きらり。

最後は自分で書いて
おもしろいな、
楽しいな、
うれしいな、
そんな日記にしたいです。

ごあいさつ。

ストレス解消にヘタなお絵かき。描くとなんだかスッキリするんです

終わってからのいい事が見つからない

2017-09-12 | お絵かき


そろそろ時期的に眼科に行かなければならないと思った。点眼薬はまだ1本あるのだが

残っているならば、わざわざ行く必要もないのに、細かいことに気を使う
こういうところに、まだバカになりきれないのだなと思った

何百人、何千人という患者を受け持つ先生が、私ごときの患者ひとりを覚えているわけがない
そう思えばもっと気軽に考えてもよさそうなもの…

次第に心は冷静でいられなくなり、いろんな想いが脳内をかけめぐる。昨日からなんかそわそわしてきた
「明日は眼科に行く日」と勝手に決めてしまっている

普段から耳の聞こえの悪い私は、病院というよりもそのことだけ(会話)に集中してしまう
だから体も勝手に緊張してしまうのである

明日は嫌な日だな、と想いながらも夜は比較的静かに眠れた
愛犬は今日体調が悪く、朝ご飯を食べていない

そして今日、いつもより早くに出かけた。朝からずっと雨である
道はちゃんと覚えたし、途中のわからない建物の位置も確認してきた

「非定型歯痛」の時にずっと探していた病院だった
眼科に行く途中にあったので、ついでに調べてあった

一度も行ったことはないが、もしかしたらお世話になるかもしれない、ずっとそう思っていた
だが、いまだにお世話にならずに済んでいる。実に喜ばしいことだ


方向音痴の私は、最初、コンビニで道を覚えた。それからは病院で覚えるようになった
市内はわかるが、市街はほとんどわからない。電車とバスだと半日以上かかってしまう

また料金もかかるし、治療費と交通費が一緒になると、我が家は破産してしまうのだ
1円でもためておきたい私は常に頭の中で考えていた

時間と料金をどうすればうまくやりくりできるのか、と…
だから電話の長話も苦手である。苦手なことを仕方なくやっている自分にも腹が立つこともあった


嫌なことを済ませるはどうしたらよいのか、単純に早く行って、早く済ませる
だが、ここまで来るにはどうしても一旦脳内を整理しなければならない

想定内の先生の質問と自分の答えを勝手にイメージしている
そんなことを今から考えているのだから疲れるわけである

考えても無駄なのはわかっている。イメージと現実は違うのだから
何度考えても無駄!ということをわかっていながら、またイメージしている


患者は私が3番目だった。呼ばれたらなんと「薬だけでいいんですよね?」
「先生に聞いてみるからちょっと待ってね」「薬だけで大丈夫よ。3分待ってね。薬が出るから」

拍子抜け… こんなこともあるのね

嫌なことにも必ず終わりは来る。そのあとのことを考えよう
そう思って眼鏡屋さんに行こうと思った。が、すぐに帰って来た

雨が降っていて、買い物もあって、ふと自分にとってよいことってなんなのだろう?と思った
それはごく普通の、ごく平凡な、普段の日常生活であると知った

だから嫌なことが終わったら、それはそれで楽しいのである
お金を出して何かを買うことだけがいい事なのではない

実は心の解放感そのものが、自分にとっての終わってからのいい事なのだった
洗濯も料理も掃除もうんざりだけど、いざこのように病院のことを考えると
家事そのものも、そんなに嫌なことばかりではない

だって、それも日常生活の一部だから。おかずが足りなくてもご飯と味噌汁がある
大事なことは、毎日普通に暮らせること。化粧も何もしない。それでも私はわたし

毎日顔の崩れを気にする。それがたとえ「老化」であったとしても、体を動かせるうちはなんとかなる
自分にとってよいこととは、やってて楽しい事。それを今からやろうと思っている
楽しいことは自分で見つける。お金は関係ないですよね

心を開放するだけで人はしあわせになるんだ、と思った
ちょうど雨も上がったようだし





 

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