多くの人は上野公園の中央の桜並木で花見をしますが、東博から芸大にかけての桜並木が情緒があって綺麗なのだ。
特に重要文化財の池田家上屋敷の黒門の桜は黒門と相まって桜の美しさが際立つ。
電灯のせいなのか、空が紫色に映り幻想的な構図になった。
そして、芸大の桜。
高校生のころは、桜並木も立派だったが、芸大美術館を造った時に壁や歩道を整備した関係で半減してしまったが、それでも、芸大の古い建物と桜が趣のある空間を醸し出している。
そして、桃林堂の角を左にまがり、大黒さまの前を通り、上高の歩道橋を抜ける。並木とまではいえないがちらほら桜が愛でられる、。
清水坂を降りると池之端の鴎外荘に出る。
あまり知られていないが、ホテルの中庭に森鴎外の居所(平屋)がそのまま残っているのである。
鴎外荘には温泉もあるらしいが、残念ながら入ったことがない。
そして、最後の写真が森鴎外の居所の屋内。
この中で宴会が出来るところが素晴らしいU+2665
東京大学に遺されている赤門と対比して黒門と称されている。
この黒門、江戸期には旧因州(現鳥取県の一部)鳥取藩32万石池田家上屋敷の表門だった。
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