先日初オペラへ。私がmuguet(ミュゲ)というユニットで一緒に活動しているオペラ歌手、木村はる奈さんの公演を観てきました。去年、出演決定したと話してくれた時の嬉しそうな表情を思い出しながら、とにもかくにも体調崩すことなく、本番迎えられて良かったとつくづく。
普段一緒に歌う曲は、童謡や唱歌、さらにはポップスを歌ってもらう機会が多いので、ちゃんとオペラを聞くのは初めて。素晴らしい声量、表現。この世界に生きてきたんだね、はるさんは。
内容知っておいた方が楽しめるよと聞いたので、事前にチェック。
演目はランメルモールのルチア。
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内容が悲しすぎる。。。そう昔のお話ってこういう悲劇あるよね、そうそう。
にしても、悲しすぎて、もちろんはるさんの歌は聞いていましたが、ストーリーに感情移入しすぎて、とても苦しかった。笑。第2幕の最後の歌い上げがもうルチアの悲鳴そのもので、悲しくて悲しくて。
悲しみにさらなる悲しみを浴び続けたルチア。第3幕、赤く染まった白いドレスで登場し、狂乱の場を歌いあげたはるさん。この曲、フルートと声でハモるんです。いやぁ凄かったな。
興味深かったのはもう一つ。メインの数人の皆様で、それぞれの歌詞のそれぞれの歌を同時に歌う場面が何カ所かあって。それって、私にはとても新鮮でした。だって言葉聞き取れないじゃないですか(ま、もともと日本語じゃないからわからないんだけど)。音楽も色々あるんですね。面白いな。
終演後は早々に帰宅。はるさんと写真も撮れずでしたが、翌日、YouTubeで狂乱の場のシーンを幾つか観てみたり。確実に、オペラに興味津々です。