広報邂逅記

広報宣伝に携わる私が、世の中の面白いこと、美味しいものや温泉鉄道旅を紹介します。(⌒∇⌒。)三(。⌒∇⌒)。

ブログ110620 三内丸山遺跡

2011-08-12 08:00:08 | 食べ物




こちらは縄文時代の住居。かやの中は意外に涼しい。真ん中に囲炉裏があり衣食住は家族全員でこの一部屋だけだが、夜の営みはどおしていたのだろうか。

こちらは高床式倉庫だが、鉄器がない時代にこれだけの木に穴をあけて木を組み合わせる技術は相当なものだ。この木も腐りや害虫よけに焦がしてある。

貝津。所謂、ゴミ置き場。科学が進歩した現代、これらのゴミを分析することで同時の多くのことが発見された。

六本柱の現物の柱。紀元前のものが現存。この柱が発見されたおかげで野球場は移転を余儀なくさるた。柱の素材は栗の木でレプリカ用の木材は日本では見つからなかったのでロシアから輸入。
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ブログ110620 三内丸山遺跡

2011-08-12 00:12:58 | 食べ物




新青森駅に着いたものの、今回の旅行の目的ははやぶさに乗ることだったので、青森での観光はノーアイデアだった。
そこで、さすがOBK54。駅ナカの観光案内所へ。これが便利。滞在時間を伝えると、回れそうな場所と交通手段を教えてくれ、地図まで無料でくれる。
滞在時間は3時間ほどあるので、温泉くらい行けるかなと思っていたが、意外に3時間という時間は短いらしく何もできないらしい。確かに片道一時間かけて温泉に行ったらカラスの行水だし、交通事情も悪いから戻ってこれる保証もない。
そこで、パスで15分の三内丸山遺跡に行くことにした。青森もかなり観光に力を入れているようで観光用路線バスがあり、バス停には観光員というか添乗員らしき人がいてバスの乗り方や三内丸山遺跡など観光地までのお世話をしてくれた。三内丸山遺跡に着くと、ビックリなのは入場料が無料なことだ!
しかも14時から無料の見学ツアーがあるという。青森の公立の施設らしいが、こんな立派な施設を維持できるのだろうか心配だ。
それにしても暑い。青森ってこんなに暑いのだろうかと聞いたら地元の人もビックリな暑さらしい。ここでも温暖化なのだろうか…
14時になると、いわゆるシルバー人材らしき方が現れ、散策に出発。
この三内丸山遺跡は縄文時代の遺跡らしいのだが、我々が習った野蛮な縄文時代の内容とは違い、とても文化的な生活を送っていたということが証明された貴重な文化遺産らしい。全く知らなかった~
シルバー人材の方の説明はとても聞きやすく分かりやすい説明であった。
規模も大きいらしく、まだまだ発掘の途中らしく、更に貴重な発掘があるかもしれないらしい。青森県が凄いのは、野球場を作る際に発見されたのだが、余りに凄い発見だからと、途中まで出来ていた球場を移転することに決め発掘を続けたというところだ。壊すことしか能のないMビルの社長に、守ることの大切さを教え、青森県民の爪のアカでも飲ませてやりたいものだ。
それにしても縄文時代の文化水準の高さにはビックリである。説明によると球場移転の決定打になった6本柱の発見だが、鉄器もないこの時代にこんなに大きな柱をどうやって建てたのだろうか?しかも柱を組むのに穴が空けられ、そこを通してある。
柱の角度も緻密に計算されており全てが内側に正確に倒れている。柱の原料は栗の木らしいが、虫に喰われないように焦がして加工もされている。
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