今日はクラシックのコンサートに行ってきました。自分自身、学生時代にはオーケストラ部でチェロを弾いていたり、それこそ大学生の時にクラシックのコンサートなんかをビデオで撮るアルバイトなんてやってましたが、ちゃんとチケット買って、客席で聞くのなんて、実は初めてだったりします。
先月Septemberのライブでご一緒させて頂いたアコーディオンのユンさん。ユンさんと音楽の事色々話していて、ああ、知らない音楽って沢山あるなあと思い、これは勉強のために色んな音楽聞いてみようと思ったのがキッカケ。特にクラシックは以前から聞きに行ってみたいと思っていたので、まずはこれでしょう!ということで今日に至りました。とはいえ、全く詳しくない私。音がいいのはサントリーホールだという情報のもと、スケジュールを見ながら調べまして。でも、指揮者も楽団も大して知らないので、演目チェック。好きなブラームスや武満徹氏の曲をやるとのことだったので決まり!
というわけで東京都交響楽団プロムナードコンサート。
いやあ、素敵でしたねえ。始まる前のロビーの優雅な雰囲気からして素敵でした。笑。生で聞く感動はやっぱり凄いです。自分は普段爆音でヘッドフォンで音楽を聞く機会が多いんだけど、ホールってのは響きが重要なわけで、耳だけじゃなく体全体で聞いてる感じ。人数にもよるけど決して大きな音量じゃないんですよね。で、小さな繊細な音も残響も気持ちよくふわっと入ってくる感じ。今日はマイクが立ってたので録音してたぶんCDになるんだと思うけど、やっぱりそれより格段に生の音の方がいいんだろうなあってしみじみ思いました。
曲もいい曲ばかりだったなあ。武満徹氏は色んな事を想像させてくれる音楽。メロディらしいメロディもなく、でも聴き手にイメージを湧かせる余白を残してくれているような気がして、私とっても好き。安部公房の「砂の女」っていう大好きな映画の音楽も担当されてます。
ブラームスは交響曲第3番。交響曲第4番は確か高校生の時に部活で弾きました。とにかく印象的な切ないメロディが素敵でした。
といっても、クラシックは全然知らない超初心者。なので、これから色んなもの聞いてみたいなあって思いました。敷居が高い印象があるクラシック。でも、単純にいい音楽はいい。それを再確認した一日でした。
帰り道、外はすっごく寒かったんですが店内は暖かいのでついこれを。
この後、若干お腹が冷えて痛くなったのは言うまでもありません。苦笑。
でも美味しかったなあ。