合わせる。
ん~ まずくないけど 美味しいけど…。
なんだろう この違和感。
で、残り半分を食べる。

同じフルーツ大福でも いちご大福は餡といちごが一体化した感じがあるのですが、
これは別々なものを食べている感じ。

大福は大福 みかんはみかんで食べてもいいんじゃない?と おつう。

確かに。
この違和感は そこから来るのかも。

そして 馴れもあるかも。
いちご大福も 一番最初に食べた時、なにか?な部分があったのかもしれません。
でも 毎年いちごの季節になると作っていたし、
いちごと大福はわたくしたちの中で定番化しているのかもしれない。
この違和感もミスマッチで 新鮮なのかも。

柔軟な思考と柔軟な味覚(笑)
どちらもいまのわたくしに必要かも。

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