数年前、友人を通して倉敷市立児島小学校の原田先生からご連絡頂きまして。学校で行われる音楽朝会で「あのね〜青色の傘〜」を歌わせてほしいとのことでした。なんて嬉しい！こっちからお願いしたい位のお話で。当日の模様を撮って後日送って下さり、一生懸命歌う姿に感動したのを思い出します。
そしてなんと。またまたご連絡頂き、なんとまた歌って頂けるとのこと。しかも今回は！なんと！１年生！！！！今回も映像を送って下さいました。子供達一人一人が書いてくれた素敵なお手紙と一緒に。
観るまでは、この曲は１年生には難しいんじゃないかな、なんて少し思ってました。この曲は、子供達がわかるようにわかりやすい言葉で書いたつもりではあるけれど、でも１年生には、、、
なんて心配も必要なく、いざ映像を観ると、とっても元気にフルコーラス歌ってくれていました。
しかも！
歌詞も覚えて！
しかも！
可愛い振付けで！
体を揺らしながら、手を繋ぎながら、大きな大きな声で歌ってくれていました。
いやもぅたまりませんね。自分が書いた曲を子供達が大きな声で歌ってくれることは私の大きな夢でした。子供達がまた私の夢を叶えてくれました。
そしてお手紙。力強い鉛筆の文字。そこには、好きな歌詞の部分を教えてくれていたりするのですが、他にも驚かされる感想たちが沢山。私宛てに書いてくれたお手紙、人に見せてはいけないのだけれど、とても素敵だったのでここで少しご紹介させてもらいます。
この曲を聞いて泣きそうになりました。
こころが落ち着きます。
６年生になってもこの曲を覚えておきます。
うたの中であのねが一番大好きです。
かなしい時もこの歌をおもいだしたらゆうきがでてがんばれます。
なみだをだすくらいいいうたです。ほかのうたかんがえてください。
うたがとってもきれいです。ぼくたちもすごくきれいです。
ぼくはごめんね、ありがとうというのがにがてです。でもこのうたをきいてことばのたいせつさがわかりきちんとつたえないといけないとおもいました。
おともだちのことばにきずついたことがあります。だからわたしもあいてのことをかんがえてことばをつかおうと思います。
ビックリです。１年生で、こんなに色んな事を思ってくれたのかと。まだ６歳の子供達、でも私が思っている以上に子供達のこころの世界は広く深いものでした。この曲を聞いてこういうことを感じて欲しい、そんなの作り手のエゴでしかなくて、そんなのあえて言葉で伝えなくても、子供達はちゃんと自分で聞いて、自分のこころのフィルターを通して感じてくれてるんだなぁと思いました。
すごい、すごいことだ。
本当にありがとう。私もゆうきをもらいました。
前回歌ってくれた皆さんはもうすぐ小学校卒業です。ドキドキしているのかなぁ。次は中学生だものね。大きくなってくれてありがとう。映像でしかお会いしていないのに、なんだかとても保護者な気分。何だろう、この感覚は。おめでとう、本当に。
素晴らしい機会を下さった原田歩先生と児島小学校の皆さん、そしてキッカケをくれたコヤノさん、ありがとうございました。
追伸：お手紙の中に「本は好きですか？」という質問が。子供のときはあまり好きではありませんでしたが、今はとても好きです。景色を自分で想像出来るところが楽しいです。
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