川村カオリさん。

中学生の頃から、私は歌う人になりたかったのです。
中２の頃、東京の音楽の専門学校に資料請求をして、
そこのスタッフの方とどうすれば東京に行けるだろうと、
相談していた記憶があります。

結局、内気な性格も相まって、
両親の反対を押し切る事も出来ないまま、私は地元の高校に進んだわけですが。

その頃かな。川村カオリさんの存在を知ったのは。
地味で内気な私とは違い、私に無いものを全て持っている気がして、すごく憧れの人だった。
何かがうまくいかなくてもがいてた中学、高校時代。
ファッションも生き方も、ものすごくオープンにやってのける彼女が、
たまらなくかっこ良かった。

そして、ロック魂全開の彼女が我が子を抱く姿は、本当に美しかった。


どうぞ、安らかに眠って下さい。