週末、大学時代からの友人が家族で東京に遊びに来てくれた。ご主人と小学生のお兄ちゃんお姉ちゃんがちび太郎と一緒に遊んでくれたり、一緒に雑貨屋さん巡りしたりする間、友人と久しぶりに話が出来た。
友人は昔の事をよぉく覚えていて、いつも懐かしい話を思い出させてくれるのです。
今回も何かの話の流れで、大学1年の時に入っていたオーケストラ部のサークル合宿での話になり(友人と私はチェロ弾いてました)。合宿で皆でご飯作ってる時に私が友人に、
「私さ、おにぎり作れないんだよね」と衝撃の一言を放ったようなのです。
友人は「19、20歳にもなっておにぎり作れんのんかい!」と衝撃を受け(ちなみに彼女はとても料理上手で一人暮らし時代、それはそれはお世話になったものです、はい)、さらにその場をうまくやり過ごせばいいものを、正直にカミングアウトした私にさらに衝撃を受け、その後私に握り方を教えてくれたそうなのです。
それ聞いた時の私の衝撃ったら。笑。
覚えてなかった事にまず驚き、冷静に考えてそれ位の年齢になっても握れなかった事実に驚き、たぶん、料理出来ないんです〜料理なんかしませんよ〜的なとこに、ほんの少しかっこよさを感じていたんじゃないか、って事が恥ずかしく、ただただ笑ってしまいました。
本当に私、料理出来なかったんだなぁ。笑
そう思うと、今の自分はめちゃくちゃ進歩したんだなぁと。今ももちろんそんなに得意ではないし、何より要領が悪くて夕飯の準備にやたら時間がかかって、その挙げ句あんまり美味しくなかったりして凹む、なんて事しょっちゅうなのですが、それでもちゃんと進歩はしてるんだな(しかも、ここ数年でですね)、と思うととても自信が出てきて。
はい、とても単純な私でございます。笑
ちび太郎が離乳食を卒業したあたりから、外出する時おにぎりを持ち歩く事が当たり前になった今。この日ももちろん持参していて「ほおら、こんなに上手になったよ〜」と見せながら、二人で大笑いしたのでした。おにぎり作るのより何倍も難しい子育てやってるんだもの、すごい事だよね、と時の流れを慈しんでみたり。
ま、私は私で、これからもゆっくり成長出来ればそれで良しとするかな。
〜今日のムスコレ〜
貨車に橋脚。貨車に踏切。